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編集王子

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カテゴリ:酒( 90 )

「井の頭通りの拡張完成と京王線の高架完成は、オレらが生きてるうちには見られないだろうね」
よく友人と笑いながら話すのですが、この近くで生まれ50年以上、という方から伺った話によると、
「井の頭通り沿いなんて、オレが子どもの頃から立ち退きやってたからね。それでもまだ終わってないんだから、完成はまだまだだろうね」
ということですから、生きてるうち云々、というのもあながち冗談ではないのかもしれません。

それでも京王線沿線に住み始めて約7年、電車の中から見える線路に沿った家々が、少しずつ少しずつ立ち退いているのは事実です。
昭和のファンシー好きな方がオーナーだったのでは、と思わせるデザインのアパートや、そこそこ有名な選手を輩出したらしい、古いボクシングジムなどもいつのまにか姿を消し、そうと知っていたら写真でも撮っておけばよかったなと思うばかりです。


で、本題は上北沢の線路沿いにある立ち呑み屋「いさご」です。
ある日八幡山にある行きつけの立ち呑み屋で、この店がもうすぐ閉店になると聞いたのでした。
周りの建物が立ち退きでどんどんなくなって、ここだけがぽつんと残っている状態でしたからね、んー、いよいよここも、なのでしょうね。
一度行ってみたいと思いつつ、ビルの2階にあるため外から店の様子が分からないだけに、ちょっと敷居が高く、なかなか伺えなかったお店でしたが、今行くしかないと、ここは思い切って入店です。

入ってみましたら、別に牢名主みたいな常連が幅を利かせているわけでもない、ごくごく普通の立ち呑み屋さんのようでホッとしました。

この店はキャッシュオンデリバリー形式をとっていて、おかみさんひとりで店を切り盛りしています。
ホッピーの瓶やビールジョッキは自分で冷蔵ケースから取り出す方式。最初はちょっと戸惑いますが、おかみさんが優しく教えてくださいます。

食べ物のメニューは、さすが「せんべろnet」でも紹介されていただけに、高くても一品300円程度と嬉しい限り。
しぞーかおでんなんてメニューもあったので、おかみさんにちょろっと聞いてみたところ、どうも、今は店に出ていない旦那さんが静岡のご出身だそうで、「こないだのゴールデンウイークにも墓参りで静岡に帰っていたのよ」と、静岡出身の私と話が弾みました。

しぞーかおでんには定番の黒はんぺんは切らしていましたが(まあ、なかなか東京では入手できないのでしょう)、お味は正しいしぞーかの味。
その他のメニューも、一品一品手作り感満載の、チェーン店では味わえないおつまみがグー、でした。

この日は、閉店間近というのに、平日ということもあって落ち着いた雰囲気。牢名主客(笑)もおらず、しみじみと楽しく一人呑みを堪能することができました。

「他のところでまた再開しないんですか?」とおかみさんに聞いてみたところ、
「んー、探しているんだけどね」とのこと。
個人的には、せっかくこんないいお店を知ることができたのだから、またご愛顧させていただきたいと思うばかりですがね、まあこれはいろいろな事情もあることでしょうし、とりあえず、閉店の日まで、可能な限り伺おうと思った次第です。

ところで、井の頭通りは拡張したい、というのは分かるのですが、京王線は沿線の土地を買収して、最終的にはどういう状態にしたいのでしょうかね。
複々線にしたいのだったら、そんなに沿線の土地を買収する必要があるのか、という疑問がありますし、ただ沿線の道路を拡張したいのかもしれませんが、それはどういう理由で? なんて思ってしまいますが。

まあいいか。どうせ生きているうちには完成図は見られないでしょうし(笑)。

by yochy-1962 | 2019-05-12 17:10 | | Trackback | Comments(2)
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平成最後の「煮込みマラソン」略して「にこまら」はここ、恵比寿からスタートです。

前半のゴールデンウィークは天気がイマイチでしたが、この日だけは一日いい天気。絶好のにこまら日和となりました。
って、「よし、いい天気だ。にこまらしよう」などと思う方など、我々以外にいるはずはありませんがね(^^)。

まず、最近テレビなどで話題の恵比寿横丁を覗いてみることに。
時間は午後1時、もちろん店は営業していませんし、していたとしても、まだ始まったばかりの道中、ここで呑んだくれるわけにはいきませんから、場所の確認程度です。
昨今、立ち呑み屋や大衆酒場が若い人にもブームらしく、この手の呑み屋街、増えましたね。それもこんなお洒落な街で、あえての昭和感満載の佇まいです。
しかし、雰囲気だけではすぐに客に飽きられていまいます。美味しくて、リーズナブル、そして接客がよくなくては長持ちしないでしょうがね。
その辺りを確認しに、今度ゆっくり行ってみたいと思います。

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狩人の歌で有名な(山川豊の方が有名だぞ、という声も)アメリカ橋を眺めながら、恵比寿ガーデンプレイス内にあるエビスビール博物館を覗いてみることに。昔はここにビール工場があったのですね。
ビールが作られるまでの行程や、日本人とビールの歴史が詳しく解説されていて、特に明治、大正、昭和の初めの頃の貴重な写真が満載。とても楽しめました。
ホントはここで「利きビール」などしたかったのですがね、とても混んでいたため、そして麻布から合流する友人に配慮して、断念。
あっ、ちゃんと予約して、お金を払って見学、というコースもあって、それにはちゃんとビールの試飲がついているようですよ。

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この辺りに実家があったという同行の友人の、当時のいろいろな情報、住んでいた同級生の紆余曲折のドラマ(とてもここでは披露できないようなエグいネタまで)を聞きながら、広尾を通過して麻布十番に到着。
赤い靴はいていた女の子、「きみちゃん」という名前なんですね。知っていましたか?

本当は「あべちゃん」という煮込み、もつ焼きの名店にみんなを連れて行きたかったのですが、なんとあべちゃん、建物改築中のためお店は跡形もなく、仮店舗も日曜日のため定休日。万事休すです。

結構この「にこまらツアー」、こういうことがありがちなんですよね。
まあ、休日しか開催できませんから、ある程度は仕方がないのですけれども。

ということで、あべちゃんの隣にあった、ちょい呑みできる練り物屋さんで最初の乾杯です。
美味しいおでん、キリンラガービール、そして牛スジの土手煮を堪能。
値段は決して安くはなかったけど、感じの良い接客で満足満足です。
議題は「ちくわぶ」は本当にこの世の中に必要なアイテムであるのか、でした(ウソ)。

ああ、お馬さんのお尻は、歩いている途中で見つけたちょっとトホホなオブジェ(^^)。

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再びウォーキングです。
この辺りは大使館が多いからなのか、近々訪れる改元のお祝いに備えているのか、やたら警官の姿があり、別に悪いことはしていないはずなのですが(やましいことがあるメンツはいたかも?)、ちょっとした緊張感が走ります。

東京タワーは股の間から見上げたのみ。
なんだかイベントをやっていて、とても混雑しておりました。

その後は愛宕山の階段登山。
出世階段という急勾配の男坂を、ぎゃー怖い怖いと言いながら上り、帰りはゆったりと女坂です。
やはり、女の方が人生楽だと思う我々なのでした(^^)。

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新橋に到着。
サラリーマン中心の呑み屋街ということで、やはりゴールデンウィーク中は休みが多いのが残念でした。
本当は新橋駅前のビルにある立ち呑み屋を目標にしていたのですがね、ビルごとお休み。
まあ、休みの日にわざわざ新橋に行こうなんてのも、我々ぐらいかもしれませんがね。

しかし駅前の、大衆酒場がひしめく一角は、早い時間からお客さんで大賑わいでした。呑ん平は連休中でも決して絶滅はしないのです(^^)。
やっとの思いで入ったお店は、約1名の従業員がちょっとの混雑でパニックになってしまい、接客以前、なんだか居心地が悪くてすぐに退散。ニュー新橋ビルの中にあるお店で再び乾杯。ここはとてもくつろげるいいお店でした。

ああ、両方の店で煮込みはオーダーしましたが、こちらもニュー新橋のお店に軍配が上がりました。
両方共基本的なしょうゆ味のもつ煮込みでしたがね、肉の下茹でこぼし一回分の差、というところかな。

そしてニュー新橋ビル内には「焼きそばは飲み物」なんて暖簾がありまして、「そんなことないやろう、……ん、ホンマや」(変な関西弁で失敬)を体感したくて、つい入店。
これが太麺の、なかなかボリュームのある焼きそばで、選べるいろいろなトッピングも楽しく、締めというより、充分一回分の食事となるものでした。美味しかったです。

で、やっぱり焼きそばは飲み物だったかって?

んー、それは……。
コメントは控えます(^^)。

ということで、平成最後のにこまらも無事終了。
今度は令和の秋、ですね。
楽しみに待ちたいと思います。

by yochy-1962 | 2019-05-03 21:00 | | Trackback | Comments(0)

BGM

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私のような「お一人様のプロ」ともなると、店で流れるBGMも、その店がイケてるかどうかの判断材料としておるのです。

……って、友人たちと行く居酒屋では話に夢中で、その店で流れる音楽なんか聞いてなんかいませんから(みなさん同じだと思います)、これは一人飲みにおける重要事項なのかもしれませんが、お一人様客を大切にしているかしていないかは、その辺りでもよく分かる、ってことなのだと思います。

ひとりで酒を飲むときは、まあその店が馴染みの店で、マスターとの会話を楽しむとか、そこに行けばもれなく知り合いがいて楽しく会話ができるとかシチュエーションはありますが、私の場合は、例外を除いては、一人飲みのときはとことん一人の時間を楽しみたいと思うタイプです。

誰とも会話をしませんから、どうしても周りの音は耳に入ってきます。
ときどき、思わず耳がダンボになってしまうくらい振るっちゃってる会話をしている隣席の方などがいて、私は実況中継のごとくその様子をツイートしたり、芥川賞を獲得するためのネタにさせていただいたり(笑)していますが、まあ、だいたい大衆酒場でのリーマン軍団など揃いも揃って馬鹿ばかりですから(失敬)、そういうときはイヤホンを取り出し、YouTubeで昔のダウンタウンとかサンドイッチマンとか、それこそ昭和歌謡の映像を観れば、1人だけの至福の時は確保できる、というものなのです。

しかしそんなときでも、BGMが昭和歌謡、なんてお店の場合は話は別。隣がどんなに馬鹿な客だとしても、流れる曲、一曲一曲をしっかりと味わい、いろいろな想いに身をまかせるのであります。

大衆酒場でのBGMは昭和歌謡が一番です。
こういうお店で一人飲みを楽しむ客の平均年齢は、まあ確実に40代以上でしょう。そういう層をもてなすには、昨今の音楽でも、洋楽でも、ジャズでもありません。
安くて、そこそこ美味しい店が二軒あったとして、片方はBGMが昭和歌謡、もう一軒は最近の洋楽だったなら、もれなく昭和歌謡の方に行くでしょう。

どうでもいいことと思うかもしれませんが、一人飲みの客を大切にしようか、それともどうでもいいと思うか、その差は、こうしたところにあると思うのです。
とある居酒屋はいつも決まって小洒落たジャズを流し(面白くないんじゃい)、またとある安手の酒場チェーンは、スカパラダイス風の音楽をひたすら流しているのですが(つまらないんじゃい)、私から言わせれば、お一人様には来て欲しくない、という宣言のようにも受け取れます。

って、みんながみんな、お前のような昭和歌謡好きではないんじゃい、という物言いがあるかもしれません。

しかしそれは、昭和という時代に生まれていなかった、あるいは分別のある生活をしていなかった、まだまだケツの青いヤツの言い分であって(ケツの青い方、スミマセン)、当時は、好きとか嫌いとか関係なく、昭和歌謡というものは、日常生活の中にどっぷりと踏ん反り返り(比喩は悪いのですが)、もれなく人々の思い出の、それこそBGMとして存在しているのです。

好きとか嫌いとか関係なく、誰もがピンクレディーの「UFO」を踊れるように。

誰かが「ちょっと待って」などと言おうものなら、すかさず「プレイバック、プレイバック」と言ってしまうように。

松田聖子には涙腺がない、ということは周知の事実のように(笑)。

好きとか嫌いとかではないのです。
ご飯と味噌汁、のように、ごく当たり前に我々のDNAに染み付いているのが、昭和歌謡なのです。

……で、何が言いたかったのかすっかり忘れてしまいましたが、そういうもてなしを大切にしてくれるお店こそ、イケてる大衆酒場としてご愛顧させて頂こうと思っている、令和前夜のワタクシ、でございました。




by yochy-1962 | 2019-04-18 21:10 | | Trackback | Comments(2)
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「そろそろ新規開拓の季節じゃね?」
いつもの飲み仲間と、そんなテーマで向かった先は、新宿厚生年金会館跡地にできた高層マンションの横に、ポツンと、タイムマシンでやってきたのか!と思わせるほどの場違いな昭和感ムンムンの(そうでもないか)大衆居酒屋、「のぶ太郎」さんです。

ネーミングも「ど昭和」って感じで、これは思いっきりくつろげそうなのであります(^^)。

週末だというのに、店内はお一人様中心で、会社帰りのリーマン軍団の姿はありません。
オフィス街というよりは、この辺りは住宅街に近いのでしょうか。まあともかく、ジモティに愛されているというのは、イケてる居酒屋の証です。期待が膨らみます。

メニューを見ると、どうもこの店は海の幸がご自慢のようで、ご覧の刺身盛りがなんと800円ほど!
「残った魚の天ぷら」(もちろん、謙遜したネーミングだと思いますよ)はブリを使った、なかなか侮れないお味。抹茶塩だけで食え、というのも自信の表れとお見受けします。

ただ惜しむらくは、アルコール類がほとんど500円で、いまいち高かったということかな。
我々飲兵衛は、飲み出すとすっかり馬鹿になってエンドレスになりますから、最終的に結構いいお値段になってしまったのでした。これが反省。

「令和サワー」なんてものがありましたので、もちろんオーダー。
これが、メロンソーダ味の、甘〜い、いかにもカロリーが高くて不健康そうなサワーでございまして、思わず店の方に「どうしてこれが令和なの?」と聞いてみたのですが……。
「知りません」
とのことでした(苦笑)。

令和は甘そうでいて、結構厳しい時代なんだぜ、という暗示なのかもしれませぬ。
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さてこちらは、毎年恒例の、友人達と行く京王多摩川、フローラルガーデンでのバーベキュー大会。
今年はポカポカ陽気、桜もしっかり残っていてくれて、絶好のお花日和となりました。

……とか書いてますが、京王多摩川の桜はうっかり写真を忘れたので、こちらの桜は、前の日に行った井の頭公園の桜で代用です(^^)。
ウォーキングついでに、朝の9時30分ごろに行ったのですが、すでに酔っ払ってどんちゃん騒ぎをしている若者がわんさかわんさか。

日本は平和です。

フローラルガーデンは、桜だけでなく様々な花が咲き乱れ、いろいろなお酒が飲み放題、バーベキューも美味しく、ボリュームたっぷりなのが魅力です。
ちょっとした天国気分。ここでは、誰もが終始にこやかに過ごしています。
家族連れでも、友人同士でも、もちろん我々のような世捨人軍団も(苦笑)、是非オススメですよ。

by yochy-1962 | 2019-04-09 21:30 | | Trackback | Comments(0)
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誘われてフラフラ〜(古すぎっ!)と向かった先は、西新宿五丁目駅から神田川方面に約5分歩いたところ、全くの住宅地という砂漠の中にポツンとオアシスの如く佇む焼き鳥屋、「鳥兆」です。
前々から「ここの焼き鳥は美味しい!安い!」と絶賛されていましたからね、どんなに花粉に苦しめられていようと、どんなにズボンがパッツンパッツンであろうとも、行かないという選択肢はない、ってものなのです。

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近所に住む常連さんでない限り、なかなか店内に足を踏み入れようとは思わせない感じがするくらいの(相変わらず失敬でございます)、ホント、なんの気取りも気負いもない佇まいが、とても落ち着けます。

肝心の焼き鳥は、さすがおススメされるだけあってどれも絶品。
肉厚で、焼き加減もグー、です。
なんでも、この店の口コミが海外の人にまでネットを通じて知れ渡っているらしく、特にガイドブックに出ているわけでもないのに、ちょくちょく海外からの客もいらっしゃるのだとか。

しかし私が一番感動したのは、この店の「煮込み」。

焼き鳥専門店ですから、ここの煮込みも「鶏の」煮込みです。
鶏というものは、煮込んでも煮込んでも、豚や牛のようにトロットロッと柔らかくなるわけではありません。だから煮込みにする醍醐味という点では今ひとつ物足りないのかもしれません。

しかし、ここの煮込みの魅力は、その「スープ」にあるのです。
もしかしたらこの煮込み、肉とスープは別々に作ってあるのか、そのスープは煮込みのそれではなく、ラーメンなどで使用するような、雑味のない「白湯(パイタン)スープ」風なのです。

これが奥深く、なんとも美味。
これまで鶏の煮込みというものには何度も出合ってきましたが、ここが暫定1位、決定ですね(^^)

また伺いたいと思います。
ご馳走様でございました。

by yochy-1962 | 2019-03-22 20:20 | | Trackback | Comments(0)
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最近の一人呑みは専ら、会社近くでも繁華街でもない、地元の立ち呑み屋オンリーというパターンを貫いている私です。

あっ、写真は立ち呑み屋だけでなく、座って、落ち着いて呑むスタイルのお店での写真も含まれております、念のため。
大衆酒場で、一人呑みというのは同じですが(苦笑)。

……なんて、ついこないだ、「立ち呑み屋といふものは、客それぞれが没交渉でいられる繁華街の大きい店でこそ成り立つのではないか」などと鼻膨らませてこのブログで書いたりなんかしていたのですがね。

まあ、結局のところ、周りのちょいうるさい客を気にせず、あくまでも自分のペースで呑む術を心得ることができさえすれば、さらっと呑んで歩いて帰宅、ができる立ち呑み屋ほど便利なものはないという結論に達したのであります、全く宗旨替えが早いのですが(苦笑)。

私がここのところ頻繁に御愛顧させていただいている地元の立ち呑み屋は三軒。
どこもチェーン店ではなく、個人店あるいはどこかの個人店の第二店目、という感じのお店です。

とにかく、どのお店も料理がおいしく、オリジナリティ豊かなメニューが日替わりで登場し、毎日行っても全然飽きることはありません(毎日通っているわけではありませんが)。

で、どこも小さいお店で厨房も丸見えだから分かるのですが、冷凍モノをチン、ハイ出来上がり、なんて料理は一切ありません。
オーダーを受けてから魚を捌いたり、野菜を刻んだりしていて、こちらが恐縮してしまうくらい丁寧に、美味しい料理を提供してくれるのです。

そして、一品一品の値段の安さ! 150円、200円なんてのは当たり前。どんなに高くても400円というものばかりですから、二品ほどオーダーしてホッピーセット、ナカ二杯おかわり、で1500円程で済むのです。
これは御愛顧させていただくしかないでしょう。

他のお客がいないときに、店主にちょろっと、「冷凍モノ使ってなくて、こんなに美味しいのに、どうしてこんなに安くてできるの?」なんて聞いてみたのですが、「んー、逆に、ああいうチェーン店って、どうしてあんなに高いんだろう、なんて思いますねー」とのこと。

なるほどね〜。
チェーン店はチェーン店なりに、広告宣伝費だったり人件費だったり、いろいろと諸経費がかかるのでしょうから、一人経営の小さな店と比較はできないとは思いますがね、客にとっては安くて美味しいものを提供してくれればいいのであって、だからこういう店を知ってしまったら、もうチェーン店など行きたくないと思っても仕方ないと思うのです。
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で、地元の立ち呑み屋でいただいたたくさんの料理の中から、私が感動したベスト3を勝手に発表したいと思います。

第3位
クリームチーズの醤油漬け
クリームチーズを醤油、少々の味醂で味付けしただけの一品ですが、微妙に漬かっていない部分を作って模様のようにしたり、型崩れすることなく綺麗なままで出されたり(これは、自分で作ってみて分かったのですが、柔らかいチーズなので、箸でつかんだりしているうちにボロボロと型崩れしてしまうのです)、やはりプロの技と言えましょう。
最後にふりかける黒胡椒が、美味しさのポイントです。

第2位
カリカリジャガイモ
茹でたジャガイモを、オーダーを受けてから手でちぎるようにして(ここがポイント。包丁では美味しくならないのだそうです)分け、それをバターでカリカリに炒めた(揚げてから炒めているのかな)一品。
皮付きのジャガイモなので香ばしさが倍増。とりあえずカロリーのことを考えてはいけません(^^)。

第1位
鰯の梅肉揚げ
オーダーをしてから、店主が鰯を捌き始めたのでちょっと恐縮してしまいました。
新鮮。骨も綺麗に取り除かれ、梅干しが入っているので天つゆも必要ありません。椎茸の天ぷらがついて、これで300円なのです。素晴らしいことこの上なし、なのです。

まあ、どれも高カロリーなものですから、調子に乗っているとすぐに「ごっつぁんです」状態になってしまう、ということは肝に銘じながら、これからも楽しい一人呑み生活を続けていこうと思っています、ハイ。

by yochy-1962 | 2019-03-17 19:30 | | Trackback | Comments(0)
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東京のいろんな酒場を巡っておりますと鼻高々に書いていながら、灯台下暗し、こんな有名な呑み屋街にまだ潜入していないことに気がついたのです。なんということでしょう。いと恥ずかしや。

四ツ谷にある「しんみち通り」。
和洋取り混ぜた、たくさんの呑み屋がひしめき合う胸キュン(古い?)通りです。
夜にもなれば満面の笑みを浮かべたサラリーマンでいっぱいになる一角。今夜は私もその中に混ぜていただきました。
場所は、秋田の料理、お酒が味わえる「太平山酒造」。初しんみちにふさわしい、老舗の炉端焼き風居酒屋です。
って、「炉端焼き」の正確な定義もよく知らないんですがね、まあいいか。
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この日はいつもの会社飲兵衛達を引き連れての、週末お疲れ会。気心の知れた連中ですからね、それはもう楽しい一夜になりましたよ。

秋田地鶏を使った手羽大根は柔らかく味が染みて、白子の天ぷらはサッと溶けてしまうくらいクリーミー、のびるの酢味噌和えはちょっと苦味の利いた春の味。普段の立ち飲み屋ではあまり出てこない料理に舌鼓をうちました。

きりたんぽ鍋は、店員の昭和風美女(^^)が一人分ずつ取り分けてくれて、至れり尽くせり。きりたんぽは、東京で言うところのちくわぶのようなものかと思い、一瞬キッ、と睨みつけそうになりましたが、原料が違いますもんね、こちらはお米。歯ごたえもよく、香ばしさがたまらない美味しさでした。

ああ、この日の本題は、秋田の日本酒、太平山をいただこうというものでした。
先日いただいた初絞りと比べて、しっかりと「日本酒感」はありましたが、それでもすらすらすらと喉越し良く、いくらでもイケちゃう美味です。
こういうちゃんとしたお酒は、どんなに呑んでも次の日に残らないのがいいですね。まあ、もっとも己の腹部にその痕跡はしっかり残してくれたようですがね(笑)。

最近ちょっと贅沢なものばかりいただいているような感じの記事が続いていますが、普段はいたって質素な、というか、野菜中心の健康重視メニューを続けています。
まあ、そんなの記事にしても面白くないですもんね。

っていうか、この程度で贅沢メニューでございますなどと鼻膨らますのもなんですが(苦笑)。

by yochy-1962 | 2019-02-24 20:28 | | Trackback | Comments(2)
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すっかり「たまに行くならこんな店」として御愛顧させていただいている、新宿の外れにある割烹、「多満川」さんにまたまた潜入です。

んー、割烹と言ったらいいのか、っていうか割烹とはどんな定義なのかもよく知らないのですが、まあ、居酒屋よりは敷居が高くて完全予約制、メニューはコースのみという、とにかくいつも行く呑み屋とは一線を画したお店であることは間違いありません。
あっ、いつも行く一杯呑み屋さん、失敬失敬。
でもホントに愛してるのはあなたの方ですよ(^^)。

今回は、今年の立春の日に絞った、出来立てホヤホヤの日本酒をいただく、というのがテーマ。
このお店を御愛顧している会社女子に、コバンザメの如くくっついて(笑)、この有難き幸せを享受しているのであります。

最初は儀式のようにビールから始まりますが、そんなものは2秒で飲み干し(笑。でもホントなんだよな)、鼻息を荒くして(笑)立春朝搾りに突入です。

んー、多少酸味があって爽やかな、そして口当たりが良くていくらでもイケちゃう、いわゆる「ヤバい」酒です。
くいっ、くいっと4人で杯を重ね、ものの見事に、
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こんな感じでございます(^^)。

突き出しは立春らしく、桜海老、菜の花など旬なものから、牡蠣のポン酢和え、白子、イクラなど日本酒のアテにぴったりなものなど、とにかく気が利いています。

しかしこの日のハイライトは鮪のお刺身。
久しぶりに、こんなに美味しい、口の中でサッと溶ける鮪さんに出会いました。感激です。

もちろん、茶碗蒸しも、鰆の焼き物も絶品。こういう、普段行く一杯呑み屋では味わえないものをたんまりいただけて、お会計は一人6000円ほど。しょっちゅうは行けませんが、たまにはこういうところで、いろんな疲れやらストレスやらをリセットするのはとても良いことなのではと思うのであります。

また伺わせていただきます。
ごちそうさまでございます。

by yochy-1962 | 2019-02-18 19:30 | | Trackback | Comments(2)
「いま、立ち呑み屋がブーム!」とかネットニュース等で言われているようですね。こちとら20年ほどブーム真っ只中なのでピンときませんが(笑)。

それでも、歓楽街でもない普通の住宅地である我が町に、立て続けに2軒も立ち呑み屋がオープンしたりすると、おや、これはなんだか本格的かもしれないぞと、春の猫のごとく、浮わついた気持ちになるものであります。
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しかし、こうして我が町に新しくできた立ち呑み屋にとりあえず潜入してみたものの、結論としては、「んー、立ち呑み屋といふものは、新宿とか渋谷とかの繁華街、あるいは新橋とか神田あたりのオフィス街、あるいは水道橋とか赤羽みたいな世捨て人の溜まり場(失敬)でこそ輝けるのではないかしらん」というのが率直な感想だったのでした。

あっ、これは小さな街での立ち呑み屋を否定しているわけではありません。というより、ちょろっと呑んで、電車を使わずに家に帰ることができる、こうしたちょい呑み屋は大歓迎、これからも頻繁に利用したいと思っているのです。

しかし、私における立ち呑み屋との付き合い方は、ちょろっと呑んで、2品ほどのおつまみをいただき、長くても30分ほどで店を後にするというパターンを良しとしています。そしてそこではスマホを見たり、文庫本や雑誌をめくったり、テレビがあればそれをボーッと眺めたり……、とにかく脱力、なんの愛想もなく、だらーっとすることを醍醐味としています。
まあ、普段もそんなものかもしれませんが(苦笑)。

だから、こういうお店は基本ひとりで入ります。時々友人たちとこうした酒場巡りをするときもありますが、それはイレギュラー。呑み方も、テンションも全く違います。
知っている人もおらず、誰とも口を利く必要がなく、自分のペースで、ただただ酒を呑むというのが、1日のリセットとして最高だと感じているのです。

だからだから、自分にとっては、いつ行ってもその都度客の顔が違う、繁華街の立ち呑み屋がベスト。誰も自分のことを知らない、もちろん自分も周りの人のことを全然知らない空間。これがたまらなく好きなのです。
……ちょっとした有名人気取りみたいでアレなんですがね(笑)。

時々、隣のおっさんが読んでいる雑誌を盗み見したり、スマホの画面をチラッと覗いたりもしますが、それでこちらから話しかけたりはしませんし、もちろん話しかけられたり、なんてこともありません。それは、多分こういうところでサッと酒を呑む人達の、暗黙のルールのような気もします。
それが心地よいのです。

そういう意味で、住宅地とも言える地元の立ち呑み屋というものは、ちょっと使い勝手が違うのかな、なんて思ったりするのです。

とりあえず、まだ開店したばかりと思われる2軒の店に潜入。両店とも、ひとりで切り盛りするこじんまりとした立ち呑み屋です。
どちらもチェーン店ではないようで(しかし、どこかのお店の2号店とか、そんな感じではあるらしい)、だからおつまみのメニューは少ないものの、冷凍物をチンしてはいどうぞ、ではなく、ちゃんと「料理してる」、そして安価なのがグーです。

しかし、住宅地の呑み屋ということで、客のほとんどは地元民のご様子。通りすがりのお客というものはほとんど入ってはこないようです。だから開店したばかりなのに、すでに「常連さん」がいるようで、店主に向かって「◯◯さん、あれ作って〜」なんてオーダーしているお客さんなんかもいるのです。

ときどき、申し訳ないのですが、そういうお客が立ち呑み屋の雰囲気を一気にぶち壊してくれることがあります。

どのようなスタンスで、どんな酒の呑み方をしようと、それは客の勝手で、それをお店側が許しているのなら、別に何か物申す資格もないのですが、このような小ぶりな立ち呑み屋で常連風を吹かし、店中響き渡るような声で他の客に話しかけ、オーダーもせずに長居するのはルール違反、だと思うのです。

そう、ほとんどの客は寡黙なお一人様という立ち呑み屋で、住宅地の小ぶりな店ですからね、聞きたくなくても話の内容が耳に入ってきて、とてもじゃありませんが「しみじみドリンキング」なんかできません。

これが繁華街の、大きな立ち呑み屋だったら、そんな客が一人二人紛れていても気にならないでしょう。
住宅地の立ち呑み屋が難しい、というのはそんなところから、なのです。

ちなみに件の常連さん、あまりにも話の内容がバ◯で、ちょっとここで晒してやろうかと思います。

(女性客)「アタシ、ダイビングとかやるんで、こないだオーストラリアに行ってきたんだけど」
(常連さん)「オーストラリア?ああ、なんだっけ、サグラダファミリアがあるところ?」
(女性客)「ううん、そこはスペイン。で、いまオーストラリアは夏じゃないですか」
(常連さん)「えっ、そうなの?なんだかすげーな」

黙って聞いていた寡黙なお一人様からの総ツッコミが見えたようでした(笑)。

by yochy-1962 | 2019-02-10 01:26 | | Trackback | Comments(0)
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新宿の外れ、といった感じの場所にひっそりと佇む「多満川」という呑み屋。
いや、呑み屋といっては申し訳ないくらいの、料亭風な店構え(いや、料亭も併設してるのが正解なのかな)。短いながらも急な坂道(階段)の横にあるという、坂道好きの私にとって絶好のロケーション。
もうそれだけでノックダウンですが、「せんべろ教」の信者(あっ、これは千円でべろべろに酔っ払える店をこよなく愛する者の宗教団体。ウソ)としては、ちょっと敷居が高いような、果敢に入店しようとしても結界が張られて弾き飛ばされてしまうのではと一抹の不安を覚え、近寄ることも躊躇してしまうのですが、このお店をご愛顧している会社女子の後ろに引っ付いて、どさくさ紛れに入店、成功です。
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まず、この「お通し」。
お正月のご馳走か、と思うくらいの豪華さ。しかしこれが「お通し」なのです。
素材の味を活かした、そして日本酒のアテにぴったりな和のおつまみばかりです。
品がよろしくないとは分かっていても、どこからいただこうかと迷いに迷い、プチパニックになって、つい「迷い箸」をしてしまいます。
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そう、今宵のテーマは、この「まぼろし」という広島の日本酒、新酒をいただこうというテーマなのです。
あっ、新酒といってもこのお酒、あえて二度の夏を越えて熟成させ、さらになめらかに、さらに口当たりがよくなったものなのです。
なるほど、さーっと喉を通る飲みやすさではあるものの、決して「水の如し」ではなく、日本酒の味わい、柔らかさがしっかり感じられます。
これは「ヤバい酒」です。
なかなか東京では味わえないらしく、プレミアもののお酒なのですが、このお店を馴染みにしているからこそ、手に入ったよ〜とお店の方にアナウンスしていただけたというわけです。
感謝(^ ^)。
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料理も、ひとつひとつがもれなく素晴らしく、日本酒に合う魚たちが次々に運ばれてきます。
秋刀魚、雄の柳葉魚、松茸入りの茶碗蒸し、生牡蠣……。

んー、幸せです。

いつもこんな贅沢をしていたら、そのありがたみは感じにくくなってしまうのでしょう。「たま」だからいいのですね。
普段ホッピーと煮込みばかりですからね、たまにはこういう贅沢をしても許されるとは思うのです(^ ^)。
あっ、いやいや、ホッピーも煮込みも、我慢していただいているわけではありません。大好きですがね(^ ^)。

ああ、でもそれほどお値段は高くなかったです。
普段の大衆酒場、2.5回分、といった感じ。もちろんサービスしていただいたと思いますがね(^ ^)。

また行けるように、仕事、頑張りましょう。

by yochy-1962 | 2018-11-11 23:00 | | Trackback | Comments(0)