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編集王子

静岡風(?)チャーハン

静岡風(?)チャーハン_c0135618_23173868.jpg 久しぶりに下北沢の静岡おでんの店、「しずおか屋」に行って来たのですが、そこに新メニュー(?)として「他店とは違う!」というコピーとともに紹介されていたのが「静岡風チャーハン」でした。
 「他店とは違うって! これは食べないといけません!」と言う連れの熱いコールに負けてオーダーしてみたのですが、これがとてもおいしかったのでした。
 桜海老で味を出したさっぱり味のチャーハンで、ほのかな甘み、コクが、なるほど「他店とは違う」と言わしめるだけのことはあります。あっ、これは店が自己申告で言ってるだけの言葉か。

 あっ、他店とは違う、だったかな。他では食べられない、だったかな。
 どうも記憶が定かではないのですが(笑)。

 で、味の記憶がしっかりしているうちに、今夜、桜海老を入れたチャーハンを作ってみようと思い立った私。
 確か桜海老は乾燥したものだったなあとか、卵と万能ネギが入っていたなあとか、思い出しながら作ってみたのですが、あっ、ゴマも入ってたな、でもゴマがない! 代わりにちくわを入れちゃえ(なぜ?)、なんてやっているうちに、なんだか全然違う代物チャーハンが出来上がってしまいました(写真)。
 味もなんだかぼーっとして、普通のチャーハンでした。あの独特の甘みはどうやって出しているんだろう、まさか砂糖じゃないよな、なんて思っているのですが。

 作り終えてから、確か「他店とは違う」チャーハンは、桜海老を細かく砕いて入れていたことに気がつきました。それが甘みのコツなのかなあ。全然分かりません。
 しかし今度、もう一度挑戦してみます。自信が出たら、ごちそうします!
 (まずい、なんて言ったらどうなるかは、わかっているよね。笑)
# by yochy-1962 | 2008-06-11 23:42 | グルメ | Trackback | Comments(8)

ミニにこけん in 西武新宿「加賀屋」

ミニにこけん in 西武新宿「加賀屋」_c0135618_17331540.jpg 「ホッピーってオレ、飲んだことありません」と言うO君を、こりゃ調教せねば(笑)とやって来たのが「にこけん」御用達の店「加賀屋」。今回は西武新宿駅前店、あの「世界の山ちゃん」のすぐ近くにある、穴場中の穴場店、です。
 いいですねえ、年季の入った赤提灯。これだけで「うん、絶対いい店に違いない」と思わせてくれる、魔法のアイテムです。

ミニにこけん in 西武新宿「加賀屋」_c0135618_17481930.jpg 店内は、想像していた通り、大衆感がぷんぷんと匂う雰囲気で、客の平均年齢は50代といった感じ(うわーい、オレたち若手、だね)。ひとりでしみじみと飲むお客や、さっと飲んでさっと引き上げる客など、それぞれが思い思いにお酒タイムを楽しんでいる、といった感じです。
 他の客の迷惑も顧みず、大騒ぎしながら乱れる学生の姿など、全然見当たらないのがナイス、ですね。
 ホッピー初体験のO君でしたが、とりあえず「うまい!」と言ってくれてひと安心です。

ミニにこけん in 西武新宿「加賀屋」_c0135618_18115388.jpg この店の煮込み鍋は450円。加賀屋独特の土鍋に入った、ご自慢メニューです。
 味も神楽坂店、早稲田店とほとんど変わらない、薄過ぎず濃過ぎずの、優等生的な一品でしたが、豆腐がよく煮込まれていて、より味が染み込んでいる感じがグー、でした。

ミニにこけん in 西武新宿「加賀屋」_c0135618_18163598.jpgミニにこけん in 西武新宿「加賀屋」_c0135618_18164472.jpgミニにこけん in 西武新宿「加賀屋」_c0135618_18165861.jpg
ミニにこけん in 西武新宿「加賀屋」_c0135618_18171238.jpgミニにこけん in 西武新宿「加賀屋」_c0135618_18172486.jpgミニにこけん in 西武新宿「加賀屋」_c0135618_1817417.jpg

 せっかくだから、加賀屋他店にはない(と思われる)メニューをセレクトしてみたのですが、どれもおいしくいただけました。ただ、「ぼんじり」はちょっと迫力不足。さすがに神楽坂「てけてけ」にはかないませんね、残念。しかし「カシラ」は大きくてやわらかく、こちらはとってもグー、でした。
 それとそれと、ごぼうの唐揚げは、まるで鉛筆のような太いごぼうが、男っぽくドシン、といった感じで並べられ、しかし意外と柔らかく、味もそれほど濃くなく、おつまみに最適の一品でした。これはおすすめ。ヘルシーですし、試す価値は十分ございます。

 ちょうど店内のテレビは、バレーボール五輪予選真っ最中で、最後のスパイクが決まった瞬間、みなさん一斉に拍手喝采。
 いいですねえ、この一体感。知らない客同士が、一瞬の間だけでも友達になったようなグルーヴ感も、大衆酒場の魅力だったりします。

加賀屋 西武新宿駅前店
東京都新宿区歌舞伎町2-45-7 石井ビル2F
TEL 03-5272-4194
# by yochy-1962 | 2008-06-08 18:38 | にこけん(煮込み研究会) | Trackback | Comments(8)

「かっちょいい」の盲点 

「かっちょいい」の盲点 _c0135618_041318.jpg 先日、信号待ちをしていたら、目の前を「かっちょいー」、あれはハーレーって言うんですか、オレよく知らないんだけど、とにかくブホンブホンと派手な音を立てながら、目の前を1台のバイクが止まったのでした。
 ハーレーといってもいろいろな種類があると思うのですが、そのバイクはやたらと車高、っていうのかな、サドルっていうのかな(まったくそのあたり、興味がないんでチンプンカンプンなのです)、とにかくその位置が低く、その代わりハンドル部分がビヨーンと伸びていて、怒り狂ったオヤジの眉毛を絵にしたらこんな感じになるだろう、って感じのハンドルだったのです(わかってもらえているかなあ)。
 なんだか運転しにくそう……なんて思いましたが、きっとハーレー界では、これがかっちょいいということになっているのでしょう。異論を挟むつもりは毛頭ございません。

 ここで歩行者側の信号が青になったので、私は横断歩道を渡ったのですが、どうもハーレーに乗っている兄ちゃん、道を間違えたのか、エンジンを止め、足で蹴りながらハーレーを移動させ、Uターンしようとしているのです。
 その姿があまりにも滑稽で、つい私はプッと吹き出しそうになってしまったのでした。
 足をばたつかせながら、手はその高いところにあるハンドルをしっかり握りしめている図は、まるで囚われた宇宙人のようであり、必死にもがきながらUターンしようといている図は、殺虫剤を浴びて瀕死の状態になりながら、それでも逃げようとするゴキブリのようにも見えるのです。
 あとで、「あー、オレってとことん意地悪だなあ」なんて、ちょっと反省してしまいましたがね。でも、いまこうしてブログで書いているところを見ると、やっぱりオレ、意地悪なんだなあ、とことん(苦笑)。

 とてもかっこよく振る舞っているのに、たったひとつのことで一気に形勢逆転、かっこ悪〜いに変換されてしまうことって、よくあります。
 そう、かっこいい×かっこいい×かっこいい、と、かっこいいをいくつも掛け合わせても、ただひとつ「かっこ悪い」の「マイナス」を掛け合わせただけで、たちまち答えはマイナスの「かっこ悪い」になってしまう、みたいな。
 正統派の美人女優、二枚目男優がいなくなってしまったのも、マスコミがこぞって、その俳優のかっこ悪い部分を暴き、書き立ててしまうからであって、だったら最初からかっこ悪い部分を見せちゃったほうがいいや、ってことで自らベールをはがしてしまったことが原因だと思います。
 まあ、もうひとつ「かっこ悪い」を掛け合わせれば、また答えは「かっこいい」に戻るのですがね。どんなことにも動じない精神力が必要だってことですね、大成する芸能人に必要なものは。
 ……なぜかここで、松田聖子の顔を思い出してしまった私。

 まあ私も、就職活動をするためにスーツを新調し、イケてるじゃんオレ、うん、イケてるイケてるなんて思いながら電車に乗ったとたん、全然知らないおばちゃんから、背広の割れ目のところに仮縫いしてあった糸を、「この糸は抜かなくちゃダメよ」と、ニコニコしながら取ってもらったことがあり、出端をくじかれた経験がございました。
 そのスーツ、まだ捨てないでとってあるのですが、最近すっかり小顔に変身して、もしや、いまだったら着れるのではないかと取り出してみたのですが……それはまるで子ども用のスーツでした(悲)。ウエストはおろか、肩幅も、全然およびでないシロモノだったのでした。くすん。
 まあ、当時は53キロしかなかったからなあ、オレ。
 いまは「目標は63キロ」なんて言っているのだから。嗚呼。

(写真は、世田谷線沿いをウォーキングしていたときに撮った花なのですが、はて、この花の名前はなんでしょう?)
 
# by yochy-1962 | 2008-06-06 01:32 | ひとりごと | Trackback | Comments(8)

Thank you !!!

by yochy-1962
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