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東京坂道百景 その8「庚申坂」

c0135618_1132533.jpg 中国の「道教」の伝説に基づく「庚申待」。これは、人間の頭と腹と足には三尸(さんし)の虫がいて、庚申の日(60日ごと)の夜、人々が眠っている間に天に登り、その人の悪事を天帝に報告するというので、庚申の日の夜は三尸の虫が天に登れないようにするため、村中の人達が集まって神々を祀り、寝ずに酒盛りなどをして夜を明かしたことを言うのだそうです。
 全国各地にある「庚申塚」はその名残りなのでしょう。庚申坂もいろいろなところにあるようですが、この坂は文京区小石川近辺にある、急勾配の、私好みの坂となっております。
 本当は、この坂の反対側、丸ノ内線のガードをくぐったところにある「切支丹坂」という坂のネーミングに興味があり、探索してみたのですが、だらだらとした、あまりオモローな坂ではなかったため、こちらの坂の写真を採用、とすることにしました。
 はるか昔、このあたりで、悪事を天に知らせたくないと思う人々が、冷や冷やしながら夜を徹して酒盛りをしていたのだと思うと、ちょっと楽しい気持ちになってきます。
 あっ、私も庚申信仰をしているひとりです。だから毎日、日が昇るまで酒盛りをしているわけですね(笑)。
 あっ、別に庚申の日限定、ってわけじゃないか。撃沈。

 しかし、この辺り、昔は木々がうっそうと茂っていて、そうとう気味の悪い坂道だったようです。しかも、文豪たちはこの坂を「切支丹坂」と勘違いしていたようで、木下順二「本郷」、夏目漱石「琴のそら音」、志賀直哉「自転車」にも、この切支丹坂(ホントは庚申坂)が登場してくるようです。読んだことはありませんが(苦笑)。
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by yochy-1962 | 2008-08-07 01:40 | 東京坂道百景 | Trackback | Comments(2)
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Commented at 2008-08-07 19:52
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by yochy-1962 at 2008-08-09 02:58
鍵さま 連絡はしていただかなくて、全然構いません。一応みなさまには言っておきますので、来られたらふらっと来てください。来られなかったらそれでいいです。あまり「行かなくては」というプレッシャーを持たないほうがいいらしいですよ。自由な気分でいてくださいね。

by yochy-1962