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編集王子

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ヒデキベスト3

名実共に「ヒデキの弟」である私としては(はい、私の実の兄が「秀樹」という名前なんです。歳も西城秀樹さんと一緒。まあヤツは真性のバカ、ですがね、苦笑)、西城秀樹さんの訃報に関しては、何かしらコメントを残さないとマスコミが黙っていないと思い、ここに記そうと思い立ったのであります。
お前は誰だ、って話ですが。

とにかく、20年近くに及ぶ病との闘い、本当にお疲れ様でした。
ヒデキは、アイドルと野生、アイドルとセクシーという、それまで成し得なかった融合を見事成功させ、その先駆者となったアーティストだったと思います。
そして、こういう言い方はいかがかとは思いますが、脳梗塞という病気を身近に感じさせ、自分の体に問いかけるきっかけとなった初めての人、だとも思うのです。
ああ、これは近しい人にそのような病気になった人がいない、我々アラ還世代の者にとっては、という話ではありますが。
あの、健康そのものというイメージだったヒデキが病気に!なんて思いましたもんね。自分も気をつけなくちゃ、って思いましたもんね。

ヒデキについて、マイクパフォーマンスやら海外の曲をカバーした先駆け、と書かれた記事もありましたが、それらはプレスリーだったりロカビリー時代にすでにあったのではないでしょうか。ヒデキの新しさはそこではなく、アイドルとしての新しさ、その佇まいの新しさなのではないかと私は思います。

そして、私の独断ですが、数えきれないヒデキのヒット曲において、作品の充実度という意味において一番輝いていた時期は、「ローラ」以降「ヤングマン」以前、なのではないかと思うのです。

「激しい恋」「ちぎれた愛」「傷だらけのローラ」に代表される、パワフルでセクシーな、新しいアイドル像を演出してくれたヒデキですが、次のステージに立つための、いわば模索の時期と評価されがちな(実際は模索でも何でもなく、アイドルとして一番充実していた時期ではありますが)1975年から1978年。私は、この時期のヒデキのヒット曲が一番の名曲揃いだと思っています。
「ヤングマン」はヒデキにしか歌えない、ヒデキの代表曲といって何の異論もないのですが、これだけのビッグヒットを生んでしまったがために、それからの楽曲にプレッシャーやら迷いが出てしまったのかな、なんて思ってしまいます。
もたろん、ヤングマン以降は新旧アイドル交代の時期にかかってしまったという理由もあるのかもしれませんがね。

ということで、ここに、私が思う「ヒデキ黄金期」のヒット曲から、勝手にベスト3を紹介したいと思います。

第3位「ブルースカイブルー」
阿久悠先生が描くヒデキは、フェロモン全開の初期のヒデキとは打って変わって、報われない恋に悩む、人間的というか、よりリアルな青年像を多く見せていたような気がします。
そういうシリーズの中でも、この曲は秀逸だと思います。スケールも大きく、ヒデキにぴったりな曲と言えましょう。

第2位「ブーメランストリート」
男性アイドルの曲で、女性のことを「あなた」と形容するのはヒデキが先駆者なのかな、なんて思ったのですが、考えてみたらジュリーをはじめ、ヒロミゴーは同じ時期に「あなたがいたから僕がいた」と歌い、ゴロー野口は「あなたと揃いのモーニングカップは〜」と歌っていましたから、この時代の男性アイドルから、ということなのでしょうか。
この時代、淳子ちゃん百恵ちゃん、ピンクちゃんなど、女性アイドルがどんとん開放的に、はっちゃけた歌を歌うようになったのと対照的な感じすらします。
男は優しく、女は強く。歌謡曲が時代を反映する、あるいはリードする時代だったんだなあと思います。
でもしかし、やっぱり阿久悠先生は絡んでいるのですね〜。流石です。

第1位「ボタンを外せ」
今回、改めてヒデキの歌を聴き直して、ああかっこよかったなあと一番思ったのがこの曲でした。
音楽的にもかっこいいですが、セクシーで、パワフルで、ヒデキにしか歌えない名曲。
これまで、新御三家をカラオケで歌おうとすると、どうしてもヒロミゴー、初期のゴロー野口に偏りがちだった私ですが、これからのレパートリーに入れさせていただこうと思った次第です。

それにしても、我々世代が一番熱中して見ていた時代のアイドルの訃報は、特に悲しい気持ちになるものです。個人的には、キャンディーズのスーちゃん以来です。

西城秀樹さん、安らかに。
ありがとうございました。


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by yochy-1962 | 2018-05-19 01:00 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
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