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編集王子

newyochy.exblog.jp

Thank you !!!

「井の頭通りの拡張完成と京王線の高架完成は、オレらが生きてるうちには見られないだろうね」
よく友人と笑いながら話すのですが、この近くで生まれ50年以上、という方から伺った話によると、
「井の頭通り沿いなんて、オレが子どもの頃から立ち退きやってたからね。それでもまだ終わってないんだから、完成はまだまだだろうね」
ということですから、生きてるうち云々、というのもあながち冗談ではないのかもしれません。

それでも京王線沿線に住み始めて約7年、電車の中から見える線路に沿った家々が、少しずつ少しずつ立ち退いているのは事実です。
昭和のファンシー好きな方がオーナーだったのでは、と思わせるデザインのアパートや、そこそこ有名な選手を輩出したらしい、古いボクシングジムなどもいつのまにか姿を消し、そうと知っていたら写真でも撮っておけばよかったなと思うばかりです。


で、本題は上北沢の線路沿いにある立ち呑み屋「いさご」です。
ある日八幡山にある行きつけの立ち呑み屋で、この店がもうすぐ閉店になると聞いたのでした。
周りの建物が立ち退きでどんどんなくなって、ここだけがぽつんと残っている状態でしたからね、んー、いよいよここも、なのでしょうね。
一度行ってみたいと思いつつ、ビルの2階にあるため外から店の様子が分からないだけに、ちょっと敷居が高く、なかなか伺えなかったお店でしたが、今行くしかないと、ここは思い切って入店です。

入ってみましたら、別に牢名主みたいな常連が幅を利かせているわけでもない、ごくごく普通の立ち呑み屋さんのようでホッとしました。

この店はキャッシュオンデリバリー形式をとっていて、おかみさんひとりで店を切り盛りしています。
ホッピーの瓶やビールジョッキは自分で冷蔵ケースから取り出す方式。最初はちょっと戸惑いますが、おかみさんが優しく教えてくださいます。

食べ物のメニューは、さすが「せんべろnet」でも紹介されていただけに、高くても一品300円程度と嬉しい限り。
しぞーかおでんなんてメニューもあったので、おかみさんにちょろっと聞いてみたところ、どうも、今は店に出ていない旦那さんが静岡のご出身だそうで、「こないだのゴールデンウイークにも墓参りで静岡に帰っていたのよ」と、静岡出身の私と話が弾みました。

しぞーかおでんには定番の黒はんぺんは切らしていましたが(まあ、なかなか東京では入手できないのでしょう)、お味は正しいしぞーかの味。
その他のメニューも、一品一品手作り感満載の、チェーン店では味わえないおつまみがグー、でした。

この日は、閉店間近というのに、平日ということもあって落ち着いた雰囲気。牢名主客(笑)もおらず、しみじみと楽しく一人呑みを堪能することができました。

「他のところでまた再開しないんですか?」とおかみさんに聞いてみたところ、
「んー、探しているんだけどね」とのこと。
個人的には、せっかくこんないいお店を知ることができたのだから、またご愛顧させていただきたいと思うばかりですがね、まあこれはいろいろな事情もあることでしょうし、とりあえず、閉店の日まで、可能な限り伺おうと思った次第です。

ところで、井の頭通りは拡張したい、というのは分かるのですが、京王線は沿線の土地を買収して、最終的にはどういう状態にしたいのでしょうかね。
複々線にしたいのだったら、そんなに沿線の土地を買収する必要があるのか、という疑問がありますし、ただ沿線の道路を拡張したいのかもしれませんが、それはどういう理由で? なんて思ってしまいますが。

まあいいか。どうせ生きているうちには完成図は見られないでしょうし(笑)。

# by yochy-1962 | 2019-05-12 17:10 | | Trackback | Comments(0)
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平成最後の「煮込みマラソン」略して「にこまら」はここ、恵比寿からスタートです。

前半のゴールデンウィークは天気がイマイチでしたが、この日だけは一日いい天気。絶好のにこまら日和となりました。
って、「よし、いい天気だ。にこまらしよう」などと思う方など、我々以外にいるはずはありませんがね(^^)。

まず、最近テレビなどで話題の恵比寿横丁を覗いてみることに。
時間は午後1時、もちろん店は営業していませんし、していたとしても、まだ始まったばかりの道中、ここで呑んだくれるわけにはいきませんから、場所の確認程度です。
昨今、立ち呑み屋や大衆酒場が若い人にもブームらしく、この手の呑み屋街、増えましたね。それもこんなお洒落な街で、あえての昭和感満載の佇まいです。
しかし、雰囲気だけではすぐに客に飽きられていまいます。美味しくて、リーズナブル、そして接客がよくなくては長持ちしないでしょうがね。
その辺りを確認しに、今度ゆっくり行ってみたいと思います。

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狩人の歌で有名な(山川豊の方が有名だぞ、という声も)アメリカ橋を眺めながら、恵比寿ガーデンプレイス内にあるエビスビール博物館を覗いてみることに。昔はここにビール工場があったのですね。
ビールが作られるまでの行程や、日本人とビールの歴史が詳しく解説されていて、特に明治、大正、昭和の初めの頃の貴重な写真が満載。とても楽しめました。
ホントはここで「利きビール」などしたかったのですがね、とても混んでいたため、そして麻布から合流する友人に配慮して、断念。
あっ、ちゃんと予約して、お金を払って見学、というコースもあって、それにはちゃんとビールの試飲がついているようですよ。

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この辺りに実家があったという同行の友人の、当時のいろいろな情報、住んでいた同級生の紆余曲折のドラマ(とてもここでは披露できないようなエグいネタまで)を聞きながら、広尾を通過して麻布十番に到着。
赤い靴はいていた女の子、「きみちゃん」という名前なんですね。知っていましたか?

本当は「あべちゃん」という煮込み、もつ焼きの名店にみんなを連れて行きたかったのですが、なんとあべちゃん、建物改築中のためお店は跡形もなく、仮店舗も日曜日のため定休日。万事休すです。

結構この「にこまらツアー」、こういうことがありがちなんですよね。
まあ、休日しか開催できませんから、ある程度は仕方がないのですけれども。

ということで、あべちゃんの隣にあった、ちょい呑みできる練り物屋さんで最初の乾杯です。
美味しいおでん、キリンラガービール、そして牛スジの土手煮を堪能。
値段は決して安くはなかったけど、感じの良い接客で満足満足です。
議題は「ちくわぶ」は本当にこの世の中に必要なアイテムであるのか、でした(ウソ)。

ああ、お馬さんのお尻は、歩いている途中で見つけたちょっとトホホなオブジェ(^^)。

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再びウォーキングです。
この辺りは大使館が多いからなのか、近々訪れる改元のお祝いに備えているのか、やたら警官の姿があり、別に悪いことはしていないはずなのですが(やましいことがあるメンツはいたかも?)、ちょっとした緊張感が走ります。

東京タワーは股の間から見上げたのみ。
なんだかイベントをやっていて、とても混雑しておりました。

その後は愛宕山の階段登山。
出世階段という急勾配の男坂を、ぎゃー怖い怖いと言いながら上り、帰りはゆったりと女坂です。
やはり、女の方が人生楽だと思う我々なのでした(^^)。

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新橋に到着。
サラリーマン中心の呑み屋街ということで、やはりゴールデンウィーク中は休みが多いのが残念でした。
本当は新橋駅前のビルにある立ち呑み屋を目標にしていたのですがね、ビルごとお休み。
まあ、休みの日にわざわざ新橋に行こうなんてのも、我々ぐらいかもしれませんがね。

しかし駅前の、大衆酒場がひしめく一角は、早い時間からお客さんで大賑わいでした。呑ん平は連休中でも決して絶滅はしないのです(^^)。
やっとの思いで入ったお店は、約1名の従業員がちょっとの混雑でパニックになってしまい、接客以前、なんだか居心地が悪くてすぐに退散。ニュー新橋ビルの中にあるお店で再び乾杯。ここはとてもくつろげるいいお店でした。

ああ、両方の店で煮込みはオーダーしましたが、こちらもニュー新橋のお店に軍配が上がりました。
両方共基本的なしょうゆ味のもつ煮込みでしたがね、肉の下茹でこぼし一回分の差、というところかな。

そしてニュー新橋ビル内には「焼きそばは飲み物」なんて暖簾がありまして、「そんなことないやろう、……ん、ホンマや」(変な関西弁で失敬)を体感したくて、つい入店。
これが太麺の、なかなかボリュームのある焼きそばで、選べるいろいろなトッピングも楽しく、締めというより、充分一回分の食事となるものでした。美味しかったです。

で、やっぱり焼きそばは飲み物だったかって?

んー、それは……。
コメントは控えます(^^)。

ということで、平成最後のにこまらも無事終了。
今度は令和の秋、ですね。
楽しみに待ちたいと思います。

# by yochy-1962 | 2019-05-03 21:00 | | Trackback | Comments(0)

BGM

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私のような「お一人様のプロ」ともなると、店で流れるBGMも、その店がイケてるかどうかの判断材料としておるのです。

……って、友人たちと行く居酒屋では話に夢中で、その店で流れる音楽なんか聞いてなんかいませんから(みなさん同じだと思います)、これは一人飲みにおける重要事項なのかもしれませんが、お一人様客を大切にしているかしていないかは、その辺りでもよく分かる、ってことなのだと思います。

ひとりで酒を飲むときは、まあその店が馴染みの店で、マスターとの会話を楽しむとか、そこに行けばもれなく知り合いがいて楽しく会話ができるとかシチュエーションはありますが、私の場合は、例外を除いては、一人飲みのときはとことん一人の時間を楽しみたいと思うタイプです。

誰とも会話をしませんから、どうしても周りの音は耳に入ってきます。
ときどき、思わず耳がダンボになってしまうくらい振るっちゃってる会話をしている隣席の方などがいて、私は実況中継のごとくその様子をツイートしたり、芥川賞を獲得するためのネタにさせていただいたり(笑)していますが、まあ、だいたい大衆酒場でのリーマン軍団など揃いも揃って馬鹿ばかりですから(失敬)、そういうときはイヤホンを取り出し、YouTubeで昔のダウンタウンとかサンドイッチマンとか、それこそ昭和歌謡の映像を観れば、1人だけの至福の時は確保できる、というものなのです。

しかしそんなときでも、BGMが昭和歌謡、なんてお店の場合は話は別。隣がどんなに馬鹿な客だとしても、流れる曲、一曲一曲をしっかりと味わい、いろいろな想いに身をまかせるのであります。

大衆酒場でのBGMは昭和歌謡が一番です。
こういうお店で一人飲みを楽しむ客の平均年齢は、まあ確実に40代以上でしょう。そういう層をもてなすには、昨今の音楽でも、洋楽でも、ジャズでもありません。
安くて、そこそこ美味しい店が二軒あったとして、片方はBGMが昭和歌謡、もう一軒は最近の洋楽だったなら、もれなく昭和歌謡の方に行くでしょう。

どうでもいいことと思うかもしれませんが、一人飲みの客を大切にしようか、それともどうでもいいと思うか、その差は、こうしたところにあると思うのです。
とある居酒屋はいつも決まって小洒落たジャズを流し(面白くないんじゃい)、またとある安手の酒場チェーンは、スカパラダイス風の音楽をひたすら流しているのですが(つまらないんじゃい)、私から言わせれば、お一人様には来て欲しくない、という宣言のようにも受け取れます。

って、みんながみんな、お前のような昭和歌謡好きではないんじゃい、という物言いがあるかもしれません。

しかしそれは、昭和という時代に生まれていなかった、あるいは分別のある生活をしていなかった、まだまだケツの青いヤツの言い分であって(ケツの青い方、スミマセン)、当時は、好きとか嫌いとか関係なく、昭和歌謡というものは、日常生活の中にどっぷりと踏ん反り返り(比喩は悪いのですが)、もれなく人々の思い出の、それこそBGMとして存在しているのです。

好きとか嫌いとか関係なく、誰もがピンクレディーの「UFO」を踊れるように。

誰かが「ちょっと待って」などと言おうものなら、すかさず「プレイバック、プレイバック」と言ってしまうように。

松田聖子には涙腺がない、ということは周知の事実のように(笑)。

好きとか嫌いとかではないのです。
ご飯と味噌汁、のように、ごく当たり前に我々のDNAに染み付いているのが、昭和歌謡なのです。

……で、何が言いたかったのかすっかり忘れてしまいましたが、そういうもてなしを大切にしてくれるお店こそ、イケてる大衆酒場としてご愛顧させて頂こうと思っている、令和前夜のワタクシ、でございました。




# by yochy-1962 | 2019-04-18 21:10 | | Trackback | Comments(2)