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編集王子

newyochy.exblog.jp

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かにしゃぶ事件の顛末 其の二_c0135618_19285282.jpg

 それは昨年末。

 友人宅で行われた、忘年会を兼ねた鍋パーティーでのことでした。

 このパーティーは、前回触れた、最近転職して「給料が高卒並みになってしまった」と言っている友人のマンションで行われたのでした。


 ただこの日、私は先約があり、宴会には参加できませんでした。だからこの話は、新年会で何度も私を怒鳴りつけた友人から、後から聞いた話なのですが。


 この友人宅で振る舞われる鍋は、いつも決まって「白菜と豚肉のミルフィーユ鍋」でした。

 どうせ後でぐちゃぐちゃになってしまうのに(笑)、丁寧に白菜、豚肉、白菜、豚肉の層を作り、振る舞ってくれます。

 豚肉と白菜の相性は抜群ですからね、なんの文句もありません。いつも美味しく美味しくいただいているのですが。


「今日はね、かにしゃぶにしたんだよー」

 友人の声が弾みました。

「わっ、すごいねー、奮発したねー」

 しかし、客はみんな、友人が手にする「カニ」に目が釘付けになりました。


「えっ……」


 それは、どう見てもカニではなく、「カニかまぼこ」だったのでした。


「これがねズワイガニ、こっちがタラバガニ」

 友人は何の悪びれもせず、カニかまぼこを指差して言うのでした。


「……」


 この場に私がいたら、すかさず「何言ってるん。これはカニかまぼこやん!」とツッコミを入れていたでしょう。


 いや、友人としたら、そのツッコミを待ってのボケだったに違いありません。


 しかしその、私に怒りまくった心優しき友人は、その前に「給料が安くてね、高校の初任給くらいのお金しかもらえないの」という彼の話を真に受けていたのか、ついその「ボケ」に反応することが出来なかったのだそうです。


(これは……!

 どう見てもカニではない。カニかまぼこだ。

 まさか、本人、これがホントにカニだと思っているはずはない。

 ふざけているのだろうか……。

 ツッコんだ方がいいのだろうか……。

 いや、いまはお金がないからこれで我慢して、という、彼なりの精一杯のメッセージかもしれない。

 ここでツッコんだりしたら、もしかしたら彼を傷つけてしまうかもしれない。

 自分にはそんなことはできない。自分はヨッチーのようにガサツな、無遠慮な人間ではないのだ。

 友達だもの。

 そう、これはカニしゃぶなんだ。

 そうだそうだ……)


 一瞬のうちにそんな思いを巡らせたというのです。

(ガサツで悪うござんしたね) 


 まあ、昨今のカニかまぼこは下手な本家のカニよりはずっと肉厚で、味もよかったりします。

 だから、そういう鍋があったとしても、私なら大喜びでいただいたと思うのですがね。


 で、結局友人は何のツッコミも出来ずにカニ(かまぼこ)しゃぶしゃぶをありがたくいただき、なんだか分からないモヤモヤを抱えつつ、その宴会は過ぎていったということなのです。


 ということもあって、「カニ」「安月給」に関しては何も言ってはいけないと、固く心に誓った友人でございましたが、自宅の冷凍庫に素晴らしいズワイガニの足が鎮座していることをつい忘れたのかどうか分かりませんが、毒舌、邪悪、ガサツなこの私にカニが見つかり、烈火の如く私に怒りをぶちまけたというわけなのでした。


 まあ、だったら冷凍庫にそんなものを入れておくな、って話ですがね。


 その前に、私はその「カニしゃぶ事件」については一切話を聞いていなかったのですから、怒りをぶちまけられても困ってしまう話なのですがね。


 でも、なんだか漫画みたいで笑ってしまうお話でした。

 今度友人宅で宴会が行われる際には、「いくら」と言ってタピオカを、「松茸」と言ってエリンギを持っていってやろうと思っています。


 ……今度こそ袋叩きか。


# by yochy-1962 | 2020-01-16 17:30 | グルメ | Trackback | Comments(0)
かにしゃぶ事件の顛末 其の一_c0135618_20090057.jpg

 友人宅での新年会の話です。

 私はいつも、お正月にお呼ばれするときは宇都宮みんみんの冷凍餃子36個入りを一箱、お土産に持っていくようにしています。

 これまでいろいろな餃子を食して参りましたが、ここ10年以上堂々一位をキープしているみんみんの餃子。
 厚すぎず、薄すぎない、ちょうどいい按配の皮と、さっぱりとした、それでいてしっかり味付けがされた具の素敵な餃子。値段も安く、私は、何かにつけてネットで大量購入しています。
 だからすでに焼き方もプロ級です(きっぱり)。すっかり慣れた調子でそのお家のキッチンを油だらけにしながら(笑)、宴たけなわのタイミングで、
「餃子のできあがりできあがり〜!」
 これでパーティーは大成功、ってものなのです。

 で、この日もいつものようにこの餃子を携え、慣れた手つきでこの家の冷凍庫を開け、とりあえずここに餃子を収納させていただこうとしたところ……。

 冷凍庫の中に、ズワイガニと思しきオレンジ色の物体が鎮座しているのでありました。

 私はすかさず、
「あっ、カニだ、カニがあるよー」
 まあ、なんの他意もなく、あるがままにルポをしたのでありますが。

 「うるさい! 勝手に人の冷蔵庫を開けるんじゃない!」
 ここの家の主は大層御立腹なのでありました。

 えっ、どうして〜?

 もう10年以上、仲良くさせていただいている親友宅です。
 何度もお家にお邪魔させていただき、それこそビールがなくなったら、勝手に冷蔵庫を開け、勝手に飲むこともしてきたお家なのです。
 それなのに、どうして、冷凍庫に餃子を入れようとしただけなのに、そんなに怒られなくちゃならないのでしょうか。

 どうもその家の主、腹の虫の居所が悪かったのか、他の私の振る舞いにも目くじらを立てて、ぐちぐちと物言いをするのでした。

 私が、同席の他の友人に対して、
「なんだかお前、最近付き合いが悪いんだよね〜。全然宴会に参加しないじゃん?」
 と言ったところ、
「だって新しい職場は高卒の初任給くらいしか給料もらえないんだもん。飲みに行く余裕なんてないよ」
 などと友人が言うものですから、
「えっ? 高卒の初任給って、300万くらい? じゃあ大変だよねえ」
 と茶化してチャンチャン、で終わるつもりだったのですが、この家の主はまたまた、
「もう、ホントにお前は失礼なんだから。そんなこと言うもんじゃない!」
 と私に対して御立腹なのであります。

 なんなの?
 いつものおちゃらけトークが、一切成り立たない雰囲気なのであります。

 どうして?
 どうしてなのでしょうか?

(続く)


# by yochy-1962 | 2020-01-08 19:30 | グルメ | Trackback | Comments(0)
 2020年、今年も恒例の「七福神巡り」に行ってまいりました。
 まだ気持ちが新鮮なうちに、過ちも後悔もないうちに、邪念も恨みもつらみもないうちに、ということで1月3日の決行です。

日本橋七福神巡り_c0135618_19315775.jpg
 友人と都営新宿線の浜町駅で待ち合わせして、まず向かったのが笠間稲荷神社。
 ビルとビルの狭間にあるといった感じの、小さな神社です。
 茨城にある笠間稲荷神社の「分院」みたいなところ、のようです。ここは寿老神が祀られているとのことで、昔から日本橋の魚河岸達の守神として信仰されていたようです。
 しかしすごい行列です。
 これまで浅草七福神、下谷七福神、新宿山手七福神と制覇してきた私ですが、こんなに混み合っている七福神巡りは初めてです。
 約20分ほどかけて参拝。
 獅子舞が賑やかしを演出してくれる七福神巡りも始めて。
 噛んでもらうのにお金がかかるようですがね(だったら友人同士でしますから結構。笑)。

 次は末廣神社。毘沙門天を祀っています。
 ここも結構な混みようですが、とにかくこじんまりした神社です。これは日本橋七福神の神社(ああ、奇しくも日本橋七福神は神社だけで、お寺は一切エントリーされておりません)の大きな特徴ですが、ここは特に、大きなビルに囲まれた場所にあり、さながら絵本「小さなおうち」の感じです。
 毘沙門天というと勝運向上の神様らしいのですが、他にもいろいろ御利益があるらしく、だからこんなに人々がこぞってお参りに来ているのかもしれません。
 いや、この参拝者たちはほとんど七福神巡りの人たち。
 その前の神社で並んでいた人たちと、全くメンツは同じでしたもんね(笑)。

日本橋七福神巡り_c0135618_19503068.jpg
 椙森(すぎのもり)神社。恵比寿天を祀っている神社です。
 江戸時代の富興業を記念した富塚があり(写真の通り。しかし富興業ってなんでしょうね)、だから宝くじ祈願の参拝客も多いのだそうです。
 ここもこじんまりとした、小さな神社です(っていうか、日本橋七福神の神社は全て小ぶりな神社なので、後はこの記述は省略)。

 次は松嶋神社。大黒神を祀っている神社です。
 ここはもう、完璧にビルの一角に収まったという感の神社。
 人形町という一等地ですからね。高層マンションがたくさん立ち並ぶ街。神様にお祈りしてるのかマンションにお祈りしてるのか、ちょっと分からなくなりますね(^^)。

日本橋七福神巡り_c0135618_20181149.jpg
 とか言いながら、でっかい神社がありました。人形町水天宮。安産の神様で有名な神社です。まあ、とりあえず我々には関係がないスポットですね(^^)。
 七福神の神様は本殿の横にありました。弁財天を祀ってありました。
 本殿がものすごい混みようでしたが、七福神エリアは割とスムーズにお参りできました。七福神巡りの方たちで、勘違いして本殿をお参りしたという方も多数、と思いました(^^)。

 茶の木神社。布袋神を祀っている神社です。
 隣にでっかい高層マンションがあります。ファミレスなどもあり、歩き疲れというより並び疲れの我々はここで一休み、としたかったのですが、まあ、あとひとつの神社だけですから、そこをチャチャっと巡ったら、正月から営業している大衆酒場で乾杯しましょうと目論んでいたのですが……。

 最後の小網神社で度肝を抜かれました。
 福禄寿を祀っているこの神社、参拝の行列がこれまでの比、ではないのです。
 多分、大人しく行列に混じって並んでいたら、参拝できるのは少なくても2時間はかかっていたでしょう。
 我々はもう戦線離脱。
 正面の写真だけ撮って、「さて、どこで飲むべか」とこの地を後にしたのでした。
 この神社は行列がすごいよーといろんなサイトでも書かれていたのですがね、ここまでとは思いませんでした。
 みんな強欲だねえ(あっ、我々もあわよくばと思って行ったのですから同じか)。
 さすが強運厄除の神と言われているだけあります。まあ、そのパワースポットの風だけ、いただいて帰りました。

日本橋七福神巡り_c0135618_22181399.jpg
 で、我々は電車で神田に移動。
 日本橋はもういろんなお店もやっていましたがね、なんだかお値段的にしゃらくさいところばかりで、ここは我々が行くところではないと、すぐに移動を決めたのでした。

 神田の串カツ屋で乾杯!
 話題は紅白のMISIAの素晴らしさについて、でございました。
 視聴率が低いとかなんとかいってましたがね、このMISIAを見たらもうそれだけでOKなはずです。
 圧倒的な歌唱力、きらびやかな(ドラッククイーンだということは後で知りました)ステージ。これぞ紅白、です。いやあ、ホント素晴らしかった。

 パフォーマンスの後に卒倒したいつものグループの話題もありましたが、そんなんなら紅白に出なくても結構、というものです。

 キーちゃん(笑)に関しては、たしかに素晴らしいパフォーマンスではありましたが、マネージャーにパワハラしたり宗教ハラスメントしたりと、私には「演歌界の豊田真由子」としか認識しておりませんので、別にどうでもいいです。いや、はっきり言って好きではありません。
 
 AI美空ひばりも、AI竹内まりやもよかったですね。
 ああ、まりやは違ったか(^^)。 

# by yochy-1962 | 2020-01-07 21:00 | Tokyo迷子ウォーキング | Trackback | Comments(0)