2008年 11月 03日
新宿「美食ブタ倶楽部・豚◯商店」
豚料理をメインとするお店に潜入、食材に間違われないよう(笑)、精一杯小顔になったふりをして一般客に混じり、この店ご自慢の豚しゃぶをいただくことにしたのでした。ぶぅ、共食いじゃないぞ。
一般的に、豚肉というのは菌が多く、ちゃんと火を通さないと食べることはできないと言われているのですが、ここのお店の豚肉は無菌状態で育てられたお肉で、普通のしゃぶしゃぶと同じ感覚で食べられるのだそう。
牛肉に比べて豚肉の脂は「善玉コレステロール」と言われていますから、いくら食べても平気なはずです(カロリーのことはさておき)。いえーい、食うぞ!
豚しゃぶの「スープ」は二種類。昆布だしのスープと、11種類の薬膳を配合した「薬膳スープ」があり、好きな方にお肉をつけてしゃぶしゃぶしゃぶ、としてからいただきます。ちょいとピリ辛の薬膳スープに肉をくぐらせるときは、ポン酢などは必要なく、さっぱりと、とても健康的な気分でお肉をいただくことができます。
残ったスープにはラーメンを入れて食べたのですが、これがまたおいしい! 薬膳スープの中に入った松の実などをプチ、プチ、と食べていくうちに、体がほんわかとあったまってくるのがわかります。
ああ、温かいものがうれしい季節がやってきたのですねー。
このお店には豚しゃぶだけでなく、豚を使った一品料理も楽しむことができます。全部食うことはできませんので(いや、食えと言われれば食いますが)、厳選に厳選を重ね、我々がチョイスした料理をご紹介。
こちらは黒酢を使った酢豚。味は申し分なく、健康によさそうな感じもしてグー、なのですが、肉がとても柔らかく、固めに揚げて、「おいこら、オレを食うことができるのかい」といった男っぽい酢豚の肉に慣れきっている私からしたら、ちょっと迫力不足、って感じかな。
こちらは豚の唐揚げ。実は私的には、これが一番のヒット。固過ぎず、柔らか過ぎず、ほどよい歯ごたえの豚肉をからりと揚げて、しつこ過ぎない塩味をまとわせていただく唐揚げ。これが絶品でした。ぜひご賞味あれ。
そのほか、デザートのアイス(さつまいもフライがトッピングされていて、これがまた香ばしくてアイスに合って、絶品)も黒酢ソーダ(連れが頼んだ一品でしたが、嫌がらせのような酸っぱさで、いやでも健康になってしまうだろう、って感じのソーダでした)もおいしく、ぜひまた行ってみたいと思わせる良店でした。
開店後すぐに客で満杯になってしまうので、なるべく早い時間、あるいは予約をするのがモア・ベターでしょう。おすすめです。
ソレタ大文化祭は11月20日からです。ぜひお越し下さい。