2008年 08月 09日
なぜか阿佐ヶ谷七夕まつり
どうしよっかなあと思い悩んでいるとき、「あっ、そうだ。昔住んでいた阿佐ヶ谷って、放置自転車でごったがえしていたっけなあ」と思い出し、さっそく繰り出してみたのですが、ちょうど阿佐ヶ谷は「七夕まつり」の真っ最中。パールセンター商店街を中心に駅もひらひらひら、の飾りだらけで、うわーっこれじゃ写真なんか撮れないぞ、万事休すぅ。といった感じだったのでした。
まあ、自転車も以前に比べてだいぶ少なくなってましたがね。こうなったらやけくそで、七夕まつりを堪能してしまおうと決心した私だったのでした。
阿佐ヶ谷の七夕まつりの「目玉」は、アーケード商店街の方々による、工夫を凝らしたオブジェ。ちょっと不安な気持ちになってしまうような「?」なハリボテもありますが(笑)、そのときそのときの世相が反映され、なかなか見応えがあったりします。
今年もたくさんのオブジェが飾られていましたが、ちょっと心に残るオブジェをここに紹介したいと思いま〜す(もうこの時点で仕事のことはすっかり忘れている私。真っ先に生ビールとか買っちゃうし。笑)。
まず、こんなエド・はるみさんに度肝を抜かされます。あんまり似てないし、ちょっと怖いのですが(笑)、力作ではあります。
でも、「グー」のポーズのほうが、老若男女に理解してもらえるのでは?
しかし、この鬼太郎を見てしまえば、さっきのエドさんは似ている方なのだ、と思うことができます(笑)。なぜサッカーのユニフォームを着ているのかは、不明。
こちらのオブジェは迫力いっぱい、なかなかよくできている感じです。区長賞を受賞しているようですが、これって、なんのキャラなのか、おじさん全然わかりましぇん。
ねじめ正一さんのお店は「佳作」なのだそうです。ここでは直木賞もなにも関係なさそうです(笑)。
これは「カンフーパンダ」のキャラなのだと思いますが、この邪悪な目つきに釘付けです。なんとなく中国の「まねっこ遊園地」を連想してしまうのは私だけでしょうか。
個人的には「最優秀賞」を差し上げてしまいたくなるオブジェです。爽やかとか青春とかアットホームとか、さまざまな嘘くさい言葉を一蹴してしまうような、不条理漫画を見ているような気分にさせてくれる作品(ホントに誉めてんのかよ)。下の方の魚の顔は、誰だか知らない人の写真が引き伸ばされ、貼られています。怖いです。
それにしても、阿佐ヶ谷に住んでいるときには、「えっ、七夕まつり? かったるいよ、行かねえよ」なんて斜に構えていたのですが、この土地を離れてから、生ビールなど買い求め、なかなか面白いじゃんなんて思いながら歩いているというのも不思議なものです。
そういえば私、下北沢の「天狗まつり」ってのも、一度も見たことないんですよね。今年は行ってみようかなと思った、酷暑の一日でございました。
某国の某パクリ遊園地のキャラみたいな出来のモノから、元ネタそっくりのモノまで毎年力作揃いですよね。
因みに鬼太郎は「ゲゲゲ」ではなくて「墓場」の方に似ているかと思います。でも何でFC東京のユニフォームなんだろ?
正直、仙台の七夕祭りよりおもしろそうです(苦笑)