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カテゴリ:音楽( 115 )

c0135618_1271375.jpg「時の流れ」というものに必死で抗ってみても、それは所詮無理な話であって、どんなに頑張って新しい流れを作ってみても、結局、最終的には大河に押し戻され、海に還っていくのが、自分を含めたほとんどの方の「人生」というものなのかもしれません。

 少年少女の頃の夢や憧れを大切にし、ずっと心に持ち続けることは素敵なことだと思いますが、だからと言ってなにもせずにただそれに固執し続けるのは、そういう方は、申し訳ないのですが痛々しい、あるいはホントに真剣に夢に対峙していないのでは、などと思ってしまいます。

 そう、夢は進化するもの。夢に向かって真剣に歩いていたのなら、きっとその夢は、上を向いたり後ろを振り返ったり、転んだり雨に打たれたりしていくうちに少しずつ姿を変え、新しい夢へと導いてくれるはずなのです。
 それが「夢の進化」だと思うのです。決して堕落ではありません。だから、大河に押し戻される人生も、きっと幸せな、実り豊かな人生。そう思って残りの時間を過ごしていこうと思うのです。

 少女の淡い、儚い夢を歌った、昭和を代表するヒット曲の「あなた」。「僕らのポプコンエイジコンサート」で、還暦前の小坂明子さんが登場し、この歌をピアノの弾き語りで披露してくださいました。
 あの、透き通るような美しい少女の熱唱はさすがに望めませんでしたが、ちょっと力を抜いたような、しみじみとした感じで歌う姿に、いろいろな思いが押し寄せてきました。
 まるで、昔見ていて、いまはくちゃくちゃになってどこに行ったのかも分からなくなった自分の夢を久しぶりに見つけ、懐かしい思いで手に取っているかのようでした。多くの観客も、自分が大切にしていた夢とだぶらせ、さまざまな思いを持って時間を共有しているかのようでした。とても素晴らしかったです。
 私ももちろん同じ。そして、そういう心持ちでいられることを幸せに感じるべきだと、つくづく思ったのでした。

 この曲を歌った小坂明子さんにとって、歌の中に出てくる少女のどのくらいが自分自身なのかは知りませんが、その後の小坂さんの夢はいかがだったのでしょうか。
「あなた」を超える曲を作りたい、と思いながら歌い続けてきたのだが、なかなかそれは実現できなかった、とご本人はおっしゃいました。
 その後の作曲家としての活躍は有名ですが、数年前に、インストゥルメンタルのアルバムを発表したところ、それがヨーロッパの国のiTunesチャート、イージーリスリング部門で1位になったのだとか。
「でも、その中でも一番売れたのは『あなた』だったの」
 そんなエピソードを聞かせてくれましたが、それだけ「あなた」は偉大なる曲なのでしょう。
 もしかしたら、小坂さんにとっては、これ以上のものを作らなくてはというプレッシャーが常に付きまとう曲になってしまったのかもしれません。しかし、いまこうして、還暦前になってこの歌を情感たっぷりに歌う彼女はとても素敵だと思いました。

 それにしても、今回登場した谷山浩子さんも、渡辺真知子さんも、揃って今年還暦。ああ、時の流れよ、て感じです。しかしそれは私も同じ。すでにカウントダウンが始まっています(苦笑)。まあ、とにかく健康で迎えられることが目標ですね、飲み過ぎ厳禁。
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by yochy-1962 | 2016-05-22 12:24 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
c0135618_2063910.jpg 中島みゆき、世良公則&ツイスト、チャゲ&飛鳥、あみん、八神純子……と聞いて、「ああ、ポプコン出身?」とすぐに答えられる方は、たぶんアラフィフ世代でしょう。同世代の方々、お元気でいらっしゃいますでしょうか。
 そんなアラフィフが、身悶えて喜ぶであろうコンサートに行ってまいりました。
 そう、東京、府中市で行われた「僕らのポプコンエイジ」というコンサートです。

 昭和時代、ヤマハ主催で毎年行われてきたポプコン、すなわちポピュラーソングコンテストからは、先に挙げたビッグアーティストから、ちょっと「しょっぱい」物件(笑)まで、じつにたくさんのアーティストが輩出されました。
 そして毎晩、深夜のラジオでは「こんばんは、大石吾朗です」という声とともに始まる「コッキーポップ」がオンエア。テスト勉強の傍ら、というより、この番組と、その次の「オールナイトニッポン」を聞くために、机の前で勉強する「ふり」をしていたのが、我々世代のほとんど、といっても過言ではないかと思います。

 この日は相曽晴日、下成佐登子、三浦和人(元・雅夢)、元ふきのとう、元NSPで結成されたスリーハンサムズ、そして渡辺真知子、石川優子、そしてそして、あのChageが登場。当時の代表曲を中心に、いまでも素敵な歌声を聞かせてくれました。
「コーヒーハウスにて」という曲、というより「♪あなたの好きな優しさなんて〜」というフレーズを聞かせたら、多分、「ああその歌知ってる」と言われる方が多いであろう、相曽晴日さんはいまでも現役で歌っているそうで、綺麗な歌声は健在で嬉しくなりました。
「秋の一日」という曲を、お嬢様っぽく上品に歌っていた下成佐登子さんは、家庭に入られていましたが最近少しずつステージに立つようになったのだとか。少々あがり気味でハラハラしましたが、清純なイメージはあいかわらず。ああ、幸せな人生を送っているんだろうなあと、こちらも嬉しくなりました。
 渡辺真知子さんについては何も言うことはなし。相変わらずのパワフルな歌声、圧倒的な存在感はさすがでした。
 っていうよりこの人、「迷い道」でデビューしたときはすでにヤマハから卒業していたので、今回のライブでは一連のヒット曲は歌わないかな、と思っていましたが、いきなり「ハーバーライトが〜」と歌い出し、会場もオオーッと歓声が沸き起こりました。
 Chageさんは諸般の事情でソロで登場。んー、もうネタにしてもいい頃かと思いますが、一切何もございませんの体で、かえって緊張してしまいました。
 でも、バックバンドの方や元・雅夢の三浦さんのお手伝いもあり、チャゲアスの初期の名曲を披露。さすがに芸達者な方、楽しいステージパフォーマンスを見せてくれました。
 そしてそして石川優子さん。20数年ぶりの復帰で、この方目当てのお客さんが一番多かったのではないでしょうか。我々は二階席から見ていたのですが、Chageさんとのデュエット曲「ふたりの愛ランド」を歌ったときに、総立ちになった男性ファンの多くの頭頂部が「日の丸状態」だったのはちょっと苦笑、でした。

 一曲一曲を噛みしめるように聴いていると、あっという間に甘く、切なく、幼気な自分の青春時代にタイムスリップすることができて、本当にリフレッシュしたような気持ちになりました。
 あの頃経験したことや、感じたこと全てが、現在の自分を形成している大切な要素であることは間違いありません。それを懐かしく、しみじみとした思いで振り返ることができているということは、結構私は幸せなのかなあと思ったりしています。
c0135618_207375.jpg じつは私、最終日の埼玉公演にも伺うのですが、その回は谷山浩子嬢(写真は奇跡の一枚。なんて失礼な)、小坂明子関(なんて失礼な)も登場。楽しみです。
「そして私は 坊やを編むのよ〜」(怖っ)。

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by yochy-1962 | 2016-05-01 20:14 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
c0135618_23123617.jpg アース・ウインド&ファイアーというと、40代前半以下の人は「セプテンバー」「宇宙のファンタジー」、それに「レッツ・グルーヴ」ぐらいしか知らないのが、とても残念な気がします。
 そこで、私こと小林“ヨッチー”克也あるいはヨッチー・バラカンが、「これだけは知っておきたいEW&F」と銘打って、あふれんばかりの名曲のごく一部をここに紹介したいと思います。誰からもお願いされていませんが。
 
 アースの全米No.1ヒットとなったのは「Shining Star」という曲ですが、同じ時期の曲ならば、私はこちら、「ゲッタウェイ」のほうが好きです。CMや「タモリ倶楽部」の空耳アワーでもお馴染みなので、結構ご存知な方も多いかと思います。
 ファンキーでダイナミック。途中訪れるシンセサイザーの早回し(? 当時シンセなんてあったのかな)が「絶頂」へと誘ってくれます。

 次は、アルバム「太陽神」の中から、「宇宙のファンタジー」と同じくらい好きな「Jupiter」という曲です。
 ブラスセクション「フェニックス・ホーン」が大暴れするこの曲。ブラスバンド小僧なら好きにならずにいられない、コピーしたくてもそうそう出来るものではない高度な一曲です。

 こちらは、結構有名な一曲、「After The Love Has Gone」です。アルバム「創世紀」の中に入っています。
 アースのバラードの中でも名曲中の名曲ですが、当時は「After The Love Is Gone」というタイトルでした。
 しかしいつの間にか「Is」が「Has」に変わっていて、んー、これは最初が誤植だったのか、あとが間違っているのか、英語については幼稚園児レベルの私なので、果たしてどっちが正しいのかは分かりません。
 意外と、曲は同じで詩の内容は全く違う……ってことはないか、とにかく、これは私における「After The Love Is Goneの謎」として、いまもくすぶっている問題なのです。

 80年代に入って最初に出されたアルバム「フェイセス」のトップにエントリーされている「LET ME TALK」も、とてもかっちょいい一曲です。
 しばらく続いていた、長岡秀星氏が描くレコードジャケットから離れて、いろいろな国の人の顔が描かれたジャケットが印象的です。中に日本人らしき女性の顔もあり、「えっ、EW&Fって日本人がいるの?」と、真顔で当時の友人が聞いて来たことが思い出されます。

 東京に出て来て、「ディスコ」などに通うようになり、歌舞伎町のカンタベリーハウス(だったかな)で「ディスコ王子」として君臨していた頃(はい、うそです)、よくかかっていたのが「Fall In Love With Me」という曲です。
 ちょっと抑え気味のダンスミュージックですが、「ブギー・ワンダー・ランド」や「レッツ・グルーヴ」と同じく、とにかく音が「厚い」のです。
「オレっちがディスコ演るんだからさあ、ちょっとやそっとの音じゃあ終わらせないぜ」という、モーリス・ホワイトの鼻息が聞こえてきそうです。

 しかし、次のアルバム「エレクトリック ユニバース」には驚かされました。「マグネティック」が代表曲なのですが、このアルバムでは、アースの大きな特徴である「ブラスセクション」が一切使われていないのです(いや、もしかしたらバックのバックで使われていたかもしれませんが、ほとんど聞こえて来ないのです)。
 当時はテクノ・サウンドが隆盛を極めていて、時代の波に乗ることを面白がってやっていたアースにとっては「想定内」のことだったかもしれませんが、これからアースはどこに行っちゃうんだろうと、少々不安になったものでした。とてもいい曲ではありますが。

 ちょっと番外編。これは、「創世紀」の中に入っているインストルメンタル曲、「Rock That!」です。いまでもよくTVで流れているので、ご存知の方も多いと思います。
 とにかく爽快! ジョギングしながらこの曲でも聴いたら、きっと自分がオリンピック選手にでもなったかのような気分になること、確実です。
 高校のブラスバンド部で、定期演奏会用にこの曲を演ろうなどと言っていたのですが、楽譜もない、コピーする能力もない、もちろん腕もない、ということで、早々に諦めたという思い出があります(苦笑)。
 
 最後に、こちらも番外編。モーリス・ホワイトがソロとして出した唯一の(だったと思います)アルバム「スタンド・バイ・ミー」の中の代表曲、「I Need You」です。
 美しすぎるバラードは、当時ソニーのCMで流れていましたね。涙モノの一曲です。
 アースの曲は「カラオケ」で歌うともれなくドンビキものなのですが、この曲ならもしかしたら大丈夫と思ってチャレンジしたことがあるのですが、……やっぱりドンビキでした。
 ちゃんと練習して、リベンジしてみようかな、と思っています。とりあえず「ひとカラ」へGO!
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by yochy-1962 | 2016-02-13 00:20 | 音楽 | Trackback | Comments(2)
c0135618_22122036.jpg 人類の起源はアフリカにあるといわれています。
 そこから何万年、いや何十万、何百万年かな、途方もない長い時間をかけて人類は世界各地に散らばり、その土地の気候に合わせて、食べ物に合わせて、肌の色は変わり、骨格は変わり、顔の特徴も変わり、現在に至っているわけです。
 だからきっと、人々が口ずさみ、ときに高揚し、ときに心の慰みになっている「音楽」も、その起源はアフリカにあるのかなあと、アース・ウインド&ファイアーのリーダー、モーリス・ホワイト氏の訃報を聞き、いろいろな思い出が洪水のように押し寄せながら思ったことでした。

 初めて彼らの音楽を聴いたのは、まだ私がいたいけな、なんの毒も身にまとっていない(苦笑)中学生の頃。
 ラジオから流れる「宇宙のファンタジー」を耳にしたとき、爽快なシャワーをいきなり全身に浴びたかのような衝撃が走ったものでした。
 いままで聴いたことのなかった複雑なリズム、我が所属のへっぽこ楽団(ブラスバンド部)には到底真似のできない、迫力いっぱいのブラスセクション、パワフルで美しいフィリップ・ベイリーのファルセット。
 突然世界のど真ん中に連れ出されたかのような、360度パノラマの世界を目の当たりにさせられたかのような感じ。
 そう、まさしくそのときが、私の音楽における「開眼期」「第二次性徴」の瞬間だったのでした。

 その後、「セプテンバー」「ブギー・ワンダーランド」「レッツ・グルーヴ」と、次々に世界的ヒットを飛ばし、アースの音楽は私の毎日に欠かせないものとなっていました。
 どうして私が、これだけ彼らの音楽に惹かれていったのか、それはもちろん、私がブラスバンド部に所属していたこともあったと思いますが、ブラックミュージックにとどまらず、ジャズ、ロック、ディスコ、ファンク、カリビアン、エレクトリック、そしてラップにいたるまで、とにかく、いいと思われる音楽を果敢に取り入れ、自身のものにしていった「鼻息の荒さ」という魅力があったからだと思います。
 いまでこそ私も、食べず嫌いなく音楽を楽しみ、まるで無国籍状態のiTunesを抱えて生きていますが、それを導いてくれたのは、アース・ウインド&ファイアーであることは間違いないでしょう。
 
 来日公演には、何度行ったことでしょう。ひとつひとつのライブが、いまでも鮮明に思い出されます。
 彼らのパフォーマンスは大マジックショーさながらの大掛かりなもので、突然ステージに現れるなんてのは序の口、あるときは、メンバー全員が大きな地球儀の中に入り、それが一瞬のうちに消えたかと思うと、客席に瞬間移動。そしてまたあるときはでっかいスクリーンの中で歌っているかと思ったら、これまた瞬間で実物に変わる……まさに、「見せる」ステージづくりの先駆けは、アース・ウインド&ファイアーだったのではと思います。

 そうした「マジック」だけでなく、ギターやトランペットをくるくる回しながらのパフォーマンスは、デビューしたてのサザンオールスターズがいち早く取り入れていました。
 ああ、スペクトラムという、まったくのアースのコピーバンドもありましたね。一流のスタジオミュージシャンを集めて作った、音楽的には素晴らしいバンドでしたが、日本人にはファルセット、そしてあの奇抜な衣装はちょっと無理がありましたね。

 それだけでなく、その後のマイケル・ジャクソン、プリンスなどにも影響を与え、そして日本のドリームズ・カム・トゥルー、つんくなども、明らかにアースの影響を受けている音楽がたくさんあります。とにかく、後にも先にもない、偉大な「音楽の神様」が、アース・ウインド&ファイアー、そしてそのリーダーのモーリス・ホワイトだったのです。

 ここ数年、パーキンソン病と闘っているという話を聞いていましたし、もう70歳を越えた年齢を考えると、いつかその「Xデー」が来るのではないかと思ってはおりました。
 しかしこうしてその日を迎えた今日、仕事も手につかず、心の中でアースの名曲が次々にリフレインされ、学生時代のいろいろな思い出、大人になってからの思い出がごちゃまぜになって、いま、パソコンの前に佇んでいます。

 それにしても、若い頃はその音楽性ばかりに気を取られ、アースがどういう思いで音楽を奏でていたか、そこまで考えたことはありませんでした。
 というか、歌詞カードを読んでみても、「神」「祈り」みたいな、わりと宗教色の強い言葉が並んでいて、中学生の子供にとってはちょっと受け入れ難いというか、自分にはとりあえずあんまり関係ないや、ぐらいにスルーしていたのでした。
 しかし、1990年に発表した「ヘリテッジ」という曲を聴いて、アースの、そしてモーリスの「思い」を、ひしひしと感じることができました。
 ヘリテッジ=遺産、財産、という意味なのですが、モーリスはこの曲で、未来を背負って立つ子どもたち、とくにそれまで差別されてきた有色人種の子どもたちに向けて、先人たちが必死で築き上げてきた音楽を愛し、継承し、誇りを持った人生を送れと訴えているように思えました。
 音楽には国境も、差別もありません。そこにあるのは愛と、平和だけです。モーリス・ホワイトは、音楽を通して、そして心から音楽を楽しむ姿を表現して、世界中の人々に「音楽のある人生」「歌をうたえる人生」を目指して欲しいと思っていたに違いありません。
 前を向いて。高らかに。

 モーリス・ホワイトは、アフリカの楽器「カリンバ」を奏で、アルバムでもライブでも我々に聴かせてくれました。
 人類の起源であるアフリカで生まれた、オルゴールの元祖ともいわれるその楽器の音色は美しく、心が洗われます。
 アース・ウインド&ファイアー、そしてモーリス・ホワイトこそ、私にとっての「This is “the” music.」。心からの感謝と、そしてご冥福をお祈りしたいと思います。

 さて、これから、「太陽神」からのアルバムを、一枚一枚噛み締めながら聴こうと思います。
 焼酎を一本買い込みまして(笑)。徹夜は必至だな。

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by yochy-1962 | 2016-02-05 23:10 | 音楽 | Trackback | Comments(2)
c0135618_11382728.jpg 年末、年始に計画していた楽しいことがすべて終了し、現在私、ぬけがらのようになってパソコンの前に佇んでおります。

 一年で一番楽しみにして、これがないと生きている意味がない、ってくらいに思いを寄せている紅白歌合戦ですが、今回の視聴率はあまり芳しくなかったようです。
 まあ、2015年はこれぞ、というヒット曲はありませんでしたし、出演者も、「幸子復活!」以外はサプライズ感にも欠けていましたから、まあそんなもんかなあ、という気はします。
 しかし、人々の好みが多様化し、それに応じたコンテンツが豊富にある昨今、40%近い視聴率を叩き出す番組はほかにはありません。これからも、あまり「てこ入れ」だとか「見直し」だとか考えず、時代を代表するアーティストたちの晴れ姿を見せてほしいと、「昭和世代」を代表してお願いしたいところ、なのでございます。

c0135618_113938.jpg 今回、私にとって注目アイテムのひとつは、「黒柳徹子観察」です。
「徹子の部屋」を観ていない者にとっては、徹子の健在ぶり(衰えぶり?)を確認するに絶好の機会。みんなで手に汗握りながら観ていましたが、さすが大ベテラン、番組を急遽中止せざるを得ない状況までには至らなかったのはなによりです。
 しかしまあ、徹子も80代。滑舌は悪くなりました。ふんわりとしたドレスの下に機械でも仕込んであるのかと思うような覚束なさを見ると、徹子と同年代の、ウチの母親のほうがずっと元気だなあ、徹子、頑張ってよと思わずにはいられませんでした。

c0135618_11391210.jpg 若手のアーティストはほとんどスルーして(とりあえずは観てましたけど、おぢさんの琴線に触れたものはなし)、やはりこの人、石川さゆりです。
 今年は「津軽海峡冬景色」の年なので、「天城越え」のときのような「鎌持って佇んでいる」ような表情は拝めませんでしたが、津軽三味線から歌へのバトンタッチという演出はとてもよかったです。「津軽」史上、最高だったのではないでしょうか。

c0135618_11391659.jpg 幸子、復活です。「メガ幸子」は数年前にも登場していたのでそれほど新鮮味はありませんでしたが、「ラスボス」という新たな称号を得て、よりバージョンアップ、バックの映像も綺麗で、とてもよかったと思います。
 できたら、ワイプで水森かおり嬢の顔でも抜いたら、なお感慨深かったかもしれません(笑)。
 いや、今回の水森嬢はよかったですよ。やはり、ただ大きくなってドレスを広げていればいいってものじゃないと気づいたのか、同じことをやったって幸子の存在感には到底叶わないという危機感をもって臨んだからなのか、火の鳥に乗った衣装(セット?)はとてもカッコよかったです。

c0135618_11391867.jpg 個人的には、Misiaのパフォーマンスはとても感動しました。
 長崎の平和祈念像前からの中継というのも感動的でしたし、歌声も健在。ネット上では「いつも同じ印象」「砂漠で歌ったときのほうがよかった」などと言う声が多かったですが、私はとてもよかったと思いました。
 こういう「熱唱型」の女性歌手の「寿命」はあまり長くはありません。いまのうちに思う存分Misiaを味わっておかなくてはならないのですよ。

c0135618_11392590.jpg この方も50を越え、「時」というものの残酷さを感じずにはいられません。まあ、自分も同じだけ歳とっちゃってるんですけれど。
 それでも、まだまだ現役感を感じさせる歌声はあっぱれでした。当時、この人と同じような髪型をして、立派な「ゲジゲジまゆ毛」をあつらえ、マハラジャあたりでブイブイ言わせていたみなさん、どういう思いでテレビの前に座っていらっしゃるのでしょうかと、思いを馳せておりました(ウソ)。

c0135618_11392871.jpg 森進一先生の、顔面の進化(退化?)を定点観測で観られるのも最後となりました。
 これからは「年忘れにっぽんの歌」「思い出のメロディー」あたりで観測を続けていくのが、我々昭和世代の責務なのです。しっかりしなくてはなりません。
 最後の紅白でのパフォーマンスは「おふくろさん」。いろいろな思いがあってチョイスしたのだと思いますが、個人的には「襟裳岬」のほうがよかったかな。作詞家がこの年に亡くなったし、絶対こちらを歌うと思っていたのですがね。

c0135618_11393159.jpg さて、大トリが聖子さん、というのが定番になりつつあり、それこそ時の流れを感じている我々昭和世代です。「マッチがトリを歌うなんて」夢みたいだか、ウソみたいだか忘れましたが、徹子が思わず漏らすのもうなずけます。
 前回が「あなたに逢いたくて」、今回が「赤いスイートピー」。しかし彼女には「Sweet Memories」「瞳はダイヤモンド」「ボーイの季節」などなど、トリにふさわしい名曲がたくさんたくさんありますから、ここ数年は盤石でしょう。頑張っていただきたいものです。
 しかし時々、通販番組で熊谷真実が出ていると「えっ、聖子?」と思ってしまうことがあります。これはいけません。再び(?)お顔をなんとかするか、熊谷さんになんとかしていただくしかありくせん。「大スター」と「通販番組」は両極端の位置にあるのですからね。

 あいかわらず、昨今のアイドルさんには目もくれず、こうして、ベテラン勢の安定した歌いっぷりにだけ焦点を合わせ、我々の紅白視聴は過ぎていくのでした。まあ、昭和世代はみなさん、こんな感じでしたでしょう。また楽しみにしています。
 早く来い来い、大晦日。
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by yochy-1962 | 2016-01-04 13:38 | 音楽 | Trackback | Comments(2)
c0135618_2148396.jpg いままで、こんなところがあるなんて知りませんでした「阿久悠記念館」。
 御茶ノ水の明治大学地下に、2011年に開設されたとのことでしたが、震災だったり、個人的にも大変なときでしたので、そういう情報が入ってきたとしても、行ってみようなどという心の余裕はなかったかもしれません。
 で、無事、心に余裕ができた2015年夏、満を持して参上です。

 思ったより狭いスペースではありながら、それこそ「所狭し」という感じで、阿久悠先生の業績を紹介していました。
 故郷の淡路島から、大学進学という「合法的な家出」をして上京。うん、わかるわかる、オレもそんなもんだもんなあ(笑)。
 その後、広告代理店時代に作詞家としてデビュー。それからの活躍は、昭和を生きて来た方々には説明するまでもなし、この方がいなかったら、「歌謡曲」の進化、特に「女性像」の進化はきっと10年は遅れていたに違いない、と思います。
 耐え忍び、男から「選ばれる」存在でしかなかった昭和歌謡曲の中の女性像。それが、「私があなたを選ぶ」「自分自身が生き方を決める」という、新しい女性像を作り上げた作詞家は、阿久悠先生その人であったと思うのです。それは淳子ちゃんピンクレディーの歌の中に、如実に表れています。 まあ、それについては何度もここで書いて来たので、省略です(鼻息が荒くなってしもうた)。

 ここには、作詞家として受賞したレコード大賞や歌謡大賞の盾やトロフィー、数え切れないほどの流行歌と著書の紹介があり、そして代表曲を集めたCDの試聴もでき、とても充実した内容だったと思います。
 欲を言わせていただければ、TV「スター誕生」での、先生の、愛がありながらの辛辣な、出場者に対するコメント(ホント、あの番組は、いかにしてスターを夢見る子たちに現実を諭し、夢をあきらめさせる番組だったような気がします。その中で唯一、手放しで「いいですね、すぐに出したいですね」と絶賛したのは淳子ちゃん、そう桜田淳子さんだけでした)満載のシーンとか、その他、対談として出演したようなTV番組のビデオとか、先生が作詞して大ヒットした流行歌のビデオとかが見られればなおよかったなんて思ってしまいました。

 なにせ、尾崎紀世彦の「また逢う日まで」を皮切りに、その後、都はるみ「北の宿から」、沢田研二「勝手にしやがれ」、ピンクレディー「UFO」と、作詞した曲が3年連続レコード大賞受賞。その間に桜田淳子岩崎宏美西城秀樹郷ひろみ八代亜紀石川さゆりなどのヒット曲もコンスタントに作っているのですから、あのころの阿久先生は、超人としか言えないような活躍をしていたのです。
 しかし時は流れ、平成生まれのへなちょこ野郎たちは、「桜田淳子って誰?」というような、阿久先生の活躍も知りません。そして「半径1メートル以内の恋の歌」しか聞く機会がないのは、とても気の毒な限りです。ぜひここに来て、噛みしめるように阿久悠先生の詞を読んでほしいと思うばかりなのであります(また鼻息が荒くなって来た。はあはあ)。

「あの頃は、淳子より百恵の歌の方が好きだったけど、いま改めて聴いてみると、なんて淳子は意味深な、いい歌を歌ってきたんだって、唖然とするね」
 つい最近、このように知人は言いました。それだけでなく、ちょっと聞いただけでは童謡のように聞こえるピンクレディーの詞に隠された、阿久先生の思いを想像してみると、なんてこの人は偉大だったんだろうと気付かされるのです。

 えーと、興奮してどんどん突っ走ってしまいましたが(苦笑)、入場無料ですし、お近くにお寄りの際は、ぜひ訪れていただきたいと思います。そして、お金をとってもいいから、再び訪れたいと思わせるような企画を立ち上げていただいて、阿久悠フォーエバーの先陣を切っていただきたい、そう思うばかりなのであります。はあはあ。
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by yochy-1962 | 2015-08-29 22:07 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
c0135618_20524576.jpg「ヨッチーさん、ヨッチーさん、遅ればせながら、あけましておめでとうございます」
「は、はい、またまたブログさん? どうも、おめでとうございます。今年もよろしくね」
「どうでしたか、今年のお正月は」
「そうだねえ、これでもかってくらい平和で、のんびりしたお正月でしたよ」
「食っちゃ寝、飲んじゃ寝、の繰り返しで、すっかり太っちゃったでしょ、ふふふ」
「し、失礼な。そのぶん毎日、しっかり歩いたから、それほどじゃないよ。酒抜いた日もあったし」
「まあ、ヨッチーさんらしくない。どこか悪かったんですか」
「だって、二重顎が三重顎になりそうなんだもん……」
「……(絶句)」

c0135618_20525799.jpg「で、今回の紅白はどうでしたか?」
「うーん、そうねえ」
「そうねえって、見てたんでしょ。いつものごとく、みんなといっしょに」
「うん、こうして写真も撮ってるから、見てたんだろうね」
「えっ、どういうことですか? 覚えてないんですか」
「実は……。飲んだくれて、バカ笑いして、ふざけまくって。覚えているのは、友達としたバカ話(男くの一とか、女木の実ナナとか)ばかり」
「なんということ! じゃあこの、水森嬢も覚えてない?」
「うん。たぶん、華がないとか、幸薄そうとか、いつものツッコミをしてたのは覚えてる」
「まあ、そんなものでしたけどね」
「やっぱり、これは幸子の役割だよね〜。幸子は登録商標しておくべきだったね」

c0135618_2053740.jpg「さゆりは覚えてるでしょ」
「うん。天城越えだったしね。でもホントは、今年は暗夜の心中立てを歌って欲しかったな」
「椎名林檎のね。でも、天城越えの作曲家がこの年亡くなったから、この曲なんでしょうね」
「まあ、いつもの年なら大喜びなんだけどね」
「この、歌舞伎の大見得にも通じる、最後のキメ顔は健在だし」
「でも、それから二、三歩、ずずずんってカメラに向かって歩み寄るパフォーマンスは、なくなったねえ」

c0135618_20531015.jpg「薬師丸ひろ子、よかったですねえ」
「うんうん、歌い終わったあと、みんなで大拍手したのは覚えている」
「週刊文春では酷評でしたよ。アガっちゃって声が出てないとか、セーラー服と機関銃にすればよかったとか」
「分かってないねえ文春。ピロ子はこれでいいの。ある意味、Wの悲劇はさゆりの天城越えみたいなものだから。毎年この曲で出てくれてもいいよ」
「もう来年は出ないんでしょうねえ」

c0135618_20531424.jpg「明菜はどうでしたか」
「まあ、出た、というより、出れた、ことに拍手だね。いろいろなところが下がって来ちゃって、正直見てられない部分もあったけれど」
「歌はどうでしたか」
「うーん、覚えてない」

c0135618_2053975.jpg「これ、美輪先生でよね。ボスキャラみたいですけど」
「ああ、このへんからは、聖子さんまでボスキャラ祭りだからね(笑)。それにしてもいい歌だったよね。年末に花子とアンの総集編見たんだけど、あのドラマ、ホントによかったもんね。毎朝見てればよかったって思っちゃった」
「白蓮がかけおちするシーンで使われたんですよね」
「詞がすごい激しいんだよね、美輪さんバージョンは。なかなかできないね、一般人にはこんな恋愛」
「まだあきらめちゃいけませんよ」
「誰があきらめたって言ったっ」
「し、失礼しました……」

c0135618_20531020.jpg「みゆきさんはどうでしたか」
「もちろんよかったよ。あんまり覚えてないけど」
「ええ、そうなんですか。好きなんでしょ、中島みゆき」
「もちろん好きだけどね。オレの好きな中島みゆきは、70〜80年代の、これでもかってくらいな暗い愛の歌なんだよね〜」
「玲子とか、うらみますとか、わかれうたとか?」
「そうそう。捨てるほどの愛でいいからとか、ひとり上手とか、しあわせ芝居とか、エレーンとか……」
「……悲しすぎるからもうやめましょうよ」

c0135618_205318.jpg「松田聖子さん、大トリは新鮮でしたね」
「もうちょっとネチネチ歌って欲しかったんだけど。わりとさらっと歌っちゃったって感じだったね」
「抱いて…とか歌えばネチっこかったかもしれませんけどね」
「だめだめ、新鮮な気持ちで2015年が迎えられなくなっちゃうだろ」
「それもそうですねえ。じゃあ来年は赤いスイートピーで」
「ボーイの季節もいいなあ」


「ヨッチーさん、わりとしっかり覚えてるじゃないですか」
「そうだね。こうして写真を整理してるうちに、だんだん記憶がよみがえって来た」
「それにしても、ヨッチーさんは紅組ばっかり追いかけてるんですね」
「ホントだなあ……って、美輪さんは白組だよっ」
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by yochy-1962 | 2015-01-08 21:56 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
 最近、特に強く感じること。そう、「自分はいつまで現役でいられるのか」という問題です。

 ……なんて書くと、えっ、お前はまだ現役のつもりでいるのか、というツッコミが方々から聞こえて来るような気がするのですが、……はい、まだまだ私は、いろんなシミで、もとい、意味で、現役のつもりでいるのです。
 いまだって、流行には敏感なつもりですし、芸能ニュースにも精通しておりますし、食い放題と聞けばいまだに目を輝かし、エスカレーターやエレベーターを使わず、点滅する信号機目がけて全速力だってできますし、……恋愛だってしています(エアーであるというウワサもありますが)。
 もちろん、仕事だって現役です。いざとなれば抜群の集中力を発揮し、前人未到のウルトラCを披露することだって可能です。まあ、そのようなエネルギーを使う作業は、下手をすると一週間ぐらい寝込んでしまう可能性もあるので、なるべくそういう場面に遭遇しないように、いろいろ手を回してそれらを回避しているのが現状だったりもするのですが。

 だから、若い頃熱中してみたり、憧れたりしていた物件が、静かに「現役」を下りている場面を見たりすると、とても悲しい気持ちになるのと同時に、「なんだよー、頑張れよー、頭使えよー」などと思ってしまうのも事実です。
 ……とか書きながら、どうやってこれから先のものを紹介しようか、上手な方法が思いつかないのですが、とにかく、一世を風靡しながら、いまだに衰えることなく、それどころか、新たな方向性を見出して、いまだに燦然と輝いているシンガー達を紹介しようと思っているのです。

 まずはサーカスの「Mr.サマータイム」。
 和製「マンハッタン・トランスファー」ともいえる彼らですが、毎年のように来日していたマンハッタンさん、最近はあまり噂を聞かないなあと思っていたら、つい先頃、リーダーのティム・ハウザーさんが亡くなったのだそうです。ご冥福をお祈りします。
 和製のほうは、(多分)まだ元気いっぱい。というよりも、ますます円熟味を醸し出し、「酒が進む」ミュージシャンになって、うれしいことこの上もなし、です。


 次は世良公則の「銃爪」。
 この方は、いまは役者としての活躍が主のようですが、やはり我々世代にとっては、あの「大股開き」パフォーマンスのミュージシャン、というイメージが強いのです。そりゃもう、画期的でしたよねあの頃は。
 しかし、現在(といっても、この映像はすでに6年ぐらい前のようですが)、大股開きの代わりになにかをフォローするための(笑)バンダナ、そして少し猫背の、子泣きじじいのような風貌を武器に(?)、とてもかっちょいいアコースティックバージョンの「銃爪」へと進化を遂げました。
 かっこいいです。1粒で二度おいしい、グリコキャラメルを彷彿とさせます(なんのこっちゃ)。


 最後は、伊東ゆかりの「あなたしか見えない」。いい歌です。
 この映像がいつのものか分かりませんが、お顔の引っぱり具合を見ても、たぶんタイムリーではなく、少々時間が経ってからのものと推測されます。しかし相変わらずの、この深い、美しい、甘い歌声はあっぱれです。
 声に関しては、この方は年齢不詳(竹内まりやそっくりだと思いますが)。もともと喉の強い方なのかなと思いますが、昔から「絶唱型」の歌手ではなかったのが、いつまでもその輝きを失わない理由のひとつなのかな、とも思ったりもします。
 そういう意味で、岩崎宏美さんとか大橋純子さんとか、「聞いてよ、アタシ、歌上手いのよ〜」的な「ドヤ顔歌手」は、年齢を経ての歌声は「だいぶ無理して歌っている感」がして、ちょっと残念だなあと思ってしまいます。
 ああ、「あたしキーは昔と全然変わっていないのよー現役よー」を売りにして、昨今、全国を回っている八神純子さんに関しては、いくら声が変わっていなくても、いろんなところが「下がって」きているのにもかかわらず、タイトなスカートをはき、まだまだイケイケよー的な歌い方が、かえって「現役感」から遠ざけてしまっている要因になってしまって、とても残念な気がします。


 まあ、結局のところ、流れに逆らわずに、ってことなのかもしれませんね。
 最初に延々と述べたことと、まったく逆のことを書いているような気もしますがね、まあいいか。
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by yochy-1962 | 2014-10-24 23:15 | 音楽 | Trackback | Comments(3)
 台風が日本列島通過中の2014年8月10日、よもや「モーニング娘。14」をヘビーローテーションで聴き入る夏を迎えようとは、神をも知ることができなかった珍事、なのであります。

 いや、彼女らのシングルが久しぶりにオリコン一位を獲得したとか、昨今の彼女らのダンスはすごいとか、ウワサはその都度耳にしていたのですが、まあオッサンには関係のない話だろうとタカをくくっていたのであります。
 しかし、なんとなくYouTubeサーフィン中にこの子達の曲を聴いた途端、んーかっこいい! すっばらしい! ブラボーッ! と「ひとりスタンディングオベーション」状態。
 これはもう、曲&ダンスのグレードにおいては完全にAKBを超えています。ルックスについては、……えっどうしてここに野沢直子が? とか、どうして鳩山夫人が? とか、思わずフリーズしてしまう物件もありますが(苦笑)、まあ、この子達はほとんどまだ10代半ばくらい、ということですから、これからどんどんきれいに成長していってくれるに違いありません。
 というよりも、あきらかに「おまえ、目いじってんだろう」ていうのがあからさまに分かるようなどこかのグループの作りモノの顔よりは、やはり自然が一番美しい、のですよ。私はそう思います。


 そこで、現在私がウォーキング中、昼休みの食事中、ニヤニヤしながら聴いているモーニング娘。の曲の中でも特に好きな曲を、いくつか紹介したいと思います。
 PVはあえてダンスバージョンでご紹介します。とにかくすごいパフォーマンス、よくよく見続けていると、どうして田中れいな(もう卒業してるんですね、この子)だけあんなに大きなリボンを許されているのか、そしてどんなにごちゃごちゃになって踊っていても最終的には田中が真ん中に陣取ってポージングをするのか、突っ込みどころは満載ですが、とにかくお楽しみあれ。

 まずは50枚目のシングル、となった「One・Two・Three」という曲。
 この曲を、若い男の子たち(たぶん素人だと思いますが)が踊った映像がYouTubeにあるのですが、これが完璧で笑えます。それも一緒にご覧になることをお勧めします。
 


 つぎは、上の曲とカップリングで出された「The摩天楼ショー」。
 これが、むちゃくちゃ「アース・ウィンド&ファイヤー」のエキスを詰め込んだ、私にとっては身悶えするくらいの大好きな曲です。
 そういえば「つんく」さんは70年代ディスコミュージックの影響をもろに受けた人ですからね、このあたりはお手のものでしょう。歌っている子達には「アースってなんぞや?」の世界でしょうがね(苦笑)。



「Help me!!」。これは、映像の素晴らしさと、ダンスの凄さに注目です。
 詞が少々「ダサい」のも、つんくの特徴ではあります。ちょっとどろくさい、ちょっと野暮ったい、というのは、大衆を惹き付けるための大きな要素ではあると思いますが、2000年代前半から中盤にかけての、「ホントにダサい」と思わせてしまった作詞からは、若干引いて、ギリギリの先でキープしているような、そんな成長が感じられます(何様のつもりでしょうか、私)。



「ワクテカTake a chance」。すでに私、カラオケで熱唱済み、です(苦笑。予定通りドンピキ、でしたが)。
 仕事中とか、電車内とか、ついうっかりと「Baby Stop Stop やめて〜 尻軽ちゃんじゃないわ〜」と口ずさんでしまうことがあり、ハッとして回りを見回すことがたびたび、であります(笑)。


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by yochy-1962 | 2014-08-10 22:41 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
「最近、伸びをすると背中がつるんだよね〜」と、つい声を漏らしたところ、めざとくそれを聞きつけた会社女子、「運動不足なのよ〜」と一言。
 確かに、日ごろ鬼の形相でウォーキングを敢行している私ではありますが、上半身に関してはなんのメンテナンスもしていないことに、いまさら気がついたのでした。

 はっ、確かにそうでした。筋肉の70%は下半身に集中しており、ウォーキングさえしていれば健康維持はバッチリ、と考えていた私が間違っていたようです。
 しかし、元来怠け者、運動神経ゼロの私にとっては、「スポーツ」「筋トレ」などという言葉は、「納豆」「くさや」「壇れい」という言葉と同等なほど、苦手なものなのであります。

 そこで、普段のウォーキングをより効果的に、アクティブにするために、iTunesに入れる曲を「思わず踊ってしまう」ものにチェンジするのが一番、と考えたのでした。
 まあ、端から見たら「変なおじさんが飛び上がったりくねくねしたりしながら歩いてる」と110番通報される恐れはありますが、そんなの関係ありません。
 すべては健康のため、なのであります。

 そこで、新しく私がiTunesに入れた曲を、ここで紹介しようかと、なんのリクエストもありませんが紹介しようと思います。
 サヨナラ〜中島みゆきさん、谷山浩子さん、そして中島美嘉さん。
 私は若返るのです(まあ選曲は完璧オヤジ仕様になっておりますが)。

まずはMax。
 昨今(といってももうだいぶ古いか)のK-POPブームに登場した、足はキレイだが人工的な顔(まあ、作り物だからな)とエフェクトされた声が、どうも私の心の琴線に触れなかった女子達に比べ、そのダンス能力はもちろん、楽曲も、全然上質だと思っているグループです。
 この「Ride on time」も、思わず体が動いちゃう、これだけでご飯3杯はイケちゃう1曲です。
 ……だめじゃんそれじゃ(笑)。


 つぎは、ブラックビスケッツの「タイミング」。
 とてもフィジカルで、いい歌です。男女のデュエットものなので、カラオケでひとりで歌うのはなかなか難しく、かといって私と一緒にカラオケに行くような妙齢「以上」の女子は、みんな「知らな〜い、歌えな〜い」となんとも頼りなく、結局ひとりでボロボロにながら歌う、ということを繰り返している昨今です。
 サビのところ、「タイミング〜♪」で、ちょっとした上半身運動ができます。端から見ると、ウォーキングをしながら上半身もくるくると動かしている図にしか見えないと思うので(たぶん、ですが)、とてもお得(?)です。


 最後はやっぱり、この方を外すわけにはいきません。Hiromi Goです。
 新御三家もそれぞれ年をとり、秀樹さんなどは大きな病気をして心配、という時が来るとは、我々も、そして「ヤングマン」を歌っていた頃のご本人も、全く思っていなかったと思います。
 そういう意味では、現在も「ジャケットプレイ」をなんのためらいもなく披露している、スタイル抜群のHiromi Goを見るのは、とてもうれしいことなのです。還暦過ぎても「ゴーゴーゴー!」を続けて欲しいと思うのです。
 あっ、といってもこの曲はもうすでに10年以上前の曲なのかな。
 とても楽しい曲です。途中で彼自身の、かつてのヒット曲のイントロと同じメロディーが入りますが、その曲をすんなりと答えられた方は、りっぱな50代、です(笑)。

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by yochy-1962 | 2014-03-30 13:49 | 音楽 | Trackback | Comments(4)

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