2009年 04月 12日
隠れた名曲・昭和歌謡 その12 尾崎亜美「蒼夜曲(セレナーデ)」
そう、私はなぜかユーミンの作ったものではない歌が好きなのですね。別にユーミンが嫌いというわけではないのですが、それ以上に、尾崎亜美の才能に秘かに惚れ込んでいるのかもしれません。
ああ、「櫻の園」は大村雅朗さんの最後の作品。ホントは桜がひらひらと舞い散る頃でもありますし、隠れた名曲として紹介しようと思ったのですが、この曲も「哀しみのボート」も平成になってからの曲のようですので断念。で、尾崎亜美にスポットを当て、私が一番好きな「蒼夜曲(セレナーデ)」という曲を紹介しようと思います。みなさん、ハンカチのご用意を。
尾崎亜美というと、杏里の「オリビアを聴きながら」が有名ですが、ほかにもたくさんの名曲をほかのアーティストに提供しています。なかでも特筆すべきものは松本伊代「シャイネスボーイ」、桜田淳子「LADY」、そして金井夕子「パステルラブ」あたりかな。
どれもあんまり売れなかったのが気になるところではありますが、どれもいい曲なんですよ。時代はもう一度尾崎亜美を再認識するべきだと思うのです。
尾崎亜美はこの曲だけでなく「遅すぎたメタモルフォーゼ」も絶品です。思わず酒が進んじゃいますよ。
オレは「遅すぎた〜」はときどき歌いますが、この歌は1、2回しか歌ったことはありません。練習してオレも「持ち歌」にしたいと思います。