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編集王子

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Thank you !!!

70年代マイナー歌謡曲考

 70年代に彗星のごとく駆け抜けていった「女性アイドル」の歌をたくさん聴く機会を得たのですが(Beatさんありがとう!)、懐かしいなあ、ああ、こんな歌あったっけなあと思うのと同時に、ひとつひとつの歌に込められた、「怨念」のような情熱がずしんずしんと感じられ、アイドルとして大成しなかった女性たちの、それぞれの人生などに思いを馳せたりもしてしまいました。
 人のことよりも自分のこと、もうちょっと真剣に考えなさい、て感じですが(苦笑)。

 時代はちょうど桜田淳子、山口百恵、そして岩崎宏美あたりが全盛の頃から、その後80年代に入り松田聖子というビッグアイドルが登場するまでの5年ほどの間に、我こそが「ポスト淳子、ポスト百恵」と、たくさんのアイドル候補生が「スター誕生」あたりから輩出された頃でした。
 この頃のアイドルは、榊原郁恵や石野真子、大場久美子といった「小粒」は出ましたが、ヒットチャートのトップを飾るような大ヒットを飛ばす女性アイドルは出てきませんでした(あ、ピンク・レディーという「お化け」はありましたが、彼女たちはすでに「ヤングアイドル」の範疇を超え、「国民のオモチャ」と変化し、純粋なアイドルとは呼べない存在でした)。

 次々に流れてくるアイドルたちの歌は、みな精一杯に可愛らしさを振りまき、自分の魅力を最大限にこの曲の中に押し込めました! さあ私のファンになって! というような思いが伝わってきます(それが怨念にも感じられちゃうんだけど。苦笑)。
 しかし、残念ながらそれはどれも「淳子ちゃん風」「百恵ちゃん風」「宏美ちゃん風」「ピンク・レディー風」(中には森昌子風も)で、オリジナリティ溢れているかと思えば「泣くなオカメちゃん」という歌だったり(いったい、どんな層をターゲットにしていたのでしょうか)して、うーん、これじゃちょっと……と思わざるを得ません。

 まあ、当時は当時で、それなりに需要はあったのかもしれませんがね。しかし淳子ちゃんにしても百恵ちゃんにしても聖子ちゃんにしても、大成する芸能人は「爆弾」のようなエネルギーを持ち、すさまじいオーラを放っていたように思います。それがない限り、華やかなりし芸能界の「にぎやかし要員」となって消えていくしかないのかなあ、なんて思ったりもします。

 だから、マイナーアイドルたちの精一杯の歌声を聴いていると、みんな全力投球、一生懸命に歌っているだけあって、ちょっと切ないなあなんて思ったりもします。人間、はかないものには惹かれるもので、じっくりと聴き込みため息をつく師走の夜を過ごしています。ああ、焼酎が染みるなあ。

 しかし「人」としての幸せは、芸能界で成功することばかりではありませんよね。彼女たちのその後の人生に幸あれ、と願うばかりです。

※ここでクイズです。つぎに挙げる70年代マイナーアイドルの名前と、代表曲を答えてください。正解者には……お友達になってあげます(別にいいってか)。

(アイドル群)
1.黒木真由美 2.石江理世 3.目黒ひとみ 4.井上望 5.三木聖子 6.桂木文 7.小林美樹 8.ポップコーン 9.フィーバー 10.北村優子 11.久木田美弥 12.藍美代子 13.ギャル 14.キャッツ・アイ 15.優雅
(曲名群)
A.ミカンが実る頃 B.ブルーロマンス薬局 C.少女自身 D.好奇心 E.処女航海 F.薔薇とピストル G.悪魔にくちづけ H.わたしのシュガーボーイ I.めっきり冷たくなりました J.ハロー・サンシャイン K.目かくし L.ルフラン M.まちぶせ N.短編小説 O.人魚の恋
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by yochy-1962 | 2007-12-09 04:05 | 桜田淳子 | Trackback | Comments(6)
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Commented by 楽笑 at 2007-12-09 17:21 x
クイズがわかりませんから、お友達でいる資格がないですね(泣)

でも、にこけん、パチけんでお付き合いください(笑)
昔は、アイドルがアイドルでいられる時代の空気があった気がします。

彼氏がいないとか、トイレに行ったことがない・・・
なんてことを真面目に信じこんでいた人(ぼくも含めて)も少なからずいたように思います。

時代は変わり、偶像たるはずのアイドルも、プライバシーを公開するようになりました。
"ぶりっこ"ってもう死語になったのでしょうか?

過去の履歴をぶっ飛ばすオーラを持った女の子って、そうそういないのかな。
いつか現れるのを期待しているんですが・・・

続きは酒を飲みながら、しみじみとね(笑)
Commented by shige_8mile at 2007-12-09 23:01
yochyさん うまく表現しますねェ まさにその通り、涙ものです
70年代の歌謡曲は淳子さんとともにあった小生にとってはどの人も思い出ありです。 
確かにトップアイドルとは一度みたら「もう一度みたい、絶対なんとしても・・」と思わせるオーラがあるんです
15人中9人(組)はスター誕生ですね ただ1+2+3=13です
あと ナベプロが3ですか。
唯一、フィーバーの歌は記憶ないのですが、消去法でOK、藍美代子さんは来週、クラブでお会いする予定です 今度 バーキタザワで語りましょう

Commented by yochy-1962 at 2007-12-11 02:48
楽笑さま いやいや、楽笑さんは大切な「にこ友」ですからね、これからもどうぞよろしくお願いします。
確かに最近は、プライパシーを公開することによって人気を得るタレントさんが増え、オーラをもった人ってあまりいなくなりましたね。いっそのこと私が「煮込みアイドル」としてデビューした方がいいのでは、なんて思ってしまいます。
……なんか、すみません、酔っぱらっているんで。
Commented by yochy-1962 at 2007-12-11 02:51
shigeさま そうですね。ほとんどがスタ誕出身者でしたね。これらの曲をざっと聞いていると、あ、この歌は都倉俊一作曲だな、なんてのもわかります。あの方、同じようなメロディーを使い回ししてましたね(笑)。
バー・キタザワ、ぜひ行きましょう。近々連絡します。
Commented by ぽぱい at 2007-12-12 06:27 x
>しかし「人」としての幸せは、芸能界で成功することばかりではありませんよね。

確かに!
逆に若いうちに売れてしまったが為に、その後最悪な人生を過ごしたという人もいると思います。まぁ幸せの感じ方は人それぞれですから、たとえ芸能界で大成功していても不幸な人はたくさんいると思いますよ(一見幸せそうに見えるけどね)。

ところでyochyさん、榊原郁恵はある意味「大粒」だと思うのですが…(笑)

Commented by yochy-1962 at 2007-12-13 01:26
ぽぱいさま そうそう。殺人までしてしまった子役とか、窃盗をした若過ぎる元アイドルとか、いましたねえ。まあこれは、子役やアイドルをしたからそうなった、というわけではありませんが、若くしてちやほやされると、勘違いしてしまうのも無理はないのかもしれませんね。
榊原郁恵。確かにねえ大粒(笑)。でも、河合奈保子の大粒と違って、春川ますみあたりの大粒と同類項な感じがしてました、私。失敬ですが。