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編集王子

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2016年 12月 04日 ( 1 )

c0135618_20184368.jpg「今だから話すんだけど……」
 中学校の同級会の席で、だいぶ酒も回った宴たけなわの時間、クラスメイトの女子がポツリと話し始めました。


 ……って、50も超えて女子、ってことはないですが(苦笑)、まあ、いくつになっても同級生は男子、女子、なのですね。そういう、なんの利害関係のない場が楽しくて、あっという間にあの頃に帰れるのが嬉しくて、定期的に同級会なんぞを開いているのですけれども。

 で、その女子は学力優秀、スポーツ万能、まあ、そこそこ可愛い部類に入っていて……、いや、可愛いと言い切ってしまっても構いませんが(笑)。
 ただ、バレーボール部の主将として活躍していて、よく私に腕相撲を挑んでくるマッチョガールでして(中1のとき腕相撲をしたことがあり、僅差で私が負かしたことがそうとう悔しかったみたいで、その後、事あるごとに、いまだったらアタシは絶対に負けない! と勝負を挑んできたのです。こりゃ負けるぞと恐れ、もちろん私は逃げましたが)……まあ、クラスの人気者。人望も厚く、学級委員の常連さんでもあったわけです。

 中2の終わり頃でしょうか、彼女にちょっとした「ロマンス」の噂がありまして、相手はやはり、学級委員常連の男子で、彼はバスケットボール部に所属し、もちろん秀才でスポーツ万能、まあ私の次くらいにハンサムだったので、そうとうの色男と言っても差し支えなかったかと思います(はっ? なにか私、間違ったこと言ってますか?)。

 彼女も彼も、私は中学校の3年間ずっと同じクラスだったので、二人の動向を陰ながらずっと見守っていたのですが(市原悦子かよっ)、彼女のほうが彼にお熱で、彼の方はどちらかと言うと「んー、困ったなあ、嫌いってわけじゃないんだけど、好きって言うほどじゃないしなあ」って感じなのかなあと、ずっと思っていたのでした。

 まあ、美男美女、秀才同士のカップルでしたから、側から見ている我々もなんだか嬉しく、なにかにつけて「ヒューヒュー、アツアツだね~」なんて冷やかしていたのですが(当時こんな言い方をしていたのかどうかは、一切記憶にないのですがね。……ホント、当時はどんな風に言っていたんだろう)。
 とにかく、二人が付き合えばいいのになあ、付き合っちゃえばいいのになあと、みんなで心から応援していたものであります。

c0135618_20184865.jpg で、話は最初の「今だから話すんだけど」です。
「今だから話すんだけど、あの頃、彼から電話があって、いついつに私の家の近くに行くから来てと言われて、その時間に私、こっそりと出かけたんだけど、ちょうどそのとき、帰宅途中の母親に会っちゃって、なにアンタ、なにやってるのって感じで、一緒に家に戻っちゃって、結局会えなかったの」
 そのとき、彼氏はなにを言うために彼女を呼び出したのか、今となっては分かりませんが、彼女の方が彼のことを好きになっていろいろアタックしていたのではなく、どちらかと言ったら彼の方が彼女を好きで、いろいろとアタックしていたんだということが、いまになって知る真実、って感じで、一同驚きでした。


 結局その「デート」は幻に終わり、彼はもしかしたら彼女から拒絶されたと思ったのでしょうか、我々がヒューヒュー言っている間にその恋はひっそりと終わり、二人は高校も一緒だったのに付き合うこともなく、お互い別々の人と結婚して、今に至るというわけです。

 もしあのとき、無事二人が会うことが出来て、デートすることが出来たなら……。部外者はそんなことを考えます。
 運命ってものがあるのなら、もしあのとき思いが通じて二人が一緒になったとしても、結局は元の鞘に収まっていたのかもしれません。
 しかし、ホント人生っていろいろです。ちょっとしたことであっちに行ったりこっちに行ったり、私達はそのちょっとしたことに翻弄されたり、後悔したりしながら人生を過ごしていくものなんだなあと思わずはいられませんでした。

 今だから言えるんだけどと、勇気を持って話してくれた彼女にも感謝。今回の同級会は、大病から復帰して参加してくれた友人もいますし、ホント楽しい夜を共有することができました。

 しかし。
 今までの我々の中学同級会。最近はその彼女がよく参加してくれますが、その前、一度だけ、件の男子が参加したことがあったのでした。
 次回。ぜひ二人が会う機会を作って、「今だから話せること」第2弾を聞きたいものだと思いました。
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by yochy-1962 | 2016-12-04 20:20 | | Trackback | Comments(0)

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