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編集王子

新宿「美食ブタ倶楽部・豚◯商店」

新宿「美食ブタ倶楽部・豚◯商店」_c0135618_1853164.jpg ああ、「美食ブタ倶楽部」とは、別に私が立ち上げたコミュニティではありません(笑)。
 豚料理をメインとするお店に潜入、食材に間違われないよう(笑)、精一杯小顔になったふりをして一般客に混じり、この店ご自慢の豚しゃぶをいただくことにしたのでした。ぶぅ、共食いじゃないぞ。

 一般的に、豚肉というのは菌が多く、ちゃんと火を通さないと食べることはできないと言われているのですが、ここのお店の豚肉は無菌状態で育てられたお肉で、普通のしゃぶしゃぶと同じ感覚で食べられるのだそう。
 牛肉に比べて豚肉の脂は「善玉コレステロール」と言われていますから、いくら食べても平気なはずです(カロリーのことはさておき)。いえーい、食うぞ!

新宿「美食ブタ倶楽部・豚◯商店」_c0135618_1854878.jpg 豚しゃぶの「スープ」は二種類。昆布だしのスープと、11種類の薬膳を配合した「薬膳スープ」があり、好きな方にお肉をつけてしゃぶしゃぶしゃぶ、としてからいただきます。ちょいとピリ辛の薬膳スープに肉をくぐらせるときは、ポン酢などは必要なく、さっぱりと、とても健康的な気分でお肉をいただくことができます。

 残ったスープにはラーメンを入れて食べたのですが、これがまたおいしい! 薬膳スープの中に入った松の実などをプチ、プチ、と食べていくうちに、体がほんわかとあったまってくるのがわかります。
 ああ、温かいものがうれしい季節がやってきたのですねー。

新宿「美食ブタ倶楽部・豚◯商店」_c0135618_1861558.jpg このお店には豚しゃぶだけでなく、豚を使った一品料理も楽しむことができます。全部食うことはできませんので(いや、食えと言われれば食いますが)、厳選に厳選を重ね、我々がチョイスした料理をご紹介。

 こちらは黒酢を使った酢豚。味は申し分なく、健康によさそうな感じもしてグー、なのですが、肉がとても柔らかく、固めに揚げて、「おいこら、オレを食うことができるのかい」といった男っぽい酢豚の肉に慣れきっている私からしたら、ちょっと迫力不足、って感じかな。

新宿「美食ブタ倶楽部・豚◯商店」_c0135618_186237.jpg こちらは豚の唐揚げ。実は私的には、これが一番のヒット。固過ぎず、柔らか過ぎず、ほどよい歯ごたえの豚肉をからりと揚げて、しつこ過ぎない塩味をまとわせていただく唐揚げ。これが絶品でした。ぜひご賞味あれ。

 そのほか、デザートのアイス(さつまいもフライがトッピングされていて、これがまた香ばしくてアイスに合って、絶品)も黒酢ソーダ(連れが頼んだ一品でしたが、嫌がらせのような酸っぱさで、いやでも健康になってしまうだろう、って感じのソーダでした)もおいしく、ぜひまた行ってみたいと思わせる良店でした。
 開店後すぐに客で満杯になってしまうので、なるべく早い時間、あるいは予約をするのがモア・ベターでしょう。おすすめです。

ソレタ大文化祭は11月20日からです。ぜひお越し下さい。
# by yochy-1962 | 2008-11-03 00:41 | グルメ | Trackback | Comments(0)

東京坂道百景 その22「堀田坂」「北条坂」「仙台坂」

東京坂道百景 その22「堀田坂」「北条坂」「仙台坂」_c0135618_16381.jpg 上京してからもう25年以上が過ぎ、ふるさとで過ごした期間よりも、ずっと長い時間を東京で過ごしているというのに、いまだにふるさとで過ごした時間の方が長く、濃密な時間を過ごしてきたような気がしてしまったりもします。

 それは、ふるさとで過ごしたのは脳が飛躍的に発達する期間だとか、感受性が強い時期に過ごしていた場所だからなのかもしれませんが、そのためなのか、いまだに東京を「仮の住まい」と思っているようなところがあるのです。
 どこか腰を浮かせて暮らしているような感じが、いまだにあったりするのです。

 東京で「ちゃんとした」、根を張ったような生活をしている方なら、そんなことなど思うことはないのかもしれませんが、私はご存知のように「根無し草」状態(苦笑)ですから、こんなことを思うのかもしれません。一生「モラトリアム」状態。そんな人生、幸せなのか不幸せなのか。
 たぶん不幸せですね(またまた苦笑)。

東京坂道百景 その22「堀田坂」「北条坂」「仙台坂」_c0135618_17033.jpg だから、たとえぱ私が余命3か月と宣言されたとしたら、真っ先にすることは、ふるさとに帰ることなのでしょう。
 幼い頃に遊んだ場所や、海でぼんやりとした時間を過ごし、昔の友達に会ったりして、静かな静かなひとときを過ごすと思います。いや、別に、今の友達を軽んじているつもりはありません。それよりも、今の友達には、ぜひ私のふるさとに来ていただいて、私の「ふるさと自慢」を聞いていただきたいなあと思います(笑)。あっ、いまでもしょっちゅう聞いていますね。失敬でした。

 だったら余命3か月とは言わず、いますぐにでもふるさとに帰ればいいじゃないかと思うかもしれませんがね。まあ、これからもずっと東京で暮らしていく決心は、とうにしている上で言っていることですからね。「ふるさとは 遠きにありて 思うもの」って感じですかねぇ。

東京坂道百景 その22「堀田坂」「北条坂」「仙台坂」_c0135618_18266.jpg ところで、東京に出てきて真っ先に私が感じたことは、「水がまずい」こと、「食べ物がまずい」こと、そして「緑が少ない」ことで、こんなところで暮らしていけるかなあと、当時19歳の私は思ったものでした。

 知り合いもほとんどいないし、すれ違う人がみんな冷たい人に見えたものでした。すぐに田舎に帰ろう……そういえばこないだ偶然会った小学校時代の同級生は、東京は私の暮らすところじゃないと、たった半年で大学を中退し、田舎に帰ってきたもんなあ。そして東京の大学に行った高校の同級生は、田舎に帰ってきて、すぐに自殺してしまった……。やっぱり東京で暮らすことは気の小さい私には無理なのかなあ、なんて自問する日が続いていたのでした。

 しかし人間、時間がかかってもなんとか慣れるもので、また水事情もだいぶ改善されたようで、そしてなにより、案外私、順応性があったようで(つまりは図々しい性格だったということですね)、最近はそんなことを思うこともなくなりました。そして、いろいろな街を歩いていくうちに「東京も意外と緑が多いのではないか」ということに気がついたのでした。

 六本木から麻布十番方面に歩いていくときに見つけた、上から「堀田坂」(厳密に言うと、写真よりも手前が坂道です。写真に失敗しました)「北条坂」「仙台坂」の写真なのですが、ここらあたりは緑豊かで、都心とは思えないほどの閑静な住宅地です。
 もちろん、春先の、レンゲの花で一面紫色に染まった田んぼのような、素朴な緑ではないのですが、緑は、とりあえず心が安らぐものです。

 人間もいろいろと反省すべきところは反省し、なんとか緑を残していこう、増やしていこうと頑張っているようです。以前はゴミゴミしてなかなか通り抜けることができなかった駅近辺の道も、自転車整理のおじさんたちのご尽力で、だいぶ改善されてきたようでもあります。
 人工的ではあるけれど、東京の緑もいいものだねえ、なんて思いましたが、えーとその前に、とりあえず我が家の緑、すっかり枯れてしまったプランターの植物をなんとかしなくてはいけないようですが。

 ……なんだか着地点失敗な感じ(苦笑)。でもいいや。忙しいの、こちとらは(なにを逆ギレっぽくなっているのだ)。いまから、また坂道探索です。

これらの坂の地図はこちらです

ソレタ大文化祭は11月20日からです。ぜひお越し下さい。
# by yochy-1962 | 2008-11-01 11:43 | 東京坂道百景 | Trackback | Comments(6)

高松グルメ調査隊が行く!

高松グルメ調査隊が行く!_c0135618_22283218.jpg 取材の仕事で香川県高松市に行ってきました! 本州から飛び出すのは何年ぶりでしょう。いえーい。
 高松市といったらまず第一に思い出すのは「本ならなんでも揃う」宮脇書店本店です。
 って、かなりな職業病ですねえ(苦笑)。しかし、高松に足を踏み入れたら、まずここを詣でなければいけません。お賽銭を投げ込み(笑。いや、そんなことしてませんよ)、さて、高松のおいしいもの探索! です。

高松グルメ調査隊が行く!_c0135618_22363659.jpg 高松に着いて、同行のカメラマンと真っ先に入ったのが「回転寿し」だったのですが、ネタはもちろん、寿司飯がとてもおいしく、なおかつ値段も安かったのでした。こりゃ高松、そうとう期待できるんではないかと思い、夜、何気ない普通の居酒屋さんに入って、刺身をオーダーしてみましたが……。
 ……ツマがなく、なんとも素っ気ない刺身盛り合わせで、ちょっと拍子抜け。しかしこれがまたおいしく、身が締まっていて、新鮮極まりない(←こんな言い方するかい)刺身に大感激です。

高松グルメ調査隊が行く!_c0135618_22454347.jpg 高松の煮込みも調査です。
 これは「どて焼き」というもので、鍋でぐつぐつ煮込んだ料理とはちょっと違うようですが、甘めの味噌(高松は醤油も甘め。これがなかなかおいしかったっす)と柔らかく煮込まれた牛すじが、マッチ・グーでした。
 個人的にはもっとぐたぐたに煮込んだ肉で、辛めの味付けにした煮込みが好きなのですが、たまにはいいかな、って感じですね。

高松グルメ調査隊が行く!_c0135618_22531765.jpg 二軒目のお店は、高松の日本酒を調査。
 まずは「さぬきよいまい」という酒に挑戦。なんとこのお酒、香川大学農学部が中心になって開発したお酒なのだそうで、くせがなく、とても飲みやすいお酒。
 讃岐というと、うどんばかりが目立っている感がありますが、米作り、そして酒造りにも力を入れているんだなあと再認識です。

高松グルメ調査隊が行く!_c0135618_2325421.jpg こちらは「雄町」という、香川の酒としてはポピュラーなお酒。すっきりとして、くい、くい、と飲めてしまう、やや危ないお酒です。
 こちらの料理は味付けがやや甘く(つきだしは空豆を甘い醤油で煮たものだったしなあ)、だからお酒はすっきりと飲みやすいものが主流なのかなあとも思いましたが、さて、どうなんでしょうね。

高松グルメ調査隊が行く!_c0135618_2311551.jpg 高松のコンビニも調査しなくてはいけません。
 真っ先に見つけたのが、これ「金ちゃんヌードル」です。東京では「金ちゃんやきそば」は売られていますが、ヌードルはあまり見かけることはありません。しかし我が地元、静岡では「カップヌードル」よりもポピュラーだったりするのですがね(ホンマかいな)。このラーメンの会社は徳島にあるので、四国でもたぶんポピュラーだと思われます。

高松グルメ調査隊が行く!_c0135618_2316621.jpg こんなのは初めて見ました。おにぎりせんべいと柿の種のコラボ、です。しかし、形はおにぎりせんべいのミニチュアですが、味はしっかり柿の種。んー、おにぎりせんべいの味でミニチュアだったらよかったのになあ。
 さんざん食べ散らかして、おまけに缶チューハイをひとくち飲んだだけで、大いびきをかいて眠ってしまった私。もったいないよなあ。何様かよ!

高松グルメ調査隊が行く!_c0135618_23185674.jpg さて二日目。いくぶん早めに仕事が終わり、帰りの飛行機まで時間に余裕があったので、「栗林公園」という名所を覗いてみることに。
 とても美しく、手入れの行き届いた庭園です。この写真は「古富士」という高台から眺めた風景ですが、なるほど絶景です。説明によると、明治時代の教科書には「後楽園、偕楽園、兼六園の日本三大庭園よりも美しい眺め」だと説明されているのだとか。
 三大庭園のひとつも伺っていないので、なんとも言えないのが残念ですがね。

高松グルメ調査隊が行く!_c0135618_232708.jpg そして、最後の最後で、やっと讃岐うどんとご対面です。
 取材先の方にも「ここはおいしいよ」とおすすめいただいた店で、満を持していただいたのですが、うん、つるつる、しこしこの麺がとてもおいしかったです。
 しかし、ざるうどんってヤツは一本一本の麺が長いからなのか、麺をつゆにつけるのがなんとも難しく、つゆが入った器からだらーんと麺がこぼれてしまったり、とてもみっともない食べ方を披露してしまいました(そんな不器用、オレだけかもしれませんが)。ここはぶっかけうどんにしておいたほうがよかったかも、です。

高松グルメ調査隊が行く!_c0135618_2334343.jpg この店にはおでん、なんてメニューもありまして、静岡おでんみたいに串に刺さっていて、自分の好きなものをチョイスして食べる、という方式も静岡おでんに似ています。
 私は牛スジと、「長天」という、讃岐地方独特の、魚の練り物を食べてみました。うん、とてもおいしかったですが、甘めの味噌は、ちょっと私には合わなかったかな。

 高松の味を思いっきり堪能した二日間でした(本題は仕事でしたが、あくまでも)。それにしても、高松はいたるところに「セルフ」うどんの店があり、なんの予備知識もないと、いったいどの店に入ればいいのか迷ってしまいます。昼時にガラガラの店があったり、延々と車の行列ができている店もあったり、地元の人はいろいろと詳しく知っていると思うので、やはりここは、いろいろと調査して店をチョイスするのがよいでしょう。

 しかしまあ、ガソリンスタンドも大きく「セルフ」という看板を掲げてみたり、「ふとん」という文字が「うどん」に見えてしまったり、まぎらわしいったらありゃしねえ(笑。オレだけかな)。
# by yochy-1962 | 2008-10-27 23:55 | グルメ | Trackback | Comments(13)

Thank you !!!

by yochy-1962
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