2023年 06月 03日
横浜野毛 酔っ払いツアー
ワンフロア丸ごと立ち飲み屋という、世捨人飲兵衛にとっての「テーマパーク」であります。
ゴールデンウィークとはいえ、真っ昼間というのに、すでにいい感じに酔っ払っているご同輩でいっぱいいっぱい。
ああ、平和が戻ってきたなあと思うばかりです(まだ多少の不安はありますがね)。
我々は、普段は横浜ファンでひしめいているであろう、「ホームベース」というお店をチョイス(第一志望店舗は混んでいて入れず、残念)。
しかしこのお店も値段が安く、せんべろファンのハートをギュッとわしづかみにした感じのメニューがグー、です。
刺身など海の幸系を盛んにオススメしてるなと思ったら、後日坂上、指原のなんとかという番組で紹介していて、このお店、チェーン店の磯丸水産の系列店、なんだそうです。
なるほどねえ。
野毛の飲み屋街に移動です。
ここも結構な混雑です。
昨今、若い方はあまりお酒を飲まないなんて話をよく聞きますが、ここ野毛に関しては全然そんなことはないようです。
酔っ払ってイキってる輩(やから)がわんさかわんさか。
そういう連中にからまれないように隅っこ隅っこを歩いていたら(笑)、養老乃瀧なんかにたどり着いてしまいました。
なんだか久しぶりです、養老。
しかしここもなかなかの混みようで、プラス従業員の方々が揃いも揃ってオジちゃん、いや、ヨレヨレのおじいちゃんといった感じで、オーダーするのも躊躇われる、老人虐待をしているような気分になってしまいました。
今ここでオーダーした方がいいか、オーダーするのなら隣席の方と一緒にした方がいいかなど、いろいろ思い巡らし、そのおかげですっかり周りのお客様とはフレンドリーな感じになりましたがね。
養老ビール、何年、いや、何十年ぶりでしょうかね。
養老乃瀧は、私が上京して初めて行った居酒屋だったような記憶があります。
弱肉強食のこの時代、養老乃瀧の店舗自体はだいぶ減りましたが、今でも系列店をたくさん持ちながら生き残ってくれて嬉しい限りです。
初めてもつ焼きというのを食べたのもここ。当時はこんなまずい肉、食えねーよなんて思ったものですが、今では何よりも好きな酒のアテになっているとはねえ。
これは私が堕落したのか、大人へと成長したのか、どっちなんでしょう(苦笑)。
いや、当時と比べて調理技術やら食材の保存法やら格段の進歩を遂げて、味も良くなっているに違いないのでしょうがね。
カラオケを挟み(昭和マニアック歌謡メドレー。笑)、また立ち飲みビル(一応調べてみたら、ぴおシティという名前なんだそう)に戻り、締めの一杯。
ここは新しめの店で、着席して飲むことができます。
って、よくもまあ、何杯も何杯も飲めますわねえこの人達も(苦笑)。
それも、同じような思い出話で、同じように腹を抱えて笑ってばかりです。
お互い20代から30代の、バカみたいに若くて、やたらフットワークが軽くて、平日でも平気で朝まで飲んでそのまま会社に行って、なんてことをしていた、いわば「戦友」みたいな仲間だからこそ、なのかもしれません。
これからも大切にしたいものです。
そのためには健康。健康が一番大切ですな。
まとめ方はすっかりジジイになっておりますが(苦笑)。