恒例になりつつある、友人たちと回る「新春七福神巡り」。
今年は新宿山手七福神を制覇しようと相成ったのでした。
今年の東京地方のお正月は.ホント穏やかでいい天気でした。ウォーキングにぴったり。年が明けた途端38.5度の熱に見舞われましたが、なんとか熱も下がり、無事私も参戦です。
新宿山手七福神は、神楽坂の善国寺からスタートです。
ここには毘沙門天がいらっしゃいます(ああ、写真は左上、右上、左下、右下の順番でございます)
神楽坂のランドマーク的なお寺です。
っていうか、このあたりは昔の職場があり、もともと好きな街なので何度も通り過ぎているのですが、ちゃんとお参りしたことがないことに気がつきました(お寺だったことも知らず。神社じゃなかったのね)。
うっかりしているうちに、神楽坂は少しずつ変化して、あっ、あそこにあった店がなくなっている、また新しく小洒落た店が出来ている、という発見が、訪れるたびにあります。
まあ、私がこよなく愛する大衆酒場の加賀屋は盤石のようですが、こうした、私好みのキッチュなポイントは減るばかりで、これからどんどん足は遠のいていくのかなあと、淋しい限りです(だって小洒落たお店には結界が張られてるみたいで中に入れないんだもん)。
それからずずん、ずずんと歩き、牛込柳町駅あたりにあるのが経王寺。大黒天がいらっしゃいます。
神楽坂から新宿までのウォーキングコースでよく通り過ぎていたはずなのですが、ここも一度もお参りしたことはありませんでした。
いわゆる「抜弁天」と言われる神社がある曙橋エリアには3つの七福神がいらっしゃいます。
ああ、昔この辺りに「志村軒」とかいうラーメン屋があったなあ、なんて思いながら(笑。一度も中に入ることなく、今は影も形もありません)。
まず厳島神社。ここには弁財天がいらっしゃいます。小さな小さな神社です。
そこからちょっと路地に入ると法善寺。寿老人(呼んだ?)がいらっしゃいます。
福禄寿がいらっしゃるのは永福寺。ここまで、割と一箇所一箇所の距離があったのが、抜弁天のエリアに3つの七福神がいらっしゃって、一気にゴールに近づいた感があります。
東新宿から区役所通りに入ったところにあるのが、恵比寿天がいらっしゃる稲荷鬼王神社です。
キャバクラとかホストクラブがたくさんあるエリアだからなのか、こういう神社には不似合いとも言える細身の兄ちゃんが必死にお参りしている姿が印象的でした。
みんなに幸あれ! ですな。
最後は新宿二丁目にある太宗寺。ここには布袋様がいらっしゃって、ここでゴール!
2時間もかからず、七福神巡りは終了です。
それにしてもこのお寺、会社に出勤するときに毎日のように通り過ぎているのですが、中に入ったのは初めてでした。
いつも可愛い猫ちゃんがまったりと佇んでいて、雰囲気のいいお寺だなと思っていたのですがね。
しかし、大仏様(?)の横にある建物には怖い怖い閻魔様がいらっしゃいます。スイッチを押して中を見られるようになっているのですが、あまりにもの怖さに、思わずチビってしまいそうになりました。
一見の価値あり、てわす。
で、最後はやっぱり、こんな乾杯図。
縁起のいいことをして、今年1年も無事乗り切りたいものです。
まず健康。自分も、周りの人も、このブログを読んでくださっている方も、みんなみんな、一人残らず幸せな1年でありますよう、代表してお祈りしてきましたよ!