2008年 05月 21日
新宿「Turkish Dining ISTANBUL」
しかし、トルコ料理といったら「ケバブ」ぐらいしか思い浮かびません。ああ、ヨーグルトがたくさん使われているとか、ビヨーンと伸びるトルコアイスなんてのは見聞きしたことがありますが、辛いのか、甘いのかも見当がつかず、トルコ料理の神髄を調査せねば「グルメ王子」と名乗る資格はないぞ(名乗るだけなら勝手だろ)と向かった店が、新宿3丁目にあるトルコ料理の店「イスタンブール」なのでした。
いや、「激辛会」を名乗る連中の食事会に私も仲間入りさせていただき、楽しい時間を過ごさせていただいたのでした(まあ、今回は激辛料理、ってわけじゃなかったけどね)。みなさま、どうもありがとうございます。
まずは前菜盛り合わせ。ヨーグルトと人参、ヨーグルトと揚げナス、豆とごま、野菜とハーブなどをそれぞれ練り上げたディップを、ごまの風味が香ばしいパンにつけていただきます。
どれもやさしく、食べやすい味になっています。野菜とハーブのディップがちょっとピリッとした感じで、特にグー、だったかな。
トルコのビールはあっという間に飲み干され、こんな酒をオーダーしてみました。
「ラク」という、ぶどうと「アニス」の実から作った、トルコ独特のリキュールです。無色透明の液体が、水で割ると、たちまちこんなカルピスみたいな色になってしまうのが不思議。そして、「薬草酒」のような、くせのある味にびっくり! 最初はムムッ、なんじゃこれ、と思ってしまうのですが、慣れて来るととてもおいしく感じるのが不思議です。
さて、お待ちかね、ケバブの盛り合わせです。トルコはイスラム圏なので豚肉は食べません。牛肉、ラム肉、チキンは食べるのですが、下味をしっかりつけ、香ばしく焼き上げたり、つくね状にしたこの料理は絶品でした。
こちらはマントゥという(饅頭の語源か?)、いわゆるトルコ風の水餃子です。
トマトソースとヨーグルトソースの海に浮いている水餃子で、一瞬ゲゲッとしますが、これがとてもおいしい。イタリア料理をも思わせる味で、もしかしたらどちらかが影響を与えているのかもしれませんね。
オーダーする順番がメチャクチャですが(そんなの関係ねえ!)、カリデスサラダという、海老が乗っかったサラダです。
やはりヨーグルトを加えているのか、甘酸っぱくておいしいサラダでした。
その他、トルコ風のピザやブドウの葉っぱを巻いたピラフ(ちまきみたいなものですが、こちらは冷やしてあるのが特徴)もオーダーしたのですが、最近お顔も胃もすっかり小さくなった(自称)私はここらへんでギブアップ。牛のようにがっつがっつと食いまくる(し、失敬)みなさんの姿を、ぼーっとしながら拝見しておりました。
みんな、そんなに食べて、よく太らないねえ。車でいったら、とんでもなく燃費が悪いと思うんだけど。オレなんかさしずめ、ものすごく燃費のいい「エコ・カー」だよね(苦笑)。
「激辛会」、今度はチュニジア料理に挑戦、なのだそうです。ぜひ今度も会に混ぜてもらおっと。
隠れる必要もないんですが。。(笑)
私もマントゥ大好きです。お菓子は食べなかったのですか?
次回は是非お誘い下さい!
お菓子は食べませんでしたが、アイスクリーム(伸びなかったけど)と、どろっとしたコーヒーは飲みました。ベトナムコーヒーみたいな作りなのかな、ちょっとびっくりでした。
なーんてね、今の人は???てな感じでしょうが…
さてさて、「世界三大料理」にトルコ料理が入っているのを初めて知って驚いています。
中華とフランスは分かるような気がしますが。
もう一つは…
う~ん、そう言われてみると思いつかないねぇ。
しいて言えば加賀屋じゃないの?
にこけん三大良店はいまのところ、神楽坂加賀屋、早稲田加賀屋、そして大山の鏑屋ってとこかな。まだ取材件数が全然足りないけれど。