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編集王子

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Thank you !!!

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20代半ばから約10年間、私は東急目蒲線(現・目黒線、ですね)西小山駅徒歩5分にある、とある絵本の出版社に青春を捧げていたのであります。


「捧げていた」なんて大袈裟な、と思われるかもしれません。

しかし、時はバブル絶頂期。世の中は自分のために回っていると言って憚らないような同年代のバカどもが毎日、今思えば恥ずかしくて堪らない格好をして夜な夜な遊びまくっていた同時期に、私は六本木でも青山でも、渋谷でも新宿でもない、なんてことない住宅地にぽつんとある地味な会社で、「売れない、ああ売れない」を合言葉に、毎日暗い顔をして頬杖をついていたのですから、これを「捧げた」と言っていけない理由があるってものでしょうか(////)。


いや、そうでもないか(^ ^)。

まあ、そこそこ仕事は頑張って、そこそこサボりもしましたが(苦笑)、自主性を重んじてくれる会社ではあったので、果敢にいろんな分野に潜入し、見聞を広げさせていただいた時期ではありました。

その頃培った人脈が、今でも続いていたりするのですからね、感謝しなくてはなりません。


しかし、なんといってもこの時期に鍛えられたのは「酒量」。

どういうわけか大酒飲み揃いだった同僚達と、しょっちゅう駅近くの飲み屋で大騒ぎして、全然下戸だった私も(ウソ)、とんでもない大酒飲みへと成長させていただいたのでした。


会社は残念ながら廃業してしまいましたが(正確には廃業ではないのですが。細かいことを書くのもめんどくさいので廃業としておきます)、先日、当時の同僚、後輩達と、約20年ぶりに西小山の飲み屋を巡ってみよう、という話になったのでした。

当時に行っていたお店があったら、ぜひ行きたいねなんて話をしながら。


目蒲線は目黒線に変わり、線路は地下に潜りました。

駅前から見る景色も、ビルの面影はあるものの店自体は全然変わっています。

「オリーブビレッジ」も「酔虎伝」も「マリアン」も「ばしゃやま亭」も「王さん」もなくなっていていました。残念この上もなし、です。

まあ、もう20年も経っているから仕方がないのですがね。


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しかし、このお店は残っていました。
居酒屋「にんじん亭」です。
いまは京都に引っ越してしまった昔からの友人が、このお店の従業員の知り合いということで紹介され、馴染みにさせていただいたお店なのですが、地元のおじちゃんおばちゃん達に愛され、今でも健在。嬉しいこと限りなし、なのでした。

ただ、行ったはいいものの満席で入れなかったことを考えて予約しようとしたものの、電話は現在使われてません状態。どなたかのブログでは、3年前には確かに存在していたようなのですが、それから辞めちゃったのかなあと思っていただけに、まだバリバリ経営中だったのは感動!でした。

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久しぶりにお会いする大将によると、電話はもう携帯だけにしてしまったのこと。
しかし地元民に愛されているのは相変わらずで、我々の10年後、20年後といった爺の憩いの場として、とてもくつろげる居酒屋さんでした。
このお店は「ハイサワー特区」と認定されているようです。
これはどういうことなのかはよくわかりませんでしたが(まあだいたいはわかりますが)、我々はこんな色っぽいお姉ちゃんのお尻がプリントされたマドラーなどいただきました。きっといいことなのだと思います(^ ^)。

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当時、このお店の奥さんに、美味しいカルボナーラの作り方なんてのを教えてもらったりもしました。
今でも時々、自分でカルボナーラを作るときは、奥さんのレシピをもとに作ったりする私ですが、その奥さんは、15年ほど前に亡くなってしまったのだそうです。
明るくてフレンドリーな方だったと覚えています。
もうかなり前のことなので、大将は淡々と仰っていましたが、我々は返す言葉もありませんでした。
カルボナーラはメニューになかったので、ナポリタンをオーダー。
これでもか、というボリュームをありがたくいただき、店を後にしました。

当時の友と、当時の話をして、どうして、ってくらい楽しい時間を共有した週末でした。

みんなして必死で、不安で、混沌としていて、夢があって、泣いて、笑っていた時期だったのかもしれません。
だからこそその当時を懐かしく思い、その頃一緒にいた友と、時々は近況報告などしながら飲む時間を大切にしたい、と思っているのだと思います。

六本木でも青山でもありません。私の「根っこ」。
また行きたいね、西小山。

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# by yochy-1962 | 2018-10-17 20:30 | | Trackback | Comments(0)
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ひっそりと九月を過ごし、ひとつ歳を重ねたわけなのであります。

もうこの年代になると、誕生日だからと言って大騒ぎするわけではなく、肉親からもガン無視され(苦笑。こないだの姉貴の誕生日にはちゃんとメッセージ送ったんだけどな)、会社の人には誕生日の申告もしていないのでなんのコメントもなく、結果、いつもの毎日と同じ一日を終えるのがここ数年の私です。

まあ、真っ当な、実り豊かな人生を歩んできた方々は全く違うんでしょうがね。どこでどうしてこういう人生を歩んでしまったのか、どの辺あたりまでさかのぼればそのターニングポイントを発見できるのか、などと思ったりもします。

しかし、ひとつ言えることは、自分は他人と同じことができないのではなく、することが嫌だったということです(と、言い聞かせているのです)。
まあ、大きな川の流れから抗うように、その先のことも考えずに岸辺に這い出たのはいいものの、ここから先どうやって進めばいいのか分からずに呆然としているのが、いまの私の状態なのかもしれませんが。

……そこまで卑下しなくてもいいか(苦笑)。

それでも、傷を舐め合う(笑)友人からはおめでとうのメッセージをいただき、誕生日が近い友人たちと集まって乾杯もいたしました。
十分幸せ者です。感謝です。

ただ淋しいのは、毎年誕生日になるとハムやらソーセージやらをプレゼントしてくれた、1月に亡くなった私の親友からは、もう何もいただくことはなくなってしまったことです。

仕方がないので、今年は自分へのプレゼントとして、自分で購入。
こういう類のものって、ほとんど買ったことがなかったんですが、意外と高価なんですね。だからお安いやつを。

台風が心配ですが、こうやって私の、平成最後の九月は終わっていくのでした。

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# by yochy-1962 | 2018-09-30 17:50 | ひとりごと | Trackback | Comments(2)
ちょっと昔、友人がとあるお店で食事をしていたとき、視線の向こうで、歌手の平◯堅氏が食事をしていたのだそうです(言っちゃってるようなものだな)。

友人は「うわっ」と思いながらも、ここで大騒ぎするのは、プライベートで訪れているであろうご本人に申し訳ないし、いい歳してミーハー根性丸出しなのも、スタイリッシュな東京人がすることではありません(関西出身の方ですが)。

何事もないように食事を続け、平◯氏が店を出たところで、向かい合わせに座った同席の人にこっそりと「いま、向こうの席に平◯堅がいたんだよ」と言ったところ……。

「えっ。私もずっと言おうと思ってたんだけど、さっきまで、あなたの後ろの席に、竹◯直人と木之◯みどり夫妻(言っちゃってるようなもんだな)がいたのよ」

「えーっ」

木之◯みどりといったら、我々アラ還世代にとっては伝説のアイドルです。一目でいいから見たかった〜、すごいものを見たつもりになってたけど、もっと見たいものを見逃しちゃったよ〜なんて言っておりました。

……なんて、平◯氏にはずいぶん失礼な話なのですがね。

そんな私も先日、馴染みの居酒屋でキャッキャ騒ぎながら飲んでいたのですが、数日後、実はそのとき私のすぐ横で、あのKyo◯2さん(言っちゃってるようなもんだな)が舞台関係者達と食事をしていたことを知り、愕然とするのでした。

まあ、楽しい酒場の席で、酔いも回ったりもしたら、隣の席の方達のことなど気にもならなくなるものでしょう。
それに彼女が座っていたのは私に背を向けた席だったらしく、我々グループでも彼女に気がついたのは一人だけで、それをその時にこっそりでも私に言ったりでもしたら、大阪のおばちゃんの如く大騒ぎして、当時のアイドル話をしてくれなどと言いかねないと思ったのでしょう、こいつ、どうか気づきませんようにと冷や冷やして黙っていた、ということなのでした。

そんなに節度のないミーハーと思われていたのかなあと、それはそれでショックではありましたがね(^ ^)。

ということで一曲。
小泉今日子さんのヒット曲の中でも、私が一番好きな曲、「艶姿ナミダ娘」です(^ ^)。
ところで、知ってましたか?
一時期、なんですけど、この方のシングル曲、タイトルに「娘」とか「女の子」「少女」「ヤマトナデシコ」など、女性を象徴するワードが必ず入っていたのです。
当時の友人が発見して、鼻高々に言っていたのですが、これは偶然なのか、意図的なのか、そして意図的ならばどういう戦略だったのか、せっかくお会いしたのだから、そのときに聞きたかったなあ。

あっ、バレバレでしたね、失敬失敬(^ ^


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# by yochy-1962 | 2018-09-17 01:30 | 映画・舞台・テレビ | Trackback | Comments(0)