人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

編集王子

孤独の人 〜異人たち〜

孤独の人 〜異人たち〜_c0135618_19132482.jpg

 敬愛する山田太一先生原作、大林宣彦監督の映画「異人たちとの夏」が、舞台をロンドンに移しリメイクされたということで、こりゃ、もちろん行くっきゃないっしょと、犯罪蠢く(笑)歌舞伎町トーヨコ近くのTOHOシネマズにやって来た私なのでした。


 日本版は昭和の浅草の雰囲気がよく出ていて、なんといっても片岡鶴太郎と秋吉久美子の演技が素晴らしく(評論家に言わせたら、風間杜夫の演技こそ素晴らしかった、ということでしたが)、ストーリーはともかく、郷愁、それがこの映画の一番の魅力だったような気がしましたが、洋画版はどんな感じに仕上げているのか、興味深々です。


 一応、ネットで予習をしたところ、洋画版では名取裕子演じる、主人公の束の間の恋人(じつは幽霊)を男性の俳優が演じており、つまりは、日本とは違うゲイ映画としてリメイクしているわけなのですね。


 ですから、当然「そういう」シーンはあるわけで、私の隣に座っていた、多分山田太一原作ということで、何の下調べもせずに来てしまったと思われるご高齢のご夫妻などは、明らかに「そういう」シーンで動揺されていて、ちょっとお気の毒でした(笑)。

 どうも、脚本を書かれた方の思いが反映されているのだそうです。


 あんまり多くを書くとネタバレになるので(まあ、奇想天外なことが待っているわけではないが)詳しく書くことはしませんが、主人公をそういう、疎外された人間として描くことで、なんとも言えない、逃れようもない「孤独」感が、心の中にズシーンと襲ってくるのです。


 日本版における、異人界から人間界へと連れ戻す役割の永島敏行に相当する役者さんは出てませんからね。主人公は幽霊としかコミュニケーションをとっていないのです。

 孤独なのです。


 宇宙空間の中にほっぽり出されたような孤独ではなく、群衆の中に紛れていながら、誰とも心を通い合わせることができない、あるいは通い合わせないと心に決めた孤独。


 毎日誰かと顔を合わせ、軽口を叩いて、酒を飲んだり深い話をしているつもりでも、「でも人間、みんな孤独なんだよ」と、ガッと頭を押さえつけられたような気分になりました。


 でも、毎日を流れ流れて生きていると自覚しているときに、ふと立ち止まって観る映画としては最高だったと思います。オススメです。


 で、そんな話を友人にしたところ、

「ところでお前、映画はもうシニア料金で観れるんだよね」

 ……はっ、すっかり忘れておりました(苦笑)。


 


# by yochy-1962 | 2024-05-10 19:30 | 映画・舞台・テレビ | Trackback | Comments(0)

孤高の人(笑。笑、ってこたあないな)

 胃の辺りの激痛が、抗生物質を処方されても一切良くならず、大病院への紹介状をいただいて、ドキドキしながら精密検査を受けたところ、なんと尿管結石が原因だったり(ホッ)、桜が満開であろう日を狙って浅草のお店を予約したのだが、今年は開花が遅く、隅田川の桜は0.5分咲きだったりと、なかなか情けない2024年の春を過ごしているワタクシ、です。

 まあ、昨今は何か文章を書いて投稿したところで反応も薄く、こんな還暦爺の日常など誰も興味などない、って話なんでしょうが、っていうより、どんどんめんどくさがり屋になって、自分から皆様の文章を読んでメッセージを送るとか腰をフリフリするとか(笑)一切しませんからね、どんどんこういう「コミュニケーションツール」っていうんですか、その醍醐味を味わおうという気力もなくなってきている、て話なのです、仕方ないですね。

 まあ、歳をとってから、人付き合いにおいて、あんまり無理をしなくなったというのもあるのかもしれません。
 所詮一匹狼ですから(一匹豚、ではない)、一人でいることに対して、なんの淋しさもありません。いや一人でいることが何よりも好きだったりします。
 だから、そういう自分の至福の時間に砂をかけるような振る舞いをしてくださる方は即ブロックです(以前、至福の一人飲みをしているときに、その姿を見かけたということでいきなり乱入されたことがありました。せっかくの楽しい時間が台無しでした)。

 友人関係も、本当に気が合う、一緒にいて心から楽しい、と思う人以外は、無理して付き合う必要はないなと思うようになりました。

 陰口を叩いたり、人を利用することしか考えていなかったり、平気で友人(と思う人)を罵倒したりするような人達とはサヨウナラ、です。

 歳とって、どんどん意固地になってきているなコイツ、と思うかもしれません。
 しかし、そうやって友人関係を断捨離していった結果、今、厳選された、本当にストレスのない、楽しい友人との付き合いをさせていただいています。

 会話の途中でカチンときたり、無理に気を使ったり、口喧嘩っぽい感じに発展したりとか、一切ありません。

 結局は相性。
 合わない人とは無理して付き合わない。
 これですな、結局。

孤高の人(笑。笑、ってこたあないな)_c0135618_20174033.jpg
 こちらは、我が編集部の久し振りの飲み会の様子。新宿三丁目にあった「ぼでごん亭」が、二丁目に引っ越して、そこで初めての宴です。

 お店はだいぶコンパクトになりましたが、飲み放題コースは以前と同じ。グーでしたよ。
 

# by yochy-1962 | 2024-04-24 19:50 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)

私のバカ痛い史

 これまで、切った転んだぶつけた等のヘマは数知れず、長く生きた分だけたくさんの「痛い」思いをしてまいりました。

 残念ながら出産の経験はございませんが(当たり前だ)、男性でも出産の痛みと同じくらいの痛みを感じることができるという(なんか形容間違ってますけど)尿管結石は経験しておりますので、まあ、痛みのプロと言っても差し支えないのではとも思っております。

 骨折も経験しておりませんし、入院するほどの大きな病気も経験しておりませんので、へなちょこのペーパードライバーみたいなものかもしれませんが。

 それで、あの、逃れようもないほどの鈍い痛みが続いた尿管結石より痛いものなどないと思っていたのですが、現在、それよりも「いた〜い」が続く胃腸炎を経験しているところ、なのであります。

 お酢をかけすぎた中華丼を食べたその夜から、激しい下痢が翌日まで続き、それが終わってからは、ドリル優子に穴をあけられたパソコンの気持ちと同じくらいの(笑)胃の痛み。

 ずっとそれが続くというわけではなく、数時間おきにやってきます。
 痛くなったら、もう立っても座っても寝ててもいられず、トイレに立てこもってみたり、ヨガのポーズっぽいことをしてみたり(ネットで見つけたやつを片っ端から)、キッチンで横になってみたり(なぜ?)、足をテレビ台に乗せてみたり(だからなぜ?)、とにかくじっとしていられなくなるのです。

 痛みは金曜の夜から始まりました。だから、まあ仕方がない、今回の休日はただただ寝倒していれば、なんとか治るだろうと思っていたのですがね。

 はて、日曜の夕方。
 断続的に訪れるドリル優子。
 どうしましょう、このままでは明日から普通に会社に行けません。
 救急外来を受け付けている病院を探し、救急車は使わずなんとかタクシーで病院に辿り着き(なんて善良な小市民なんでしょう)、「多分胃腸炎でしょう」ということで点滴とお薬の処方を受け、帰ってきました。

 しかし、点滴の効果など束の間の話で、3日分の薬も尽きるというのに、ドリル優子さんはなかなかご退場なさってくれません。

 そこで今度は、家の近所にある内科でも診てもらったところ、
「んー、これは細菌性の胃腸炎ですね。
 ほら、お腹叩くとポンポンって音がするでしょ? これはガス。これが胃を圧迫して痛いんですよ」
(お腹のポンポンは、たた太っているからですよーとは言えず)

 ということで、抗生物質、そして溜まったガスを排出してくれる薬などを処方され、いまその二日目、というところです。

 いまだにドリル優子は定期的に私に悶絶の時間を下さるのですが、そして今度は血尿など出てくる有様なのですが、胃腸炎の症状としてしっかり明記されていますので、まあ心配などせず、時が流れてくれるのをただ待つしかないですな。
私のバカ痛い史_c0135618_21332727.jpg
 早くこんな店で乾杯したいものですな。
 ここは元気な頃に訪れた、赤羽の大衆酒場。
 有名な赤羽の酒場エリアで昼間っから酔っ払ってしまおうということで参上したのですが、どこもメートルの上がった赤羽の輩でいっぱいいっぱい。

 こんなのに絡まれてパンツ一丁にされるのも嫌なので(まあ、敵もしようとは思わないな)、駅方面に戻ったところでお店。
 大衆酒場というよりはバルといった雰囲気、メニュー。なかなかよかったです。



# by yochy-1962 | 2024-03-07 17:48 | 健康 | Trackback | Comments(0)

Thank you !!!

by yochy-1962
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31