2008年 03月 31日
日曜の夜のレボリューション
しかしここ2〜3年かな、どうもこの番組、あきらかに手を抜いて作っているような気がして、あまり笑えず、いつのまにか熱心に観ることはなくなってしまったのでした。
なんだか一度、二度やったことがあるようなネタを、ただ延々と繰り返しているだけのような気がするのです。板尾創路がゲストで出てくるときだけは(面白いので)熱心に観ますが、あとはなあ、ヘイポーとか山崎をいじめて、本人たちだけが楽しんでいる感じがして、もういいや、風呂入っちゃえ、なんて言いながらテレビを消してしまうこともあるのです。
それに、私はダウンタウンの「トーク」が大好きで、いつもそれを楽しみにしていたのですが(「すし言葉」の話とか「でんでん虫の歌の続き」の話とか、覚えていますか? あれらは名作中の名作だと思います)、最近はほとんどトークをしてくれません。それが、あまりこの番組を熱心に観なくなった原因かもしれません。
そんなことを思っていたら、4月6日から、裏番組のNHKで、なんと私の大好きなサラリーマンNEO シーズン3が始まるというではないですか!
個性豊かな役者さんが繰り広げる、サラリーマン社会を軽くパロディった(←こんな言葉あるか?)コント番組。とにかく脚本が素晴らしく、いつでも腹を抱えて笑ってしまいます(上の番組タイトルをクリックすると、過去の放送がちょっとだけ観れますよ)。ホント、これがNHK? と思ってしまうほどのはじけっぷりなのです。
役者さんたちも素晴らしく、生瀬勝久や田口浩正など、芸達者な役者さんの面白さはもちろんですが、ときどき坂本龍一のような、えっ、こんな人がゲストに? というくらいゴージャスなキャスティングが楽しめます。
そして、なんといっても私のお気に入りは、(一応)二枚目俳優・沢村一樹の「セクスィー部長」(上の写真)。こんな部長が実際にいたら会ってみたいものですが(どんな業界? って感じですが)、「ビジネスと色恋は一緒になさらぬよう」……私も「色香恋次郎」の腰つきを見習いたいものです(笑)。
最近は、お笑いもイケちゃう役者さんが増えましたね。私は松下由樹の「ミス淳子」が大好きだったのですが、あの番組も終わっちゃいましたね〜。残念。
それにしても、シーズン3の放映が「ガキの〜」とぶつかってしまい、視聴者の多くは「サラリーマン〜」に流れてしまうのではと心配しています(自分もそのひとりだけどさ)。
ダウンタウンは、ちょっと踏ん張り時だと思います。まあ、稼ぐだけ稼いだから、別にもう頑張らなくてもいいのかもしれませんが、だったら中途半端な番組など終わらせてしまえばいい。同年代の者として、絶対にそんな歳で「ご隠居さん」にはなってもらいたくない、と思っているのです。
NHK的でなくって、あれ、私はナマちゃん(って呼んでる彼の本名を度忘れ)が芸がある感じで好きです。
お笑いが出来るって、俳優さんの「ゆとり」の部分を感じられて
いいですね。(そういう遊びというかゆとりのない性格の私・・・)
実は、夏目雅子さんなんかも、お笑いのセンスがあったんですよね。ああ、もっと見たかった、です。
日曜のあんな時間に放映するのは、つぎの日の「なんだかなあ、ちょっと会社行きたくないなあ」という気持ちを軽減してくれる効果があるかと思いますよ、きっと。
フリーになったオレには縁のない話になってしまいましたが。
セクスィー部長、最高です。
いくら沢村一樹が2枚目で、篤姫で2枚目ぶりを発揮しようとも、ププッと笑ってしまいますね。