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編集王子

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c0135618_0572783.jpg 特集タイトルだけ見て、中身も確認せずに買って来てしまった「大人のウォーカー」3月号。
 昨年亡くなった阿久悠先生の軌跡、親しかった方たちのインタビュー、少年時代を過ごした淡路島を探るページなどなかなか興味深い内容で、特に作曲家の筒美京平先生のインタビューが収録されていただけで、購入の「価値」はあったと思うのですが、すでに語り尽くされている事柄も大々的に載っていて、んー、これは阿久悠ファンにとっても、そして私のように「もしかしたら阿久悠先生が愛した場所、店なんかを特集しちゃっているのかな」なんて思いながら購入した「ウォーカー」にとっても、少々物足りない内容だと思いました。んー残念。

 というより、多分、この雑誌を編集した人たちは、ホントに阿久悠先生のことが好きだったというわけではないな、あるいは、昭和時代に熱中して「歌謡曲」を聴いていた人たちではないな、ということがわかってしまったのがとても残念でした。
 記事の誤り、無知から来るとんちんかんが多いのです。年号の間違いとかはもちろんですが、例えばピンクレディーが「UFO」でレコード大賞を受賞したときのライバルは、「プレイバックPart2」の百恵ちゃんで、「横須賀ストーリー」の百恵ちゃんではないんだよなとか、主な作品一覧で、どうしてシングルじゃなくて誰も知らないアルバムの曲とかが入っちゃうのとか、当時一生懸命歌謡曲を聴いていた人なら、思わず突っ込んでしまう記述がたくさんたくさん出てくるのです。んー、オレを校正に呼んでくれたらしっかりチェックしてあげたのにね(笑)。

 まあ、たまたま私がふかーく知っているところで間違いを発見したわけで、それで鬼の首を取ったかのようにするのも性格が悪いことなのですがね。ただ、「いまこれが流行っているから出しとけ〜」みたいな姿勢で「イケイケドンドン」の仕事をしても、それが付け焼き刃かどうかってことは、分かる人には分かっちゃうものなんだなあということは、自分に対しても言えることで、反省すべきは反省しなくちゃいけないなあと、思っているところなのです。

 そこに「愛」がなくちゃ、ダメなんだよね。誰かが言ったような台詞ですが(苦笑)。
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by yochy-1962 | 2008-01-31 01:33 | 文学・芸術 | Trackback | Comments(10)
c0135618_4421593.jpg 大衆酒場をこよなく愛するブロガーたちで結成された「にこけん」(煮込み研究会)には、「しちけん」(七味をこよなく愛する会)、「パチけん」(パチンコを真面目に研究する会)など、いくつかの会が同時に存在しているのですが、「スリーオヤヂーズ」という、50を目前にしたおやぢさん(「じ」ではなく「ぢ」が正しいのだそうな)たちで構成された会も存在しています。
 もちろん、50手前ではなく王子の私(よくもまあ、相変わらずぬけぬけと)には縁のない会なのですが、今回オヤヂーズの定例会に、最近体調がいまひとつで「プチ不幸」といった私を元気づけようと、ぽぱいさんが誘ってくださったのでした。
 場所は新宿御苑近くにある串揚げの店「しゃかりき」。本場大阪から進出した、安価で大衆感たっぷりのお店です。(実は私、この店には以前にも伺ったことがあり、ブログでも紹介したような気がしましたが、確認してみたらその記事はアップしていませんでした。すんません、ウソついちゃった。)

c0135618_4422951.jpg ホッピーとキャベツ。これぞ正しい「大衆酒場」の図です。
 しばらくお酒を飲んでいなかった私は、大丈夫かなあ、またピーヒャララになっちまうかなあと心配でしたが、せっかくここまで来たのだから、もう、なったらなったでいいやと、腹を決めてホッピーをゴクリ。
 んー、うまいっすね。細胞に染みわたる美味しさ。不調など、うそのように吹き飛んでいきます。なんて単純なんでしょうこの体。

c0135618_4424816.jpg ここの串揚げは、ひとつひとつが小ぶりで、衣が薄いので腹にもたれることがなく、いくらでもイケちゃうおいしさです。
 油物はしばらく摂取していなかった私ですが、ホッピーが血液の中を回り出してから、すっかり調子がよくなって、かつての「食欲王」が復活。
 いや、ボケ揃いのみなさんにひとつひとつ突っ込んでいくうちに、エネルギーが燃え出してきたのかもしれません。みなさんに感謝です。

c0135618_442582.jpg これが夢にまで見た(?)「海老」ちゃんです。
 さくっとして、ため息が出るほどの美味。口に入れた瞬間、私の頬の筋肉がゆるんでいくのがわかります。んーおいしい。幸せっっっ。

c0135618_443827.jpg にこけんとしては、ここの「煮込み」も賞味しなくてはなりません。
 ここの煮込みは甘めの味噌仕立て、牛スジと豚のモツをブレンドした煮込みです。
 大根、人参、豆腐、こんにゃくがごろりと入り、もつ煮込みというより野菜中心の煮込みといった印象を受けるのですが、その分、肉の存在がしっかり主張され、「一品料理」といったプライドをも感じる煮込みです。
 「ここの煮込みは漬け物でいったら浅漬けという感じ」。グルメッチーさんのコメントにもうなづけます。好みはそれぞれでしょうが、もうちょっと辛いほうがオレは好きかな。

c0135618_4431951.jpg これはなんと「バームクーヘンの串揚げ」。
 衣が薄く、揚げているのに水分がそれほど飛んでいないので、とても食べやすく、意外なおいしさ。考えてみたら揚げ饅頭とか揚げパンとかあるのだから、揚げバームクーヘンがあってもおかしくありません。バームクーヘンがたまっちゃってたまっちゃって、とお嘆きのご婦人方(そんなのいるか!)、ぜひご家庭でやってみてください。

 スリーオヤヂーズはそれぞれの血液型から別名「BOB」会とも言うのだそうで、今回O型の私が特別参加したことで「BOBO」会になり、これには九州出身の楽笑さんは大照れ。えー、なんで?(笑)。
 その後、グルメッチーさんの飲み友達のナース、Hちゃんが乱入し、「BOBO」会が「ABOBO」会に変わり、頬が痛くなるくらいに笑い転げ、新宿の夜は老けていくのでした。
 老けて、ではない!

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by yochy-1962 | 2008-01-30 05:49 | にこけん(煮込み研究会) | Trackback | Comments(8)
 どうも〜、海老沢海老夫でございます。
 ああ私、王子であり、アイドルでもあり、ビジュアル系編集者でもあるのですが、海老をこよなく愛する「海老夫」でもあるのです。ご存知でしたか。
 えっ、ええ。ビジュアル系ですが、なにか?emoticon-0147-emo.gif

 冗談はともかく(やっぱ冗談かよ)、こんな調子の悪い真っ最中にちょっとした宴会があり、うーん、どうしようかなあと思いましたが、コース料理を予約してしまっているため、行かないと他のみなさんに迷惑がかかるというのと、こういうときでないとお会いできない知り合いも多くいらっしゃるので、ぜひ参加したい、酒は飲めなくてもお漏らしさえしなけりゃいいだろうと、いざ宴会場へと向かった私なのでした。
 はっ、アイドルはお漏らしなんかいたしません。失礼いたしました。

 しかし、宴は始まったものの、次々に運ばれてくる料理に、やはり箸をつける勇気がありません。うーん、これ食べちゃったらまた真夜中にピーヒャララになっちまうかも……、なんて思いがよぎってしまうのです。この日は昼にサンドイッチを2つ、小鳥のようについばんでみたのですが(かわいい?)、とりあえず「祭り囃子」の音は聞こえなかったので大丈夫かとは思ったのですが、味の濃そうなおつまみなどは、どうしても腰が引けてしまうのです。

 しかししかし、目の前にはおいしそうな海老の姿焼きと、これまたおいしそうな海老の乗っかったシーザーサラダが私を誘惑しています。うーん、海老だけは別格。痛風になったって食い続けるぞと宣言までした「いとしの」海老なのですが、ここは我慢です。
 いや、やっぱり食べたい。
 いやいや、やっぱり我慢我慢……。

 そんなとき、同席のスパ娘さんが、腕で行うOリングテストみたいな方法で、食べても大丈夫なもの、ダメなものを判断してくれました。
 いまこれを食べてる、あるいは飲んでいると想像しながら、押さえられていた腕を上げようとするのですが、食べていいものを想像したときは力が入るのですが、食べてはいけないもののときは、全然力が入らないのです。
 その結果、ぶり大根にはしっかり力が入ったものの、海老のときには全然力が入らず。「海老は食べちゃダメみたいだねー」。そうですか。食べたいと思っても、体はしっかり「食べちゃダメ、ヨッチー」と叫んでいるようなのです。あきらめるしかなさそうです。くすん。

 その代わり、ひと口食べたぶり大根のおいしいことといったら。口の中に入れた瞬間、「ストーン」と音を立てて胃の中に吸い込まれ、目の前に広大なお花畑が広がったような気分になったのでした。ああ、生きてる、私はいま生きている! という感動でいっぱいでした(そんなに大げさではないか)。
「子どもに食の大切さを教えるには、理屈なんか必要ないよ。しばらく断食させりゃいいんだよ」と言う友人がいますが、飽食のこの時代、あながち間違ってもいないのかもしれませんね。

 おかげさまで、泣く泣く海老をあきらめたおかげか、体調はどんどん快方に向かっており、笛・太鼓をもったハッピ連中の姿も見ることはなくなりました。ご心配してくださった方々、どうもありがとうございます。

 体調が完璧に戻ったら、とりあえずでっかーい海老フライでも食べに行きたいものですね(それでまた腹を壊して振り出しに戻ったりして)。
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by yochy-1962 | 2008-01-27 02:07 | グルメ | Trackback | Comments(14)
c0135618_1622155.jpg こないだは食べ過ぎて消化不良を起こし、悶絶の一夜を過ごした私なのですが、今回は、とにかく下痢が止まらず(ごめんちゃい、きたない話で)、一日絶食、ポカリスウェットをちびちび飲みながら、トイレとベッドルームを往復する時間を過ごしていました。んー、困ったもんだ。
 やっと起き上がることができ、こうしてパソコンに向かったり、いくぶん食欲も出て来たので、うどんなどをすすったりした(しかし一人前も食べられない情けなさ)のですが、これはいったいどういう病気なのでしょうね。
 風邪の菌がお腹に入って来たのかもしれませんが、熱だとか、咳、鼻水などの症状はいっさいないし、どこかで拾い食いをした覚えもありません(無意識にしている可能性は否定できないが)。まあ、おかげですっかり小顔になり、ウェストのくびれなんか、すごいことになっています(見る?)。怪我の功名、ってヤツですね。
 それにしても、2008年の私、どうも体調が悪い日が続いています。いったいどうしたんだろう。いよいよダメなのか?

 写真は我が家のプランターに見事に咲いたヒヤシンス。ここまで育てるのに大変な苦労をしただけあって、喜びもひとしおです。春は着実にやって来ているのですね。

(ごめんなさい、ウソです。つぼみの段階のものを買って来たのでした)
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by yochy-1962 | 2008-01-24 16:24 | ひとりごと | Trackback | Comments(12)
c0135618_034591.jpg 私は次男坊で、実家を出て東京で、ホント「放蕩の限りを尽くす」ような毎日を過ごしています(笑。そんなに卑下しなくても)。
 いや、東京に出て来ているからという理由で、大事な親戚付き合いもせず、冠婚葬祭にも顔を出さず、育てる子どももいませんから、自分で稼いだお金はすべて自分のために使い、のほほんと一人旅を楽しみ、終電過ぎても酒場でだらんとしながら酒を飲んだりしています。いつかしっぺ返しが来ると思います。きっと来ると思います。

 私の父親はもう昔に亡くなりましたが、母親はまだまだ元気です。しかし、いずれ体が弱り、介護が必要な状態になったとしたら、実家に住む兄の家族が看ることになるでしょう。知らん顔をするつもりはありませんが、いっしょに住む兄の役割だと、兄自身も思っていることでしょうから、それについては口出しをするつもりもありません。

 しかし、そういうことすべて、兄自身がどう思っているのか、本当のところはわかりません。安月給の身で3人の子どもを大学にまで通わせ、微妙な嫁姑問題の渦中に身を置いている兄が、好き放題に生きている私のことをどう思っているのか、「今度はいつ帰ってくるんだ」「仕事頑張っているのか」とか頻繁に言ってくれはするものの、心の奥の奥で、私のことをどう思っているのか、それはわかりません。

 どうしてこんな気持ちになったかというと、「ゆれる」というオダギリ・ジョー主演の映画を観たからです。
 兄にかけられた殺人容疑。その事件によって、それまで優しかった兄の「心の闇」に触れてしまう主人公。突如人格を変貌させる兄。本当は真実を目の当たりにしているはずが、どういうわけか見ていなかったことにしてしまい、あげくの果てに思いがけない行動をとってしまう主人公。
 最後の兄の笑顔で多少救われたのですが、自分の境遇に多少似ているところがあるからなのか、どうしても自分に置き換えて観てしまい、心穏やかに観ることができなかった映画でした。

 つつましく、誰にも心を配って生きていきたいとは思っているものの、肉親に対してはどういうわけだか普段の自分とは微妙に違うスタンスをとってしまうことがあります。
 甘えなのか、馴れ合いなのかはわかりませんが、それが原因でお互いの間に深い深い「闇」を作らないようにしなきゃいけないな、親しき仲にも礼儀あり、と言いますが、肉親だからこそより深く、お互いのことを思いやらなくてはいけないのだな、なんて思ってしまいました。
 とりあえずご機嫌伺いに、何か送ってみようかな(そういう問題でもないかと思いますが)。
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by yochy-1962 | 2008-01-21 01:12 | 映画・舞台・テレビ | Trackback | Comments(14)
c0135618_19174186.jpg この見事な夜景は、とある高層マンションの最上階にあるパーティールームから汐留あたりを撮影したものです。
 ゆりかもめ、浜離宮をも望み、もうちょっと右に移動すると築地市場の様子も眺めることができます。
 This is HEISEI night view.(正しい英語ではないかもしれん。でもそんなの関係ねえ)人工的ながらも、とても美しい風景です。
 築地市場はいずれ豊洲に引っ越し、跡地にはNHKや大企業が入ったりして、六本木ヒルズのような建物に変貌していくのだとか。んー、時代は常に変わっていくのですね。

c0135618_19175133.jpg この見事な夜景をおかずに、桜田淳子ファンのみなさんとの新年会が行われました。
 デパ地下でおいしいものを買い、ゴージャスな気分でパーティーの始まり! のはずが、エアコンの故障で部屋が暖まらず、管理人の方があっちこっち調べてくださったのですがなにをやっても作動してくれないのです。
 みなさんコートを脱ぐわけもいかず、ブルブル震えながらの宴会。途中で管理人さんが電気ストーブを持って来てくださり、やっと落ち着くことができたのですが、淳子さんの話で盛り上がるはずが、寒い寒いと連呼し合ったことが一番印象的な会となりました。
 そういえば、夏に行われた淳子ファンの集まりは「暑い暑い」とみんなして汗をかいていましたねえ。なにかそういう宿命があるのかもしれません(笑)。

c0135618_1918270.jpg さて、タクシーで新橋に移動し、向かった店がここ、「PUB コダマ」です。
 ホントは「なつかしや」という、70年代アイドルの映像を流しているバーに行こうと思っていたのですが、残念ながらここは超満員で中に入れず、この店をご存知の方が案内してくれたのですが、さっきまでいた見事な夜景の「平成」から、いきなり「昭和」に引き戻されてしまった感覚に襲われました。

c0135618_19181547.jpg この店は昔の「キャバレー」の時代からある店らしく、ホステスさんはそのまま居残っている(笑)のか、平均年齢50歳以上、といった感じ。「どうもー」と言って我々の席についたホステスさんは、どう見ても60歳くらいのおばちゃんでした。もう、くらくらしちゃう(笑)。
 まあ、気取らず、普段着の気分でお酒を飲むにはいいところかもしれませんね。
 この店のママさんは82歳(!)。しっかりとした足取り、しゃきん、とした口調など、とてもそんなお年には見えません。やはり、いつまでも「現役」の心でいることこそが、若さを保つ一番の秘訣なのかもしれません。
 軍歌や、聞いたことのない演歌のカラオケばかりが飛び交う中、我々は「わたしの青い鳥」を熱唱(笑)。思いっきり楽しませていただきました。

 私はここで、終電ギリギリ、超満員の銀座線に乗って帰宅。しかし、他の有志さんは、それからまたどこかの店に消えていったのだとか。みんな、若いなあ。
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by yochy-1962 | 2008-01-19 20:13 | 桜田淳子 | Trackback | Comments(6)
c0135618_0265453.jpg 広島市内にはちんちん電車に乗って移動です。
 値段も安く、風情もあって、大変便利な交通手段です。東京にも以前はあったのですが(ああ、都電荒川線ってのがいまでもあるか)、いまでも新宿、渋谷辺りを運行していたら、殺伐とした都会風景が、もうちょっとのどかな街並になっていたような気がするのですが、いかがでしょうか。

c0135618_027975.jpg こいつは浮かれてずっと外を見ていましたが(笑)、私は心地よい揺れに自然にうとうと。景色を堪能することなく、原爆ドーム前で転がるように下車です。

c0135618_0305457.jpg 広島市には、仕事で何度も訪れているのですが、観光はいっさいしたことがなかったため、原爆ドームは初見学、です。
 もともとは広島産業奨励館として、県物産の展示や販売をしていたところなのだそうです。
 悲惨で、悲しい姿になってしまった建物ですが、ほぼ真上からの爆風のため、壁が崩れず、残っているのだとか。

c0135618_03185.jpg 平和記念公園の中にある慰霊碑には、地元民であろう人たちが、ひっきりなしにやってきて祈りを捧げています。
 広島に住む人にとって、「原爆」や「平和」は、常に生活の中に存在しているのだなあと思いました。毎日の生活に流されていると、つい忘れてしまう「平和の大切さ」ですが、現在我々が享受している平和は、たくさんの人々の不幸な歴史の上に成り立っているのだな、と思わざるを得ません。 

c0135618_031214.jpg 平和記念資料館には、日本人よりも外国の観光客が多く、みなさん熱心にひとつひとつの資料を見ているのが印象的でした。
 グリーンのジャンパーを着ている年配の方がたくさんいて、詳しい説明をされているのですが、この方たちはボランティアでガイドをされているのだそうです。
 社会見学に来ていた子どもたちに混じって、ボランティアの説明を聞いていたのですが、残された遺品の展示物などとともに、忘れられない思い出になりました。
 この記念館は、原爆の悲惨さだけを展示しているのではなく、そこに至るまでの経緯も詳しく説明しています。日本は唯一の被爆国、ということになっていますが、その前に「加害者」でもあった、ということも忘れてはいけないな、とつくづく思わされました。

c0135618_0313877.jpg さてさて、すっかり時間をとられて、タイムリミットに近づいてきました。
 とりあえず本場のお好み焼きを食べておかなくてはと思い、ガイドを頼りに行ったのはここ、「みっちゃん総本店」という店です。昨日教えてもらった店は忘れてしまいましたが、「お好み村」はあまりおすすめできない、というアドバイスは覚えていたのでチョイスした店です。

c0135618_0315596.jpg 正直言って、広島風お好み焼きは東京でも食べることができるので、それほど期待はしていなかったのですが、出来上がったお好み焼きは美しく、ソースも甘すぎることなく、なかなかおいしい一品でした。そばの表面がカリッカリッとして香ばしく、中はもちもちっしたおそばの食感にも好感が持て、お好みでマヨネーズをかけることができるのも、マヨラーの私にとってはグッド、でした。合格よー。

c0135618_0321491.jpg これは、この店で売っていたカープファン御用達(?)のミネラルウォーター。熱心なカープファンの知り合いのために購入、です。

c0135618_0322738.jpg あっという間に、私の至福の時間は過ぎました。思い切り楽しんできましたが、さて、これから頑張らないと、という新たな闘志も生まれ、とてもいいリフレッシュの時間になったのでは、いや、しなくちゃいけないな、と思っているところです。

 帰りの飛行機の中から見た、夕暮れから夜に変わる空の美しさといったら!
 絵でも描けない、写真に撮ってもその通りには絶対に映らない、あの見事な空の色は、一生忘れないと思います。
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by yochy-1962 | 2008-01-18 01:17 | 映画・舞台・テレビ | Trackback | Comments(12)
c0135618_2337542.jpg 友人のラビット関根(愛称)は高校時代、修学旅行で尾道を訪れた際に飲酒がバレて謹慎になったそうですが(笑)、私は飲酒しても謹慎になる恐れがないので、おおっぴらにひとり宴会です。
 ここはもう広島。別にどこの店でもいいやと思い、適当な店に入って刺身と生ビールで乾杯。しかしこれがなかなかおいしく、値段も安くて正解でした。煮込みがなかったのは残念、でした。
 店は結構空いていて、手持ち無沙汰の店員さんが、ぺらぺらと旅行ガイドをめくっている私に、お好み焼きのおいしい店や、行こうと思っている店の行き方を教えてくれました。
 しかし、その店をメモっておけばよかったのですが、酔いが回ってしまったせいか、すっかりその店名を忘れてしまった私。まったく情けないこった。

c0135618_23372758.jpg こちらは店員さんおすすめの日本酒。「千福」という広島のお酒です。
 辛口というだけあって、すっきりしてさわやかな口当たり。くせもなく、いくらでもイケちゃう、ちょっとあぶないお酒ですが、さすがにほとんど寝ていなくて、歩き回ってへろへろに疲れ切った我が肉体は1杯が限界。転がるようにして宿に戻りました。

c0135618_23511757.jpg さて2日目、休養十分、エンジン全開の私は山陽本線とフェリーを使って宮島上陸です。
 昨日は雲ひとつない青空の1日でしたが、この日は天気がいまひとつ。まあ傘を差すほどではなかったから、よしとしましょう。

c0135618_23513259.jpg 宮島に着くと、ご覧の通りたくさんの鹿がお出迎えです。人を恐れることもなく、かといって奈良公園の鹿のように「えさくれ〜」と人間ににじり寄ってくることもなく、お上品で好感のもてる鹿さんたちです。

c0135618_23514972.jpg これが有名な、厳島神社の大鳥居です。
 干潮の時間とはだいぶ離れていたため、鳥居の下を歩いてくぐることは不可能でしたが、まあ、くぐれたとしてもくぐらなかっただろうな。靴が汚れちゃうし。

c0135618_2352838.jpg さすがに国宝、世界遺産に指定されているため、平日でも観光客で結構にぎわっています。しかし、ちょうど東回廊で人がぽっかりといなくなる一瞬があり、あわててパチリ。なかなかいい写真が撮れました。
 ちなみにこの回廊、満潮時に歩けば、まるで海の上を歩いているような気分になるのだとか。

c0135618_23523159.jpg 表参道商店街を歩くと、こんな大きな杓子が。和田アキ子さん御用達の杓子のようです(ウソウソ)。長さ7メートル、重さは2.5トンもある杓子だそうで、制作日数は約3年!
 さて私は、この通りにある、有名だという店でおみやげの「もみじまんじゅう」を購入したのですが、同じ店のまんじゅうが、広島空港でも売っていて、ちょっとがっかり。重たい思いをして、観光客まるわかりで歩いたっていうのになあ。ちっくしょー。

 まだ続くぞ。もう飽きた?

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by yochy-1962 | 2008-01-18 00:25 | 映画・舞台・テレビ | Trackback | Comments(4)
c0135618_177332.jpg フェリーに乗って向島に移動です。
 フェリーといっても、ボートに毛が生えたような大きさの、小さな船です。住民にとって「気軽な」交通手段らしく、たった10分ほどの航海で、「福本渡船」は片道60円。「尾道渡船」は100円というお値段です。
 「転校生」では主役二人が駆け落ち(?)するシーンで使われ、「さびしんぼう」では、ヒロキがチェーンの外れた百合子の自転車をかついでいっしょに乗るシーンで使われました。

c0135618_1763043.jpg ホントは、夕暮れ時あたりまで待って、夕日を見ながら乗りたかったのですが、時間の都合もあり昼間の航海です。それでも海の景色は素晴らしく、思わずショパンの「別れの曲」を口ずさんでいた私でした。
 そう、どうしてもこの曲が出て来てしまいます。
 時間があれば、レンタサイクルに乗って橋でつながった6つの島を駆け抜け、四国の今治まで行くというプランもあるようですが、それは次回のお楽しみ、ってことですね。

c0135618_1764756.jpg 向島は「さびしんぼう」の百合子の家がある、という設定なのですが、確かヒロキと百合子はそうとうな坂道を延々と上っていったはずで、そうなると、島についてから坂道にたどり着くには2〜3キロ以上歩かないといけないことになります。ちょっと自転車をかついでそんな距離を歩くのは無理があるんじゃないの? とも思いましたが、まあ、映画ですから仕方がないですね。
 この島をちょっとだけ歩いて、天満屋でペットボトルのお茶を購入し、引き戻すことに。
 尾道渡船乗り場の近くに、新尾道三部作「ふたり」で使われたセットがそのまま残っていました。
 この映画も私は大好きでした。石田ひかりがとてもいい演技をしていて、不覚にも(笑)ちょっとファンになってしまったほどでした。それとデビュー直後の島崎和歌子、あの頃は美少女でしたねえ。
 ああ、時の流れよ。
(追記 どうもこれは「ふたり」のセットではなく、「あした」という映画のセットで使われたもののようです。)

c0135618_1773140.jpg 尾道を堪能しきって、ここでお別れです。
 尾道駅前は、以前は魚の行商のおばちゃんたちが店を開いたり、古いながらとても風情のあるところだったらしいのですが、すっかりきれいになり、そのかわり味わいがすっかりなくなってしまったようです。
 次回訪れることがあったとき、街はどのように変わっているのか、海は、フェリーは、坂道は……とも思いますが、街は変わり、人も変わっていくのですから、仕方がないのかもしれません。
 しかし、あの、美しい尾道の景色は映画の中でしか観られなくなったとしても、その映画に出合えて、心から愛することができた、ということだけで、私はとても満足しています。

 実はちょうどこの旅行の同じ時期、高校時代のブラスバンド部の仲間から、地元でライブをやるから来ない? と誘われていて、もちろん旅行のために行けなかったのですが、友達がそのときの様子を写メールで送ってきてくれて、私の「タイムスリップ」に拍車をかけたような恰好になりました。
 そして、思い出にまつわる方が自殺をしたというメールを見て驚き、もう30年近く前になる、その方が我々に指導してくれた言葉のひとつひとつを思い出していました。
「恋をしたことある? 松山千春の『窓』みたいな感じでさあ、やさしくやさしく、心を込めて演奏してみてごらん」
 どうしてその方が自ら死を選んだのか、まったくもってわからないことなのですが、音楽を愛する優しい人にふりかかった不幸、その後の人生を思わずにはいられませんでした。

「恋をするとき、人は誰でもさびしんぼうになる……。でも、淋しくない人なんかより、ずっと幸せよ」
 さびしんぼうはそう言いました。しかし、さびしんぼうとばかり付き合っていても、ダメな人間になってしまうとは思っています。ホントの大人にはなれないのかもしれません。
 しかししかし、いつか壁にぶち当たったとき、どうしようもない怒りに震えたとき、もうダメかもしれないと思ったとき、きっと心の奥で眠っていたさびしんぼうは、なにか答えを出してくれるはずなのだ、とも思うのです。いや、きっとそう思うのです。

 さびしんぼうよ、永遠に……。生きている限り、永遠に……。

 (しかし旅は終わらない。まだ続くのだ)
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by yochy-1962 | 2008-01-17 18:05 | 映画・舞台・テレビ | Trackback | Comments(6)
c0135618_15383253.jpg 昼食はもちろん「尾道ラーメン」です。
 東京にも尾道ラーメンを出す店はたくさんあるので、それほど期待はしていなかったのですが、食べてみると、ん、東京のとはちょっと違う……。
 こちらの尾道ラーメン(店名失念。下調べなく入ったもので)は、純粋に魚のだしだけでとったような、あっさりとして風味豊かなスープ、そして豚の背脂が美味でした。もちろん、この店が尾道ラーメンの本道なのかどうかはわからないのですが、とんこつ味が勝った東京の尾道ラーメンよりは、ずっと特徴があっておいしいのではと思いました。
 しかし、いっしょに付いて来たカキフライで思いっきり口に火傷をしてしまった私。ちっくしょー。

c0135618_15385661.jpg 千光寺山ロープウェイに乗って山頂に向かいます。
 見よ、この絶景。誰もが魅了され、詩人になるしかない美しい景色です。
 「初めて見る人でも、何故か、なつかしいという」。「さびしんぼう」のモノローグでヒロキが言う台詞がうなずけます。
 頂上から、しばらくなにも考えず、ぼーっとこの景色をひたすら眺めていました。さて、詩は生まれたのか? それはまたいずれ(笑)。

c0135618_15391652.jpg 尾道は、この坂道なくしては語れません。究極の「坂道ウォーキング」に突入です。
 いたるところに坂道があり、てくてく上ったり、下ってみたり。途中にある千光寺や天寧寺を覗いてみたり。文学のこみちを歩いてみたり。とても気ままな時間を過ごしました。
 それにしても、このあたりにお住まいの方は、そうとう足腰が鍛えられますね。そのかわり、急病になったり、火事でも起きたら大変だろうな、なんて思ってしまいましたが。

c0135618_1539417.jpg 坂道は、全部が石段になっているわけではなくて、バイクなどが通れるように段になっていないところも点在しています。
 こういう道は、上るのはまだしも、下るのにちょっと足を踏ん張らねばならず、最初は結構調子よく下っていたものの、だいぶ膝に負担をかけてしまったようで、あとからじんじんと痛みが……。
 ダメだな、ウォーキングの達人と名乗っておきながら。やっぱり歳、でしょうか(苦笑)。

c0135618_15395555.jpg ロープウェイ乗り場まで坂を下り、有名な喫茶店「こもん」に入ろうとしたら……。
 なんと定休日でした。がっかり。
 私は、いつもこういう「間の悪い」ところがあるのです。「おのみち映画資料館」も定休日で、大林映画のいろいろな資料を展示している「29MUSEE」というところにいたっては、定休日ではないはずが「ちょっと留守にしています」という看板が立ったまま(ちょっとあまりにも商売っ気がないよなあ)。
 ちなみに茶房「こもん」は、「転校生」で斉藤一美(小林聡美)とその母親(入江若葉)が話をするシーンで使われた喫茶店です。
 同じところでパフェでも食べたかったんだけどなあ。

c0135618_154087.jpg 気を取り直して、「転校生」のロケで使われた、「御袖天満宮」に到着です。
 斉藤一美と斉藤一夫(尾美としのり)の体が入れ替わってしまう、あまりにも有名なシーン。転がりたい気分一杯でしたが、さすがに私が転がったら怪我どころではすまないと思うので、持参のくまちゃんに転がってもらおうと思ったのですが、なにかの実がたくさん落ちていて、ここを転がったら「汚れくま」になってしまいそうで、断念です。
 ここから見る海の景色も美しく、斉藤一美が景色に見とれ、思わず階段を踏み外してしまうのもうなずけます(実話じゃないんだけどね)。

c0135618_15403153.jpg ちょっと休憩。
 私、ここにいるネコちゃんに気に入られてしまったようです。すりすりされたり、私のバッグの中がとても興味あるみたいで(お煎餅が入っているのがバレちゃった?)くんくんとにおいを嗅がれたり、すっかりお友達状態になってしまいました。
 写真は、思わずくまちゃんにかぶりつこうとしているネコちゃんを激写。
 いや、あくびをしているだけですね。

 まだまだ話はつづくのだ。
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by yochy-1962 | 2008-01-17 16:33 | 映画・舞台・テレビ | Trackback | Comments(0)

by yochy-1962