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編集王子

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c0135618_1191720.jpg こちらは、有楽町ガード下の一杯飲み屋でいただいた、(多分)今年最後の「煮込み」です。
 お店の名前も、使われている肉が牛だったのか豚だったのかも取材していないのですが(にこけんの皆様ゴメンナサイ! オレが言い出しっぺの癖に。でも場所は覚えているからもう一度行ってきます)、肉だけではなく、大根もこんにゃくもジョイントされているヘルシー志向の、私好みの煮込みでした。
 しかし、平均点はクリアしているものの、このくらいの煮込みなら、別に特筆するべきものはなく、「あそこの煮込みは最高だから、もう一度行こうぜ!」ってことには残念ながらなりませんでした。
 まあ、当たり前のものを当たり前に出す、というのは案外できそうでできないもので、「偽装日本列島」に暮らす我々にとっては、普通においしくいただけるものについては、感謝しなくてはならないことだったりしますが。

 さてさて、今年もいよいよ24時間を切ってしまいました。私としては、これからの人生を深く考えていく意味で、とても有意義な一年になったかと思います。これでもか、というくらい嫌な思いを経験し、人間関係を大きく修正せざるを得なかった一年でもありますが、だからこそ、そのあとに残った、きらめくようなダイヤの原石を、これからも大切にしていこうと思っているところです。

 今年も一年、いろいろとお世話になりました。ブログ上でしかお付き合いしていない方も多くいらっしゃいますが、私がどうしようもなく腐っているときに(あんまりブログ上では書きませんでしたが、マグマのような「負の気持ち」を抱えていた時期もありました)いつも暖かいメッセージをいただき(「編集者の毎日」の最終章でいただいたメッセージなどは特に)、ホント感謝しています。私の、これからの強力な栄養剤です。

 来年はどんな年になるのでしょうか。いろいろな問題を抱え、自分自身も、社会も、しっかりと腰を落ち着けて踏ん張らなくてはいけない一年がやってくるような気がします。
 しかし、常に「愛」をもって、人に優しく、自分に厳しくをテーマに、自分を研鑽していきたいと思っています。気が強くて、負けず嫌いの私にはなかなかできないことだったりしますが(苦笑)、なんとか頑張っていきたいと思います。

 みなさまもよいお年を! 紅白歌合戦、見ようね!(笑)
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by yochy-1962 | 2007-12-31 02:28 | ひとりごと | Trackback | Comments(6)
c0135618_4314745.jpg ここ数年、一年の締めくくり、総決算として行われる「飲み会」は、学生時代の友人たちとの忘年会、というパターンになっている私です。
 友人たちとは住んでいるところも職種もバラバラで、会うのも年に一、二度だったりするのですが、もう25年以上、なんだかんだ言いながら付き合っているというのは、なかなか貴重だと思います。協調性がなく、B型揃いで、大食漢揃い(オレじゃないよ)というメンバーの中で、幹事の私(O型の私がまとめない限り、永遠に事は進まないのです)は毎年毎年、ヤツらのマイペースさに「キーッ」となったりもしますが、気を遣わず、ホントにくつろいで、いろいろなことをしゃべれる友人がいるというのは幸せだなあとも思います。
 今回は銀座の「竹取百物語」というお店をチョイス。その名の通り竹取物語をイメージしたお店で、女性の店員さんが巫女さんのような格好をしているのが、マニアにとっては(どんなマニア?)「萌え〜」になるであろうお店です。

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 ふだんならこの時期、宴会シーズンということもあってコース料理が主流なのかもしれませんが、B型メンバーは到着時間もまちまちなため(おまけに約1名は集合時間を間違えるありさま)、アラカルトで料理をオーダー。しかしこれが大正解で、どれを食べてもおいしく、センスもなかなかよろしかったです。煮物のメニューがほとんどなかったのはマイナス10点、といったところでしたが。

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 我々もだいぶ歳を取り、ここ数年の話題は「健康」が中心なのが「苦笑」ですが、長い付き合いのメンバーでお酒を飲むと、必ず「思い出話」でも盛り上がります。
 我々がお酒の席で必ず出る思い出話は、
1.K子ちゃんが酔っぱらって始末に負えず、酔いを覚ますために山手線を半周したのだが勢いは衰えず、満員電車の中で髪の毛を真っ赤に染めた(C・C・Bが流行っていた頃ですね)お兄ちゃんに「このトサカ頭!」と言って絡み、あげくの果てに歩道橋の階段から「ジャーンプ」して怪我をした話。
2.ラビット関根(通称)が大酔っぱらいでホテルの壁を壊し、弁償した話。
3.湯沢のリゾートマンションで、慣れない日本酒で頭がガンガンしているというのにバルセロナオリンピックは見たいというC子嬢が、頭を冷やすための濡れタオルで布団をびしょびしょにしてしまった話(C子嬢については、もっとハードな武勇伝があるが、ここでは割愛)。
4.沖縄のビーチで、女の子の水着姿を見たいばかりにコンタクトレンズをしたまま泳ぎ、レンズを紛失したSの、悔し紛れに思いっきり砂を蹴っていた後ろ姿。
5.「昔は美少年だったのにねえ……」という女性陣のため息(オ、オレのことです)。

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 今年は私だけでなく、他のメンバーにもたくさんの「分岐点」が訪れた一年でした。
 それぞれが懸命に、それぞれのテーマを持って、必死で生きています。自分のことに精一杯で、ひとりひとりのテーマにあまり踏み込むこともできないのが実情ですが、それでもお互いのことを思いやり、なにかあったら駆けつけることができるフットワークは保っていきたいなあと思うばかりです。
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by yochy-1962 | 2007-12-30 06:22 | | Trackback | Comments(6)
 意味もなく徹夜を敢行し、肝心の打ち合わせ時にこっくりこっくりしてしまったりして、まったくもって情けない年末を過ごしている私ですが、年末・年始用の食料に関しては抜け目なく調達し、おいしいチャーシュー、餃子、静岡おでん材料などを揃え、着々と正月に向けてカウントダウンを行っているところであります(笑)。
 一年を振り返るにあたって、避けては通れないものはたくさんありますが、またここで不機嫌になって口を「へ」の字にしても仕方がないことですから(美容にも悪いって言うし)、今年のパチンコ業界について語ったりしてみようと思ったわけです。
 そんなヒマがあるのなら企画書でも書けー、って感じですが(苦笑)。

 は、はい。ホントは私、悠長にパチンコなんてするご身分じゃないのは重々承知なのですがね。結構暇に任せて遊んでしまった、そして勝つときは盛大に勝ちましたが、負けるときも「大盤振る舞いじゃあ」ってくらいに派手に負けた一年でした。収支はちょっと負け、かもしれませんね。ふうっ(泣)。

 今年のパチ業界の特徴というと、大当たり確率が高く、その代わり出玉が少ない「遊パチ」なるものが主流になりつつある年だったような気がしますが(なんだかテレビでも大いに宣伝していますね)、確率がいいからすぐ当たるだろうと思って、結構お金をつぎ込んでしまったという被害者が続出した一年だったような気もします(ホントかよ)。
 確かに、確率がいいといっても、当たっている「感覚」は、他機種とあんまり変わらないし、一回当たったところで500玉くらいの出玉では交換するわけにはいかず、結局その玉は飲まれてしまう、というパターンが多いような気がするのです。「CRぱちんこ仮面ライダー」のように、結構大勝ちする機種はありましたが、私的には、いままで通り315分の1くらいの確率でいいから、とりあえず1回当たれば1500玉くらいは出る機種のほうがいいなあ、なんて思ったりもします。

c0135618_618784.jpg そういった意味で、今年一番面白かったと思う機種はなんだろう、ベスト3を考えた場合、堂々の1位は「CRぱちんこアタックNo.1」ではないかと思っています。
 あっ、私も今年発表されたパチンコをすべて試したというわけではないので、見逃している機種もたくさんあるかと思います(CR奥様は魔女なんて、どっこにも置いてなかったもんなあ)。ですから、この私のチョイスは独断と偏見に満ちたものである、ということを前書きして、話を進めさせていただきます。

 「CRぱちんこアタックNo.1」は、確率が317分の1、確変継続率が64%と、かなり良心的なスペックかと思われます。
 そして、バレーボールの試合で勝てば大当たり、という簡単なストーリー展開(違うパターンの大当たりもあるが、まずこのリーチは当たらないといっても過言ではない)と、通常大当たりで当たってしまったかと思うと、最後の最後に鮎原こずえが「まだ終われない!」と涙を流して確変状態になる、というドキドキ感が味わえるのが、この機種の魅力だと思います。
 もう、ほとんどの店でこの機種は撤去されてしまったので、あまりお見かけすることはないのですが、とても楽しく遊べた機種でした(「だけど、涙が出ちゃう」とこずえが涙を流すリーチは激アツですが、結構外すのがご愛嬌)。

c0135618_6182396.jpg そして2位は「CRアン・ルイスと魔法の王国」。とにかく派手で、常に大騒ぎしている台なのですが、通常絵柄で終わったかと思ったら、時短中に大当たりを引き戻したり(実は時短でなくて確変だったということね)、もしかしたら突確かもしれない「マジカルチャンス」「六本木モード」に突入したら、超コーフンの一瞬を味わえる機種です。
 ちょっと思わせぶりが多い機種ではあるものの、ホントは確変なのにチューリップがパカパカ開いてくれなくて玉がどんどん減っていってしまう「CRピンクレディー・セカンドツアー」よりはわかりやすく、良心的な台と言ってもいいかと思います。
 この機種は「ニューギン」という会社のものですが、この会社は新しい面白さをもった「CR花の慶次」という大ヒット作が出たりして、なかなか頑張っているようで好感が持てます。とにかく「海」、あるいは「わんわん」「源さん」のような、過去の栄光にすがっている会社に比べて、とても前向きでよろしいかと思われます。

c0135618_6183526.jpg 第3位は「CRオグリキャップ」。この台は1度しか遊ぶことはなかったのですが、オグリがレースで優勝すれば大当たり、そして大当たり中のレースでも優勝すれば確変と、最後の最後までゲーム性を重視した、楽しめる機種でした(結局負けましたが私)。
 ゲームの中でオグリを育てていくにあたって、せっかく育てたのに台が変わればまた1からやりなおし、というのが我慢ならない人のために、パスワードを入力すれば、新しい台でも引き続きそれまで育てたオグリが登場するという、画期的なシステムを搭載。これもなかなか楽しめます(しかし実際にそういうことをした人がどのくらいいるのかは疑問ですが)。

 という具合に、私の独断と偏見で今年のパチンコ機種ベスト3を述べさせていただきました。
 反対に、今年とてもがっかりした機種を述べさせていただきますと、「CRピンクレディー・セカンドツアー」、「CRアイスエイジ」(ともに大一というメーカーの機種。ここのメーカーは最近ダメですね)、そして「CR海物語inカリブ」といったところですね。
 SANKYOの「KODA KUMI」も「合体」も、なかなか面白かったのですが、とにかく疲れる! そんなにリーチで長々と引っ張るなよ、こちとら忙しいんでい、って叫びたくなってしまいます(そんなこと本当に叫んだら「なんだよ、ヒマなくせに」なんて台から言われてしまいそうですがね)。

 庶民の娯楽から、お金がないと遊べない娯楽に変貌して、またまた「遊パチ」の普及で庶民の味方でございます、と「下りて来た」感のあるパチンコ業界ですが、来年はどのような展開になるのか(特にガラガラになってしまったパチスロコーナーをどうやって盛り上げていこうとするのか)、見守っていきたいとは思っています。
 とりあえず、来年はHIROMI GOの新作と「冬ソナ」の第二弾に期待、です。
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by yochy-1962 | 2007-12-29 07:33 | パチンコ | Trackback | Comments(4)
c0135618_1541212.jpg 貧乏時代を綴ったタレント本がたちまち100万部を超えるベストセラーになったり、「約束をきちんと守る」「姿勢を正しく保つ」「得意料理をもつ」のような、どうしてこんなことをわざわざ本に教えてもらわなきゃいけないんだ、と思うような本が売れまくったりと、一見華やかな印象すら与える出版界ですが、年々ジリ貧状態が進行しているというのが実のところ、だったりします。

 娯楽が多様化したり、インターネット文化の影響もあるのかもしれませんが、私は、出版文化の衰退は「読書感想文」なるものを子どもに強いて、本を無理矢理「勉強のもの」にして、子どもを本嫌いにしてしまった学◯図書◯協◯会の責任だと思っています。

 あと、「売れない」からという理由で、店舗をリニューアルすると必ず児童書売り場を縮小してしまう書店にも原因があります。子どもは未来の「読者」。子どものうちに「本好き」にしておくことが書店側の責務だというのに、目先の利益にとらわれるばかりに、それすら放棄してしまうとはどういうことか、と私は思ってしまうのです。

 本は「娯楽」です。勉強のためでもなんでもありません。ページをめくる楽しみ、驚き、感動。わざわざ「読書感想文」にする必要なんかありません。そして、感動はマンガであろうと写真集であろうと、身分の差はないのです。好きなものは好き。いいものはいい。それでいいじゃないですか。
 ポップアップ(飛び出す)絵本展が開催され、飛び出す仕掛けの精巧さに驚き、感心しながら、「あれは本じゃないよ、おもちゃだね」「すぐ壊れちゃうでしょ、こういう本」と言う人たちの顔を思い出しながら、会場内をゆっくりゆっくり歩いた私でした。

 確かにね。まだ手先の器用でない、力の加減もできないような子どもが手にしたら、たちまち壊れてしまう本なのかもしれません。それに、これらは字を覚えたり、読書感想文を書くような本ではないのかもしれません。
 しかし、アメリカではポップアップ絵本は子どものものじゃないのですね。絵本=子どものもの、という発想がないのです。いいものはいい、面白いものは面白いという、日本にはない、プレッシャーのないところで文化を創造できる環境というものに、とてもうらやましい気持ちが湧いた展覧会でした。
 そして、とてもお金がかかる(どうしたって組み立ては手作業ですからね。機械じゃ絶対にできない技術です)本を次々に出版できるということは、それだけの需要があるということで、日本にはない「ポップアップ文化」を、とてもうらやましくも思ったりしながら会場をあとにしました。

c0135618_1543314.jpg アメリカのポップアップアーティストの第一人者は、ロバート・サブダ、そしてマシュー・ラインハートという人たちです。アメリカで第一人者ということは、世界でも第一人者、といってもさしつかえがないでしょう(日本での第一人者は私の友人ですが、ここまでの技術を披露する場がないのが気の毒です)。

 とにかく見事な仕掛けでしょう? これだけ見事なオブジェが、ページを閉じればぺしゃんこになっておさまってしまう仕掛けとはどんなだろうと、ページを開いたり閉じたりしてみるのですが、私にはとうていわからないことです。うーん、考えるだけ無駄なので、とりあえず楽しむだけでいいや、って感じですね。

 日本でも、このような本がオリジナルで出て、子どもでなく大人が自分のために買っていく、というのが当たり前のようになればいいなあなんて思うばかりです。「読書感想文」の功罪にまみれて育った年代としても、もっとプレッシャーのないところで本を楽しむことができれば、なんて思うのです。
 ただ、飛び出す技術という「ハード」の部分だけ発達しても、その「ソフト」の部分も発達しなきゃな、つまりは「内容」もとても大切なんだろうな、と「ソフト」作りの達人(自称、ですよ)としては思ったりもしたのでした。

 とにかく「本は娯楽」。聞いてますか学◯図書◯協◯会さん!(とか言いながら、いかにも大人が喜びそうな内容の感想文をすらすらと書いたりして、いやーな感じの我が小学生時代でしたが037.gif
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by yochy-1962 | 2007-12-27 03:13 | 文学・芸術 | Trackback | Comments(8)
c0135618_1201996.jpg 向田邦子に関する本はもう出尽くしたといった感がありますが、そのほとんどが彼女の生前の「鮮やかな」印象、懐かしい思い出、彼女がどんなに素敵な人だったかを紹介したものだったりします(まあ、最近明らかにされた「恋人」の存在について書かれたものはありましたが)。
 そうやって人は「伝説」になっていくのだなあと思います。しかし人間、誰しもかっこいいところばかり見せて生きていくことはできません。どうしようもなくみっともないところもあったり、時にはエゴイスティックな部分を露呈させてしまったり、過去にさかのぼって消しゴムで消してしまいたいと思うような失敗も、人は必ずもっているものです。向田邦子だって例外ではないはずですが、それはあまり語られることはありません。
 まあ、かっこいいだけじゃなく、ダメなところもみっともないところも全部ひっくるめて「人間」という動物の魅力、なのかもしれないのですがね。「伝説」には必要ないことなのかもしれません。

 この本は、上野たま子さんという映画評論家の方が、「映画ストーリー」という雑誌記者時代に同僚だった向田邦子との思い出を語った一冊です。
 向田邦子の本を隅から隅まで読んでいる方ならおわかりだと思いますが、ジャン・マレエとエレベータで一緒になった話、渋谷の飲み屋の「ご不浄」にバッグを落としてしまった話(まだポットン式の時代です)などが、同じ現場に居合わせた著者の視線で書かれていて、またひと味違った印象で、とても興味深く読むことができます。
 また、著者は向田邦子の「恋人」とされる男性とも会っていて、そのときのエピソード、いま思えばこのような人(カメラマン、そしてどうも不倫だったらしい)と付き合っていたのが垣間見える彼女の振る舞いを紹介したり、向田邦子という「人間」を、よりリアルに知ることができる内容です。

 それよりもなによりも、著者は、「同僚」でもあり「ライバル」でもあり「親友」でもある向田邦子の、きらめくばかりの才能を認めながら、時として「嫉妬」の視線を送っていたことを正直に告白していて、そして少々演技がかった彼女の行動を醒めた視線で見つめていたりして、新しい向田像が浮き彫りになり、なかなか読み応えがあります。
 確かに、文章を書かせれば誰よりも上手に書き、美しく、華やかな雰囲気で誰からも好かれる同僚がいたら、いくら仲がよかったとしても「ちょっと面白くない」という気持ちは、誰でも持つに違いないと思います。そしてちょっとした失敗をしたら「そらみたことか」と心のどこかで思ってしまうのは「普通」だと言ってもさしつかえないと思います。いや、核の部分は「尊敬している親友」だとしても、です。

 だから、今回の本(実はこの本、新刊ではありますが、以前に絶版になった本のリメイクだそうで、全然知りませんでした)を読んで、向田邦子という人がより身近に感じられ、語り草になった「陰の恋」についても、いろいろなエピソードを新たに知ることで、「なるほどねー。こういう人はこういう恋をするのだな」と勝手に納得したりもしたのでした。「向田研究家」必読の一冊といえるでしょう。

 なんだか今年は世田谷文学館の「向田邦子展」を観たり、文庫を新たに買って読み込んだりして、向田邦子再発見、の一年でした。やっぱりいいものはいい。何度読んでも、そのときそのときで感じ方が変わるのがいいねーと思う年の瀬でした。
 

 
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by yochy-1962 | 2007-12-22 02:32 | 文学・芸術 | Trackback | Comments(8)
c0135618_4382086.jpg 京浜急行発車時の「スタイリスティックスの謎」がまだ解明していないというのに(なんのこっちゃ)、今回は品川近辺の下町を探索です。
 写真は品川駅に飾られているクリスマス・オブジェ。サンタさんとチビッコが、思いっきりトナカイにガン飛ばされています(笑)。

c0135618_4383284.jpg このあたりって、線路がくねっと曲がっているためなのか、どっちが北でどっちが南かよくわからなくなります。
 えーと新宿はこの線路のずっと先だろうと思っていたら新幹線が走っていたり、品川駅から西に向かって歩いているつもりなのに「北品川」という駅が現れたり。
 まあ、後で地図を見てみたら納得、でしたが。JR品川駅は、品川であって品川区ではなく、実は港区だったりするのですね。
 本来の品川は、もっと南、ということなのです(しかし、北品川、南品川、西品川、東品川という地名はあるのに、品川という地名はないみたいです)。

c0135618_4384285.jpg 女子校の写真など撮って不審者と思われがちですが(笑)、確かここは以前品川中学校・高校という名前で、桜田淳子、山口百恵が卒業した中学のはずだ! と思いパチリ。
 ミーハーおじさん健在です(笑)。

c0135618_4385331.jpg しばらく歩くと「品川神社」があり、ここでちょっと御詣り。十分ご縁がありますようにと、15円使ってきました(以前もそんなことしたような。御利益ないぞ!)
 後で知ったのですが、この近くには板垣退助の墓があり、また富士山信仰の人たちで作られた「富士塚」なるものもあるそうです。

c0135618_439980.jpg 第一京浜を歩き続けるのも飽きて、また喉が渇いて来たのでコンビニに寄りたいと思い、青物横丁駅あたりで商店街の中へ。
 そうそう、冬のウォーキングでも喉はしっかり渇きます。それと、結構トイレが近くなり、体が冷えるとお腹もなんだか反応する恐れ(笑)がありますので、歩く直前に、しっかりトイレに行っておいたほうがいいですよ。これプチ情報。
 それにしてもこの通りの名前。どしてこんな?

c0135618_4392389.jpg なんてことない細い通りなのですが、ここが旧東海道なんだそうです。もしかしたら弥次さん喜多さんが歩いているかもと思い(んなこたあないか)、私も歩いてみることに。

c0135618_4393657.jpg 品川寺。「しながわでら」ではなく「ほんせんじ」と読むそうです。
 この地蔵菩薩像は江戸六地蔵のひとつに数えられているそうで、また、これも後で知ったのですが、ここの境内に吊るされている梵鐘は、行方不明だったものがジュネーブの美術館で発見され、住職の願いが通じ返還され、現在に至るのだそうです。
 これが縁で品川区とジュネーブは友好都市となったそうで……あっ、だからジュネーブ平和通りがあるんだ!

c0135618_439584.jpg このお寺に伸びている大きなイチョウの木。見事です。
 実はこの近くでマンションを建てていて、地元住民の方(だと思う)が「イチョウを切るな!」などという張り紙をあちこちに貼付けていました。
 各地をウォーキングしている私ですが、必ずといっていいほど、マンション建設における地元住民と業者のバトルが繰り広げられる現場を見ます。
 まあ、私は通り過ぎるだけなのですが……。

c0135618_4401615.jpgc0135618_4402854.jpg 品川に戻るような感じで旧東海道を歩いていると、こんなものを売っている酒屋さんがありました。
 品川縣ビールは、明治2年日本最初のビール工場で作られたビールだそうです。昨年あたりから復刻版が売られているようですが、品川の酒屋、居酒屋などではごく普通に飲むことができるそうです。
 さっそく購入して飲んでみましたが、茶色い色のわりにはさっぱりとした味。もうちょっとコクがあるかと思いましたが、さらりと飲むことができます。

c0135618_4404673.jpg 荏原神社にある恵比寿様です。休憩中の私、ではありません。

c0135618_441119.jpgc0135618_4411226.jpg ありましたありました。品川といったら品川巻き、でしょう。絶対にこのような煎餅屋があるに違いないと睨んでいました。
 このお店は創業明治28年の老舗。丁寧に作られたという感じがするお上品な味のする煎餅です。個人的にはもっとこってり醤油の品川巻きが好みですが。海苔に自信があるから、あえてあんまり濃い味にはしない、のかもしれません。

c0135618_441307.jpg ちょっと海の方に行ってみようと思い広い通りに出てみたら、「鯨塚」なんてのがありました。
 ここは1798年、天王洲に鯨が打ち上げられ、その骨を埋めたところなんだそうです。「鯨塚」という、鯨が打ち上げられたことによる地名は、全国各地にあるんですね。あんなに大きな魚(?)が打ち上げられたら、図鑑もネットもなかった当時の人は、さぞかし大騒ぎしたに違いありませんね。

c0135618_4414465.jpg 係留された屋形船やクラシックな家々が並ぶ、大衆的な風景の背後に、まるで怪獣のようにそびえ立つビル群です。
 東京の夏を暑くした原因はこのビル群でしたっけ? なんて思いながら品川駅に到着。ホントは大崎、五反田あたりまで足を伸ばそうと思ったのですが、まあ、次回の楽しみってことで。
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by yochy-1962 | 2007-12-20 01:22 | Tokyo迷子ウォーキング | Trackback | Comments(4)
c0135618_2271877.jpg しょこたん(中川翔子)のお父さんは「中川勝彦」という俳優・ミュージシャンで、もう10年以上も前に白血病で亡くなっている……という話、ご存知でしたか。
 えー、そうなの? 全然知らなかった。案外みんな知らないんじゃないのと思い、先日「にこけん」参加者に問い合わせてみたところ、みなさんごく当たり前のように知っていて(約1名「しょこたんってしょこたん星からやって来た人?」と言う方がおりましたが。完璧にゆうこりんと混同しているみたいです。笑)、芸能通であるはずの王子に思わぬ落とし穴が! と愕然としたものでした。
 いや、別に試験に出るわけじゃないし、知らないと年金もらえない、ってわけじゃなさそうですから、知らなくたって全然構わないことなのですが。

 中川勝彦さんは私の大好きな映画「転校生」に出ていたというので、DVDを持っている私はさっそくチェックすることにしたのですが……。
 うん、彼は小林聡美演じる斉藤一美の上のお兄さん、という役でちょっとだけ出演していました。確か晩年は美形のアーティストとして活躍していたようですが、映画の中ではまだぽっちゃりした普通のお兄さん、という感じです。
 それにしても32歳という若さで、まだ小さい娘さんを残して亡くなるとは、さぞ無念だったでしょうね。生きていれば45歳(オレと同じじゃん)。楽しいことばかりではなかったでしょうが、もっといろいろな人生を楽しめたに違いなかったはずです。この先もっといいことがあるかもしれない、と思い続けられるだけでも、長生きはするもの、なのですよね。

 で、懐かしいなあ、やっぱり尾道三部作はいいなあ、なんて思いながら見ているうちに、すっかり映画のほうにはまってしまい、「転校生」の次に「さびしんぼう」を、そして「時をかける少女」と、夜が明けるまで延々と見続けてしまった私でした。ああ、またやっちゃった。
 それにしても、自分の生まれ故郷でもないのに、どうして尾道の風景は懐かしく、愛おしく感じられるのでしょうね。
 もちろん誰もがうっとりするような美しい場所ですし、海があって坂がたくさんあって、という、自分の田舎に似ていないこともない土地ではありますが、もしかしたら、映画の世界にのめり込んでいくうちに、淡い恋とか、学生服とか、自転車通学とか、クラブ活動とか自分の思い出とシンクロする部分を、勝手に尾道の風景の中に染めて、心の中に再現させているのかもしれません。
 ひとが ひとを 思うとき ひとは 誰でも さびしんぼうになる
 いまの若い子たちがこれらの映画を観たらどう思うだろう、なんて思いますが、この思いは、どんなに時代が変わったとしても不変なはずなのですね、きっと。

 そんなことを考えていたら、無性に尾道旅行がしたくなってきてしまいました。まだ、映画の中の景色がそのまま残っているとは思えませんが、もしかしたらちょっとがっかりしてしまうかもしれませんが、うーん、今のうちに行っておいたほうがいいかなあ、なんて考えています。えーと、安く行けるパックはあるかな……。

(二人からならOKの格安パックはあったのですが、ひとりではダメ、みたいです。なんだよう。おひとりさまも優遇しろよん)

 
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by yochy-1962 | 2007-12-18 03:09 | 映画・舞台・テレビ | Trackback | Comments(16)
c0135618_19532452.jpg 今年最後の煮込み研究会略して「にこけん」は新宿「世界の山ちゃん」からスタートです。
 今回は参加者4名と、前回よりこじんまりとしたメンツでしたが、その分いろいろなことが話せて、それぞれのキャラクターがより浮き彫りになり、より親密度がアップしたような感じ。とても有意義な会となりました。

c0135618_1953487.jpgc0135618_19541365.jpgc0135618_19545553.jpg
 「世界の山ちゃん」については、この会で使われること3回目ということもあり特筆すべきものはありませんが、ここの手羽先は軽くて、スナック感覚でいくらでもイケるおいしさ。肝心の煮込みは名古屋風なのか、赤味噌仕立てでちょっと甘く、たまにはいいけどいつもだとちょっとくどいかもね、というお味でした。
 それにしてもここのお店は安い! さんざん飲んで食べまくっても、ひとり2,500円ほどのお会計。私の学生時代でも(もう20年以上も前なんだけど!)居酒屋で2,500円のお会計なら「安かったね〜」なんて言いながら帰ったのですから、この安さは魅力です。ずらーっと並ぶ行列ができるのもわかります(ウチらみたいに予約して入ればいいのにね)。

c0135618_19552880.jpg さて、歌舞伎町をほろ酔い加減で横断し、ぽぱいさん改めぽぱちゃん(笑)とginちゃんの「ボケオンパレード」に耐えながら(もう、ツッコミ役はオレだけなんだもん。疲れちゃうよ。笑)新宿3丁目「沼田」に移動。
 相変わらず混み合った繁盛店ですが、運良く立ち飲みのスペースが空いていたので、無事二次会の始まりです。

c0135618_19554743.jpg ここの煮込みは、塩味・醤油味・カレー味とあり、塩味については日替わりで塩ニンニク、塩梅、塩柚胡椒が楽しめます。この日は塩ニンニク。煮込みの基本「味噌味」とはちょっと違う、でもとてもおいしい煮込みです。
 ここの店はホッピーが置いておらず、「新宿ハイボール」という、ちょっと甘めのお酒に、半分くらい飲んだところで黒ビールを混ぜるという、この店オリジナルの飲み方を楽しみました。
 「どこかで飲んだことがあると思ったら、ちょっとカシスソーダに似た感じだね」(nanbuさん談)。確かに。言われてみるまで気がつかなかった。

c0135618_1956057.jpg 冬のアウトドアスタンドドリンキング(笑)はさすがに冷えます。そこでこんなものが備え付けられているのですが、それでも、この状態で飲み続けるのは1時間くらいが限度かもしれません。
 そこでもう1軒、ただ「暖まる」だけのために他店に移動(特筆すべきものはなし。写真も撮らなかったし)。十分暖をとり、ここでお開き、となりました。ああ、楽しかったね。今回来られなかった方々も、ぜひ次回お会いできるのを楽しみにしています。

c0135618_19562352.jpg これはぽぱちゃんからもらったホッピーのシールと菊正宗ストラップ(!)。
 結構プレミアかも? 大切にしなくちゃ。

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by yochy-1962 | 2007-12-16 20:37 | にこけん(煮込み研究会) | Trackback | Comments(14)
c0135618_1045399.jpg 師走でございますねえ。しかし私は「師」と呼ばれる立場じゃございませんので、あえて、余裕ぶっこいて遊び倒す数日間を過ごしておりました。
 そうしたら日々というものはあっと言う間に過ぎるものですねえ。もう12月も半ば……12月半ば……12月半ば……。

 はっ! 確か私、「12月半ばまでにやっておきま〜す」なんて仕事があったようなないような。
 どうしましょ。慌てて書類等をめくったりしているのですが、我が脳味噌がすっかり「OFF」状態になってしまっていて、どのようにこの懸案を進めていったらいいのか、な〜んにもアイディアが浮かんできません。
 こりゃいかん。ちゃんとご飯を食べないと頭も働かんと思い、とりあえず朝食。天気もいいので布団を干して、ついでに掃除洗濯。あとであそことあそこに電話しなくちゃならなかった、ちょっと早いけど今電話しちゃおっ。そうそう、みんみんの餃子を買おうと思ってたんだ、インターネットで購入して、ああ本屋にも行って来なきゃ。頭働かせるにはウォーキングが一番。出かけよっかな……。

 困ったもんだ。そんなこと思っているうちに眠くなってきちゃった。とりあえずちょっと寝ようかな(笑)。

 はっ、いけないいけない。そう思って、少しでも頭を働かせようとブログで原稿書きの「ジャブ」をさせていただいた次第です。中身がなくってすみません(まあ、いつものことか)。さて、頑張らなきゃ。
 
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by yochy-1962 | 2007-12-14 11:24 | 仕事 | Trackback | Comments(6)
 先日、年賀切手を買いに郵便局に行き、ついでに、以前買って結局使わなかった年賀切手が数枚あったので、それをほかの切手に変えてもらおうと(年賀切手も普通の切手として使うことはできるはずなのですが、イヌだとかイノシシの絵がついている切手をいまさら使うのは、さすがにまぬけでしょ)、窓口でお願いしたのですが……。

 窓口は、最近入ったばかりのパートでございます、という雰囲気をぷんぷん醸し出したおばちゃんで、必要以上におどおど、私の無理難題にさあ困った、という感じで、泣き出しそうな顔で私の差し出す昔の年賀切手を調べています。

「あの、お金に換えることはできないんですけれど……」
「はい、それは分かっています。だからほかの切手に換えてもらいたいんです。あっ、そうそう、80円切手に換えてもらえませんか。そちらのほうがよく使うので」
「……手数料もかかるんですけど」
「はい、それでも結構ですので」
「ぴったりとおさまらないかもしれませんが」
「はい、足りない分はお金で払います」

 なんだか「こういうことはしたくないのよ、そんなこと私にさせないで、よよよよよ」というような感じがありありと分かるような感じのおばちゃんです。どうしましょみたいな半泣き顔で、電卓片手にいろいろと計算しているふりをしているのですが、どうやったらいいのか分からないみたいで、となりにいた接客中のベテラン職員に「ちょっと…」みたいな感じで助けを求めています。
 あんまりひとりの客で時間を取らせるのも申し訳ないと思い、私は助け舟を出したつもりで、「手数料が一枚につき5円かかるっていうから、24枚の50円切手ですから、24×45を計算して、それを80で割って、小数点を切り上げた数字を80でかけて、24×45との差額をオレが払えばいいと思うんですけど」なんて言ったのですが、おばちゃんは王子の言うことなど耳も貸さず、「ちょっとお待ちください」の一点張り。

 計算について解説すると、
 24枚の45円切手(手数料を引いた額) 24×45=1,080(円)
 80円切手は何枚買えるか       1,080÷80=13.5(枚)
 小数点を切り上げて          14×80=1,120(円)
 私が新たに支払う額          1,120−1,080=40(円)

 となるわけです。数字に弱い私でも分かる計算です。

 おばちゃんはやっと手の空いたベテラン職員に事情を説明し、その職員のレクチャーを受けて(オレが言ったことと同じなんだけど、計算書を入力するときに、13.5みたいな小数点は出せないから苦労したのかもしれませんが)約10分後、やっと私は14枚の80円切手を手にすることができたのでした。
 申し訳ないことに窓口は長蛇の列。すみませんすみませんという感じで郵便局を出たのですが、でもなんでオレが申し訳ないと思わなくちゃならないんだ! と心の中でちょいギレしてしまいましたよ。酒だ酒だ!(←なんで?)

 それにしても、普通、郵便局のようなところの窓口で働くには、銀行員と同じくらい数字に長けていなくてはならないと思うのですが、そして、私のような「切手を交換したい」という客なんてそんなにめずらしくもないと思うのに、どういうことかと思ってしまいました。
 これが「民営化」の象徴、なのでしょうか。いや、民営化したのなら、なおのこと窓口に半泣き顔のおどおど職員は置いてはいけないと思うのですが、もしかして、民営化に反対し続けていたのに結局民営化されちゃって、ちっくしょう、客に迷惑かけてやる! という郵便局側の精一杯の嫌がらせだったりして?(ってこたあないか)

 で、局を出てしばらくして、「年賀切手を買う」という本来の目的をすっかり忘れたことに気がつきました。しかし、いまさらさっきの郵便局に戻るのもなんだか嫌だなあと思い、わざわざ隣町の郵便局までてくてく歩いていった小心者王子、なのでした。酒だ酒だ!
 
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by yochy-1962 | 2007-12-13 02:20 | ひとりごと | Trackback | Comments(14)

by yochy-1962