ひっそりと九月を過ごし、ひとつ歳を重ねたわけなのであります。
もうこの年代になると、誕生日だからと言って大騒ぎするわけではなく、肉親からもガン無視され(苦笑。こないだの姉貴の誕生日にはちゃんとメッセージ送ったんだけどな)、会社の人には誕生日の申告もしていないのでなんのコメントもなく、結果、いつもの毎日と同じ一日を終えるのがここ数年の私です。
まあ、真っ当な、実り豊かな人生を歩んできた方々は全く違うんでしょうがね。どこでどうしてこういう人生を歩んでしまったのか、どの辺あたりまでさかのぼればそのターニングポイントを発見できるのか、などと思ったりもします。
しかし、ひとつ言えることは、自分は他人と同じことができないのではなく、することが嫌だったということです(と、言い聞かせているのです)。
まあ、大きな川の流れから抗うように、その先のことも考えずに岸辺に這い出たのはいいものの、ここから先どうやって進めばいいのか分からずに呆然としているのが、いまの私の状態なのかもしれませんが。
……そこまで卑下しなくてもいいか(苦笑)。
それでも、傷を舐め合う(笑)友人からはおめでとうのメッセージをいただき、誕生日が近い友人たちと集まって乾杯もいたしました。
十分幸せ者です。感謝です。
ただ淋しいのは、毎年誕生日になるとハムやらソーセージやらをプレゼントしてくれた、1月に亡くなった私の親友からは、もう何もいただくことはなくなってしまったことです。
仕方がないので、今年は自分へのプレゼントとして、自分で購入。
こういう類のものって、ほとんど買ったことがなかったんですが、意外と高価なんですね。だからお安いやつを。
台風が心配ですが、こうやって私の、平成最後の九月は終わっていくのでした。