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編集王子

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Thank you !!!

「ありがとう」「すみません」は言葉の潤滑油

 この頃強く思うのは、「ありがとう」「すみません」というような言葉を使わない、いや、使えない人が多くなったなあ、ということです。

 私が知る限りでは、30代から40代前半に、そういう人が多いようです(10代、20代の人たちの生態はほとんどよく知らないだけなのかもしれませんが)。いや、現在仕事で関わっているその層の人たちは、常識をわきまえた、私なんかよりずっと言葉遣いのきれいな、素晴らしい人たちばかりですので、それ以外で出会う人の中で、ということなのですが。

「おやっ」と思ったり、ちょっと「カチン」と思われるようなふるまいをしてしまった場合、真っ先に「すみません」「ごめんなさい」という言葉を使うのが、私が思うところの「常識」です。
 最初に「すみません」という言葉が出てくれば、この言葉に潤滑油的な効果があるのか、された方も、ネチネチとその無作法なふるまいに対して咎めたりはしないでしょう。まあ、もともとたいしたことではなかったりすることなので、笑いながら「かまへん、かまへん」という気分になることができます。
 しかしなんの悪びれた態度もなしに、その件についてスルーしようとしたら、別にこちらが怒るほどのことではない、たいしたことではなかったとしても、おじさん(私)は黙っていません。
「まず最初にごめんなさい、だろ」とニコニコ笑いながらですが、ちゃんと言うようにしています(竹中直人か、って感じですが)。

「謝罪しろ」と言っているのではありません。人と人の付き合いの中では、そのくらいの「人を思いやる気持ち」を言葉で表現するのがエチケットだと思うのです。

 また、こちらが相手のことを思ってなにかしてあげたとき、また、お酒をおごったり(めったにありませんが)プレゼントをしたとき(めったにありませんが)など、どうして「ありがとうございます」という言葉がすらっと出て来ないのだろう、と思ったりもします。

 まあ、ホントにたいしたことではないので、ひれ伏しながら「ありがとうございます」などと言われても困るのですが(かえって嫌味だよね)、何事もなかったかのようにさらりとしていられると、申し訳ないけれど、常識知らずの人なんだなあ、こういう人とはあまり仲良くしたくないなあと思ってしまいます。

 それで、これらのことに対してちょっと注意じみたことを言ったりすると、「どうして謝らなきゃならないんですか」と「逆ギレ」してみたり、「そういうことなら、どうしてもっと早く言ってくれないの」などと、えっ、結局悪いのはオレなの? と思わせるような責任転嫁をしてくださったりします。で、絶対に「ありがとう」「すみません」は出てきません。
 自分からは謝ってはいけないとか、そういうアメリカ仕込み、あるいは中国仕込みの教育でも受けて来たのでしょうか。また、「まわりは敵か家族か使用人」という某田中家の家訓(?)に心酔した結果のことなのでしょうか。

 日本語は難しい、と海外の方はよくおっしゃいます。しかし幸いなことに、母国語として使っている私たちなのですから、そんなに難しいはずはありません。その細やかな、謙譲の精神に則った、人の心を思いやった日本語の言葉遣いを、もっと上手にできるようにしたらどうかと思うのです。
「ありがとう」「すみません」は、人の心を和ませる、言葉の潤滑油だと思います。シチュエーションによっては「サンキュー」でも「ゴメンネ〜」でもいいと思います。人の心を思いやることができた上でのコミュニケーションが、平和で、幸せな時間を作ってくれるのです。

 まあ、これは「天に向かって唾を吐く」ようなもので、私自身もつい、本意ではなくても、ちょっとした言葉の綾でムッとされたり、傷つけてしまうことが多々あります。これからも気をつけなくちゃと思っているところです。
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by yochy-1962 | 2015-12-20 22:55 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)
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