2011年 02月 28日
二月の終わり
友人らは困ったなあという顔をしながら私の気をしずめようとするのですが、何をしても私の気分はおさまらないということがわかったのか、座り込んだままの私をそこに置いてきぼりにして、みんなして家に帰ってしまったのでした。
私は途中から、それほど怒ることでもなかったかなあと心の隅で思ったりもしたものの、もう後にも引けず、きっかけも作れず、ずっとそのまま、誰もいなくなった公園で座り込んでいました。
日が暮れても、まだ私はそこに座り込んだままでした。結局その後どうやって帰ったのか、もう一度友達が来てくれたのか、親が迎えに来たのか、空腹に負けて(笑)ひとりで帰ったのか、そのあたりは覚えていません。まあ、小さい頃の私を象徴するような出来事ではありました。
いや、小さい頃のことと書きましたが、これは大人になってもあまり変わっていないようです。これと決めたらテコでも動かない、納得しない限り絶対に動かない、流されるフリをしながら絶対に流れない、ホントにめんどくさい性格の私です。
許せないことは許さない、昔のことだからといってうやむやにはしたくないという気持ちで、ここ1か月ほどは般若になったり閻魔になったり……。おいしいものを食べたり、飲みまくったり、歌いまくってストレス発散したりもしたのですが、心の中はただひとつのことが居座ったまま。まったく成長がなくて、どうしようもないなあという気持ちもときどきよぎるのですが、仕方がない、これがオレだからと、再び般若の面をかぶる自分がいるのでした。
しかし、さすがにこれじゃあ前に進めません。なにかきっかけを作って、すっかり新しい自分にならないと、気がついたら般若の「面」だと思っていたものが「素顔」になってしまっていた、ということもあるかもしれません。
きょうで2月も終わりです。毎年毎年、どういうわけか2月には嫌なことがあったり、情緒不安定になったりするのが私の常ですが、明日からは3月。「春」です。無理矢理にでもすっかり新しい自分になって、前向きな、楽しい毎日を過ごそうと心に決めているところです。
とりあえず、年賀状書かなくちゃ(笑。って笑い事じゃないだろーっ。すみません関係者のみなさま)。
うーん、深い。
良い事仰るなぁ、実に。
自分も振り返ってみます。