2018年が終わろうとしています。
「時」というものは容赦なく、己の顔に深いシワを形成し、何をやっても痩せない頑丈(?)な肉体を作り上げてくださいます。
厄介な仕事の案件は年を越しそうですし、個人的な悩みもエンドレス状態。そんなふうにバタバタしているうちに「時」はあっという間に過ぎ、自分も、そして友人、知人、肉親も少しずつ変えていってしまいます。
残酷なものです。特に人生の後半戦に入った我々にとって、「時の流れ」というものは。
そんなことを痛感した一年だったような気がします。
それでも年末独特の、慌ただしい中の高揚感、という雰囲気は好きです。
年末から紅白歌合戦へと一気に進むこの時期が、一年で一番好きな時期。
時が流れていることを一番実感する時期ではありますがね。なんだかんだで呑める機会が増える時期でもあるから、かもしれません(苦笑)。
今年も恒例の、お銀(銀座)で行われた、学生時代の友人たちとの忘年会。
毎年一度しか会わない間柄ですが、会った途端に昔に戻り、全然変わらず、全然成長しない馬鹿話をして、大笑いをして別れる、というパターンを続けています。
このときだけは「時」は止まってくれているようです。
健康の話題が中心になったりして、その辺りは時を感じずにはいられませんでしたが(苦笑)。まあ、このメンツは割と若いうちから健康話で盛り上がっていましたけれど。
しかし、毎年行われている忘年会ですが、参加メンバーは少しずつ減り、ここ数年は3人だけのささやかな会になっています。
フェードアウトしていった人、地方に越してしまった人、いろいろですが、あと何回、こういう会を開くことができるか、と思うと、無理にでも誘って、昔話をしたいと思うばかりです。
ホント、あと何回会えるか分からないんだからね。
ちなみに今回の宴は、銀座コリドー街近くにある「カルバナル」というダイニング。
食べ物も、店員さんの雰囲気もとても良かったです。
ホットペッパーで探して、初めて「また行きたい」と思わせてくれたお店でした。