2011年 11月 21日
永井食堂の「もつっ子」
そう、これは知る人ぞ知る、群馬県渋川市、永井食堂のもつ煮込み「もつっ子」。
車でしか行けないような国道沿いにあるというのに、いつも多くのお客さんで賑わう食堂の、一番人気メニューが「もつ煮定食」なのだそうで、お土産用としても販売されており、これもまた人気なのだとか。
さて、どんなもつ煮込みがいただけるでしょうか。期待に胸が膨らみます。
で、友人宅で「もつ煮パーティー」開催です。
まず驚きなのは、この煮込み、もつとこんにゃくのみで構成されていて、肉の量がハンパなく多いことです。
あっ、もしかしたら煮込まれているうちに野菜等が溶け、形がなくなってしまっているのかもしれませんが、それにしてもお肉のボリュームがすごい。いつも腹を空かして飯をわっせわっせとかっ食らいたい、トラック野郎がこよなく愛するのもうなずけます。
よく、一人前に肉がほんの2切れ、3切れしか入っていないのに「はい、もつ煮込みですよ〜」と平然と提示してくるお店もありますが、ここの男っぽい煮込みをぜひ真似てもらいたい、なんて思ってしまいますね。
そして肝心のお味ですが、ほどよい深みがあり、最初から入っている七味がアクセントになって、お酒が進むこと間違いない(あっ、お店では酒類は提供されていないと思われます。街道沿いですしね)、私好みの煮込みとなっておりました。
ただ、これだけ贅沢に肉を食べていくのがだんだん申し訳なくなって来て、ああ、これに大根、人参、ゴボウなんかを足して、もっとかさを増して食べてもよかったなあ、などと思ってしまう、貧乏人根性丸出し、の私ではありましたが(苦笑)。
この日は、ビール、ワイン、そして日本酒と「お酒フルコース」も楽しませていただきました。
写真は新潟のお酒「雪男」。新潟のお酒らしく、すっきりと口当たりのいい日本酒で、ついつらつらつらつらっと飲んでしまって……。
私、デジカメでこんな写真を撮っていたようですが(笑)、すっかり忘れてしまうほど酔っぱらってしまいました。
これは、向田邦子テレビドラマ「阿修羅のごとく」最終回の1コマ、ということは分かっているのですが、そんな上映会をしたことも忘れているのです。
この日は女子バレーボール・ドイツ戦を見て興奮し、いいねえいいねえ、勝ったね〜と気分よくぐいぐい飲んで、テレビは「ブラタモリ」に突入、というところまでは覚えているのですが、……そこから一切記憶がないんだよなあ。
家に帰ってから友人にメールをした形跡があるのですが、それも全然記憶がないのです。まったくやばい頭になってしまいました。
しかし、それだけ酔っぱらっているのに、しっかりとしたメールの文章を書いていたのはあっぱれあっぱれ。さすがです(なにがさすが、だ)。