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編集王子

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引っ越し先の居酒屋探索もひと段落ついて、馴染みにしたいと思ったイカす店、もう二度と行くもんかと思った店など、だいたいのところは把握したような気になっていたのですが。

ここのところの猛暑がちょっと落ち着き、ゲリラ豪雨もないだろうと見込んだ気だるい日曜の夕暮れ時、お散歩ついでに見つけたお店がなかなか素敵で、ああ、なんて奥深い街に引っ越して来れたのだろうと、改めて我が嗅覚の素晴らしさに感嘆している2017年7月の終わりの私、でございます。

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お店の宣伝をするつもりはさらさらないので(ステマじゃないしね)特に店名は晒しませんが、街のメインストリートからはちょっと逸れた、わざわざ用がなければ通らないところに鎮座する大衆酒場。
チェーン店ではないようです。こういう、地元密着型であろうお店は、これまで嫌という程痛い目に遭ってきたので(詳しくは前の記事を参照願う)、ちょっと入るのは躊躇しちゃうなあと、店頭に提示してあるメニューをぼんやり眺めていたところ、中からふくよかな(お前もな、というツッコミは無用)、気の良さそうなニイちゃんが出てきて、「どうぞどうぞ、席空いてますよ」と感じよく誘ってくださり、じゃあ、とばかりに入店。

メニューの感じは、特に他の居酒屋さんと大差ないですが、おひとり様でも楽しめるよう、小ぶりの安手メニューが豊富です。そして、テーブル席から離れたカウンター席もあるため、「ヒャッヒャッヒャッ〜」という、酔っ払いの下品な笑い声を間近に聞かなくても、静かにお酒を楽しむことができます。
まあ、友人たちと飲むときは率先して自分から上げている奇声ではありますが。まあそれは置いといて(^_^)。

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肝心のお料理ですが、値段の割に細やかな気配りが利いていて、お刺身に添えられた薬味も素敵です。
それで、最初に出てきたお通しも個性豊かで……そう、私は今回、そのことを訴えたかったのです。

キッチュで、お通しは出しませんという店はともかく、300円でも500円でも、とにかくお金をとってお通しを提供するのなら、そこにもしっかり力を入れるべし、それを疎かにしない店こそ、イカした居酒屋であると思うのであります。

ときどき、いつ行ってもお通しはこれ、と頑なに決めているお店に遭遇します。例えば串揚げ屋さんのように、揚げ物ばかりの箸休め、お腹の具合を整えるためにはキャベツ、これしかありませんぜ、というポリシーがあっての場合はそれで構わないと思います。
しかし、何時ぞやテレビでどなたかがおっしゃっていましたが(上岡龍太郎さんだったかなぁ)お通しというものは、ウチの店はこんな料理を出す店でっせ、と宣言するためのもの、なのだと思います。
だから、お通しで、残り物みたいな一品を平気で出すようなお店、そして金太郎飴みたいに、いつ行っても同じものしか出さない店は、結局そういう店なのだと思うしかないのかもしれません。

そう、いくら300円くらいだとしても、全然イカしてないお通しにお金なんか払いたくないですもんね。

ということで、偶然見つけたこの大衆居酒屋さん、地元の居酒屋ランキング初登場1位を獲得です。
おめでとうございます。これからもニヤニヤしながら通いたいと思います(笑)。
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by yochy-1962 | 2017-07-30 18:04 | | Trackback | Comments(1)
引っ越してから早1ヶ月経ちました。
以前よりはずっと住みやすい街、雰囲気、そしてグレードアップされた住まいを得ることができたような気がします。
引っ越そうと思った一番の理由は、ホントのところは敢えてここには書きませんが、取り敢えず、ああ、引っ越してよかったなあと、家に帰るのが楽しみだなあと思える日々を取り戻せたことの幸せを噛み締めている昨今の私です。

さて、新しい街で、何はともあれ済ませなければいけないのは、その街の居酒屋を全て熟知しておくことですが(ホンマかいな)、八幡山という街はなかなか懐が深く、まだまだ行けていないお店がたくさんあり、前のめり前のめり、食い気味食い気味の毎日を過ごしているワタクシ、であります。

えーと、イカしたスーパーが駅前にある街に住みたい、という理由で引っ越したはずなのですがね、まあそれは置いといて(^_^)。

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しかしまあ、どういうことでしょう、私がこの街に引っ越すのを待っていたかのように、鳥貴族様がこの街にオープン。そして、ちょっとイカした感じの居酒屋もリニューアルオープンと、心落ち着かせる暇もなく、今夜もまたフラフラと、吉田某先生の如く居酒屋探訪を続けている昨今であります。

そこでふと思ったのですが、自分にとってイカす酒場とはどんなところだろう、ということです。
まあ、そこそこ美味しいおつまみを、安価な値段で出してくれればどこでも好きになっちゃうのですが、この、ナウなヤングのハートをドキュンとわしづかみにしてくれるためには(^_^)、いろいろな関門が待ち構えているわけなのであります。
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まず店の作り。
理想としては、チェーン店ぽい、無機質な、金太郎飴的な佇まいのお店はあまり好きではありません。
そういうお店でもお一人様用のカウンター席は用意してあり、安価ということもあって時々は利用したりします。
しかし、こういうお店に限って、お一人様が泣いて喜ぶような、「小ぶりでまとめましたぜ、旦那」的なメニューは少なく、しかも、だいたい綺麗に撮られたメニュー写真は、隣にタバコの箱でも置いてくれないとその大きさがよく分からない「詐欺画像」だったりします。
さらに、このような大箱チェーン店居酒屋は、大学生のコンパなどで使われる率が高く、ワーワーギャーギャー、イッキイッキなどという怒声が飛び交う中で、ゆったりのんびり、1日の疲れを癒すなんてこと、できるはずがありません。
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じゃあ、チェーン店でない、こじんまりとした、地元密着型的な居酒屋がいいのではないかと思うのですが、意外とこういう店で「お気に入り」を見つけるのは、チェーン店でイケてる店を探すよりも至難の技である、というのが事実であります。

そう、地元密着型「過ぎる」のが問題なのです。

本当なら、そういう店を確保して、店に行ったら何も言わずにホッピーと煮込みをすっと出してくれたら最高だなと思ったりするのですが、そうなる前にいくつもの関門があり、私の場合、その第一関門で「ダメだこりゃ」と戦意喪失、の繰り返しだったりします。

そういう、地元密着型の店に意を決して入店すると、「いらっしゃいませ」という威勢のいい掛け声の前に、なんとも言えない一瞬の「誰アンタ? ここが分かって入ってるの?」的な威嚇があり、「……1人ですけど」という、思いっきり下手に出たこちらの物言いに対して、やっと「はい、いらっしゃいませ」という言葉が出てくるのです。

しかし、無事入店に成功したものの、既に盛り上がっていて、突然雪崩れ込んできた新参者(オレのことね)に邪魔された常連さん達は瞬間鎮まり、それから私の一挙手一投足を、見ていないふりでしっかりとチェックしています(いるように見えます)。
なんだか、イヤーな気持ちです。

まあ、そんなの関係なく、自分の好きなようにお酒を楽しみ、おつまみを楽しめばいいとは思うのですが、そのお店のタテマエとホンネ、というものがあるようで、それも熟知しないと、なかなか常連さんと認めてもらえないようで、結局、なんだかめんどくさいなあと思ってしまうのです。
先日は、「串揚げ、煮込み」と銘打った地元密着型のお店に入店して、じゃあとばかりに「串揚げお願いします」とオーダーしたところ、「えっ、串揚げ(オーダーするん)ですか?」とびっくりされてしまいました。
「えっ?」こちらの方がびっくりです。
慌てて、私をこっそり見ている常連さんらしき方々のテーブルを覗くと、皆さんは本日のオススメ的なものを揃って召し上がっているようで、どうもこの店は串揚げではなく、お店側が用意したものを、なんの文句もなく、ありがたくいただく「串揚げ屋さん」のようなのでした。
なんだかなあ、頼まれたくなければ看板に謳うなよ、ついでに言わせてもらうけど、「当店は常連さんだけで成り立っています、新参者は受け付けません」みたいな張り紙しておけよと、その日はちょっと荒れてしまいました(^_^)。
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で、結局、私がいいな、また行きたいなと思わせてくれる大衆酒場は、安くて美味しいおつまみを出してくれるのはもちろんですが(この際、煮込みに関してはとやかく言わないようにします)、お一人様でも、新参者でもにこやかに受け入れてくれる店、無理に話しかけてこなくてもいいけれど、ホッピーが無くなりかけてたら「ナカ、入れますか?」とさりげなく聞いてくれるくらいの気の利いた店、常連が大きな顔して威張っていない店、そして、欲を言えばBGMは昭和歌謡の店。いや、これは必須かな。

そんな店ならば週に一度、二度、三度でも通いたいと思っているのですがね。
で、新しく住む街に一軒、そんな私のわがままな心を満足させてくれる店があり、それだけでも今回の引っ越しは大成功なのではと思うのであります、えへっ。


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by yochy-1962 | 2017-07-08 14:00 | | Trackback | Comments(2)

by yochy-1962