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編集王子

newyochy.exblog.jp

Thank you !!!

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まだうら若き二十代の頃。
ひとりお店のカウンター席でランチを待っていたところ、目の前で店員さん二人が喧嘩を始めてしまったことがありました。

どうも喧嘩の原因は、私がオーダーしたものがちゃんと作り手に伝わっていなかった、ということらしく、
「言いましたよ、僕」(オーダーを聞いたり、お運びをする男性)
「聞こえてない! 作るのは私! 私にちゃんと言って!」(ひとりで料理を作っている女性)
「分かりましたよ! これから嫌っていうほどデカイ声で言いますから!」(完全にキレてる)

って感じでバトルが始まり、そもそも私のオーダーか通ってる通ってないから始まった喧嘩なので、んーオレがもっと大きな声でオーダーすればよかったのかなぁとか、小心者の私はなんだか申し訳ないような気持ちになってしまったものでした。

それから数年後、やはりカウンター席でランチを待っていたところ、またまたお店の人が喧嘩を始めてしまったことがありました。

いや、この時は喧嘩というよりも、夫婦らしきカウンター内の二人の、奥さんの方がちょっと精神を病んでいる風で(違っていたら申し訳ないのですが)、ぐちぐちと旦那さんに向かって、ずっと不平不満を述べているのです。
客が目の前にいるというのに、お構いなく。

旦那はそんな愚痴など気にもせず、黙々と料理をしています。
しかし妻はその手伝いをすることはなく、「まったく、アンタって人はどうたらこうたら」的な愚痴を延々と続け、客のことなど目に入っていない風なのです。
やっぱりこの奥さん、精神病んでるよな、と思わざるを得ませんでした。

なんなんでしょう。このダンナ、ちょっと前に浮気でもしたのでしょうか。
松坂慶子が演じた「死の棘」のシーンとダブりました。

どうしてこんな昔のことを次々に思い出したのか、それは、ついこの間、またまたとある中華料理店のカウンターでランチを待っていたところ、お運びの兄ちゃんが酢豚と麻婆豆腐のオーダーを間違えたらしく、店主らしき料理人が、烈火のごとく怒り出したのでした。

このお店は繁華街にある老舗で、夜は何回か友人と訪れたことがありますが、ランチもなかなか美味しいお店です。
それこそ酢豚は特にオススメで、ゴロンゴロンとした豚肉の塊が惜しげもなく提供され、野菜も人参、タケノコという基本にはとらわれず、ある時はレンコンが入ったり、ある時はなんと枝豆が入ったり(これが美味しかった!)と、なかなかクリエイティブな酢豚を、安価でいただくことができるのです。

ちょうどこの日は、中国から(らしき)の観光客が数名訪れていて、中国人(らしき)のお運びのお兄ちゃんは、流暢な中国語で応対して、んーさすが、観光地のお店には中国人のバイトは必須だねえなんて思っていた矢先のことだったので、ちょっと驚いてしまいました。

驚いてしまったのは、客の中国人御一行も一緒のようで、あの声の大きな、デリカシーのひとつもないような(失敬)中国人の方々が、ポカンと口を開けて店主の方を見つめています。

それもそのはずで、その店主、怒り方が尋常でなく、ただ一言「注意しろよ!」と言うだけでいいと思うのですが、
「なんだ、バカヤロー!」
「なにやってんだ、ふざけやがって!」
「まったくもう、しっかりしてくれよ!」
みたいな罵声を、延々と続けているのです。

酢豚定食を食べ終わってたっぷんたっぷんしていた私ですが、いたたまれなくて退散。
中国人の方々も、「ニホンジン、キレルトコワイアルネ」と、南京大虐殺の記憶を蘇らせたに違いありません(な訳ないか)。

外でご飯を食べるときって、いわゆる「ハレノヒ」だと思います。
毎日昼は外食、という私ですが、それでも毎日毎日、つらい仕事(ってほどハードな仕事をしているわけではありませんが)からほんの一瞬解放される昼休みを、大切に大切にしているものなのです。

だからそういう時間に、やきもきさせるような、楽しめないような案件があると、ああ、せっかくの昼休みが〜と思ってしまうのです。

ぜひ、お客の前だけでもにこやかに、揉め事などは封印して、作り笑いでいいから迎えてほしいなあと思います。
料理の美味しさ、値段設定、お店のクリーンさ、それだけではないのです。
ほーっとする時間の大切さ、ぜひ分かっていただけたらと思うばかりなのであります。

# by yochy-1962 | 2019-09-20 20:00 | グルメ | Trackback | Comments(0)

天王寺七坂を制覇し、さて、あべのハルカス辺りに参上しようと目論んでいたのですが、この日は曇り時々小雨というお天気。流石に35℃以上の酷暑は過ぎていましたが、湿気はそうとう体力を奪うようで、まだお昼前だというのに、すでにバテ気味の私。

加齢のせい、なのかもしれませんがね。
全く情けない(//∇//)。

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ということで、ガソリン補給のため新世界に潜入です。

人生二度目の新世界。
今回はネットでいろいろと検索して、ここに行こう!と鼻息を荒くしていたのですが、その店はお昼前だというのに、すでに客の大行列。
心が折れましたが、とりあえず街を一周して、そこそこ客が入っている、なるべく小綺麗なお店に、恐る恐る入店。

「月曜から夜更かし」あたりでやってる、世捨人レジェンドみたいなオッチャンはおらず(もっと遅くに出没するのかな)、女子率高めの串揚げ屋さんです。
それにしても、こんな時間に、すでに大トラ状態で騒いでいる女子グループとは(笑)。
……いや、好きですがね、この雰囲気。

肝心の串揚げですが、……美味しかったですよ。
美味しかったけどね、別に大阪まで行かなくても、東京でもいただけるんだよね、今時。
まあ、雰囲気も込みで、楽しませていただきました。


ほろ酔いで心斎橋辺りまで歩き、お決まりの写真を収め、さてどうしようかと大阪の中心で迷う私です。

この日は土曜日とあって、心斎橋あたりは超混雑。中国語の、バトルのような応酬が(まあ、実際にはたいした会話をしているわけではないとは思うのですがね。とにかくあの方達、声がデカイのですね)うるさく、とにかく涼しいところで一息したい……とか思っているうちに、一駅分歩いておりました。

気の利いた喫茶店を探すのもめんどくさく、このまま新大阪駅までGO!
それで、お土産屋とかお好み焼き屋で時間を潰し、東京へ戻りました。

気分転換、という点では、絶好の旅でございました。
まあ食べ物に関しては、今やどこでも全国の食べ物を味わえますからね、新鮮さが売り、という海産物ならともかく、とりあえず新しい感動というものはなかったというのが正直なところです。

今度はもっと涼しい季節に、京都も含めて、アクティブに動き回るぞ!と決心したところであります(^^)。

# by yochy-1962 | 2019-09-13 19:31 | | Trackback | Comments(0)
自称「坂道評論家」としては、大阪にも坂道はあるぞと聞けば、行ってその様子を隈なく調査するのが当たり前、ってものなのです(^^)。

東京ほど坂道は多くない印象の大阪の中心地ですが、天王寺あたりはもともと小高い丘、あるいは低い山だったようで、天王寺七坂と言われるように、ここに七つの坂が集中しているのです。
地下鉄の谷町9丁目駅で電車を降り、早速、坂道探索です。ウキウキッ!
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最初はこの緩い坂道、「真言坂」です。
真言宗のお寺が密集しているところからつけられた名前のようです。
近くにある生國魂神社は、ちょうどお祭りの準備をしているようで、午前中にもかかわらず大勢の人で賑わっていました。
なんだか懐かしいアドバルーンと、高いところでくつろいでいるニャンコを激写。
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石畳が風情を感じさせる「源聖寺坂」は、その通りここにあるお寺からつけられた名前の坂。

口縄坂は、写真の奥が階段になっており、自転車でこの七坂を探索している(らしい)男性が、後に戻るのもしゃらくさいと思ったのか、自転車をかついでえっちらおっちらと坂を上っていく姿を目撃しました。
迂回すればいいのになあ〜(^^)。

口とぢで蛇坂(くちなわざか)を下りけり

芭蕉もこの地を詠んでるんですね。
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愛染堂勝髷院の横にあるのが愛染坂。
なんでも、ここには縁結びの霊木「愛染かつら」なるものがあったとのことですが、すっかり見落としておりました。
まあ、今更縁結びと言われてもねえ(苦笑)。

清水坂。
この近辺には大阪唯一の滝があったらしく、また、高台にあるからか、ここからの眺望は格別だったらしいです。
ここの「夕陽丘」という地名からしても、きっと美しい夕焼けが見えた場所だったんだろうなと想像できます。
その昔、96歳の料理研究家のおばあちゃんの本を作ったことがあるんですけど、ああ、この辺りの高校に通ってたんだなと、ふと思い出しました。
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天神坂あたりから、ちょっとずつ観光客の姿が増えたなあなんて思っていたら、ここは真田幸村が大坂夏の陣で戦死した場所なんだそうです。
大河ドラマの頃はもっと賑わっていたんでしょうね。

ゴール(反対から行けばスタートだけど)の逢坂は、四天王寺西門に至る坂です。
坂名の由来は諸説あるようですが、ふと振り返れば新世界のシンボル、通天閣がにょっきりと、こちらに向かって手を振っているかのようです。

さて、移動です(^^)。

# by yochy-1962 | 2019-09-05 19:43 | Trackback | Comments(0)