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東京坂道百景 その13「病院坂」

c0135618_21361277.jpg 映画「病院坂の首縊りの家」といったら、金田一耕助シリーズの最終章であり、当時アイドルだった桜田淳子が堂々「演技派女優」として好演した映画としても知られていますが(ちょっとひいき目、かな)、先日「青春の坂道」を探すために、坂道マップなるものをチラチラと眺めていたら、実際に「病院坂」という名の坂があることを発見し、こちらも行くしかないと思い、「裸の大将」スタイル(笑)で、セレブな街「成城」へと向かったのでした。

 病院坂はゆるやかで、くねくねっとした坂道です。車で常に混雑していて、物思いにふけりながら歩いていたら、たちまちクラクションに脅かされそうな雰囲気の坂でもありますが、このあたりはなにげに緑が多く、とても気持ちよく歩くことができる坂です。
 坂の上に「どうぶつ病院」があり、もしやこの病院が名前の由来? なんて思いましたが、あとで調べてみたら、昔、このあたりに野戦病院があり、それが名前の由来になったという説があるのだそうです。

 で、「首縊りの家」はどこなのだろうと一瞬思ったのですが、さすがにそういう家は見当たらず(笑。あっても恐くて撮影できないね)、というより、小説「病院坂の首縊りの家」の舞台になった坂は、実は高輪方面にある坂で、路地の様子や交番の位置までもが小説の記述通りなのだとか。
 原作者の横溝正史先生のお宅が、この坂の近くにあった縁で、小説のタイトルとして拝借されたのでしょう。しかし映画のロケではこの「病院坂」が使われたそうです。近くに「東宝スタジオ」がありますから、都合も良かったのでしょうね。

c0135618_22314811.jpg さて、もう一度映画を観たくなりました。
 ロードショーの頃は高校生だった私ですが、一緒に行った友人のひとりが「オレ、淳子恐い」とつぶやいたのが、なぜか印象に残っています(笑)。
 恐ろしいシーン連続の映画でしたからね。しかし「男の子」ですから、恐い「映画」だとは言えず、責任を淳子に転嫁したのでしょう、ってなんのこっちゃ。
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by yochy-1962 | 2008-09-07 22:43 | 東京坂道百景 | Trackback | Comments(2)
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Commented by asuno-kazemachi at 2008-09-08 11:30
怖かったですよ、この映画。
(テレビで見たんですがw)
目のすぐ上で切りそろえた淳子ちゃんの前髪が、お菊人形を想像させて、伸びるんじゃないかと。
いや、伸びますよね、淳子ちゃん、生きてる人間ですから。

でもって、あおい輝彦と淳子ちゃんの組み合わせが、いまいちしっくり来ない(このふたりが愛し合うのか?)と思ったのは、私だけだったでしょか?
Commented by yochy-1962 at 2008-09-09 02:20
風待ちさま いや、あの髪型はカツラだったはずですから、たぶん伸びなかったでしょう。伸びたら恐い(笑)。
おっしゃる通り、あおいと桜田の組み合わせはなんとも「?」な感じですね。でも戦後すぐの設定だったはずですから、あまり選択肢がなかったのかも?(って作り話なのにどうしてそんなことを真剣に)

by yochy-1962