2015年 02月 20日
かき! カキ! 牡蠣の家!
ただ、すっかり歳を取ってしまった私の脳味噌が、ブログにアップする前に「YOU LOSE」の札を上げてしまい、写真は撮るものの結局お蔵入り、の繰り返しでありまして……。
今度一気に「水子供養」でもしないといかんかなあと思う今日この頃なのです。
で、先日、友人から「こんなものがあるぜよ、行くっきゃねーぜよ」と誘われたのが、大手町で開催されている「牡蠣の家」という特設フェアなのでありました。
なんでも、これはキリンビールが主催、東北復興ということで、宮城県のおいしいものをたくさん揃えて、我々呑ん平のご機嫌を伺うという企画のようです。
普段あまり馴染みのない場所だけあって、無事にたどり着けるかなあという不安はありましたが、なんの迷いもなく現地に到着。やはりここは呑み助だけあって、友人も含め抜群の嗅覚を発揮して現地に集合したのでありました。
オフィス街でありながら、このあたり、ぷうーんと香ばしい香りが立ち上っています。近くで残業中の方には、苦行のような香りだったでしょうね〜けっけっけ。
我々は焼き牡蠣、海鮮鍋を含む、飲み放題3800円というコースをチョイス。
やはり最初は一番搾りで乾杯です。飲み放題ということで、この時点で、我々3人の目は吊り上がった状態です(苦笑)。
そうです。負けてなるものか。
まずは焼き牡蠣を賞味いたしました。
でっかーい! です。これがひとりにつき5つも食べられるのです。もうこれで元は取ったような感じです。
しかし、考えてみたら、ふだん自宅で焼き牡蠣ってなかなか食べないですよね。鍋とか、炒め物にするくらいで、そうそう、フライも油がもったいなくて、なかなか作ることはありません。
さてさて、どんなお味でしょう(すでにこの時点で一番搾りお代わりの私)。
見よ、このぷりっぷり、肉厚の牡蠣様。
一応ポン酢などもありましたが、潮の香りがしっかり入っているので、全然必要ありません。というより、ジューシーなおつゆをいただくには、かえって邪魔かもしれません。
美味。美味。美味。大満足です。
このほかに、宮城県産のわかめの酢の物(肉厚。ふえるワカメちゃんなど消えておしまいってくらい)、タコの唐揚げ、貝ひものなんとか(なんだっけ、思い出せない)、笹かまぼこ(正直、これは余計。まあ、宮城フェアだから仕方ないか)、そしてこの海鮮鍋です。
鍋というより、アヒージョ(でいいんだっけ?)みたいな感じで、たっぷり海のエキスが染み込んだスープと海の幸を堪能する、という算段です。
野菜はほとんど入っていません。まあ、野菜は家で食べなさい、ってことですね。美味しかった。
そのほか、我々はアラカルトで牡蠣フライ、そしてこのスルメイカなどもオーダーしまして、おひとりさま4000円ちょっと。
とてもリーズナブル、かつ、満ち足りた気分で大手町をあとにした、世捨人三人でございました。
ああ、ちなみにこのフェア、3月中旬までやっているようです。
我々は呑み助なんで飲み放題というコースをチョイスしましたが、料理を堪能したい、という方は、アラカルトでも十分だと思いますよ。
となりの席の女子会は、でっかーい椎茸とか、帆立とか召し上がっていて、ホントおいしそうでしたもん(ウチのヒロがちょっかい出して、大変失礼しました。殺しておきましたので、ご勘弁ください。まあ、このブログなんかご覧になっていないでしょうけれど)。
こちら岡山県では日生(ひなせ)とか虫明が牡蠣の産地です。一斗缶をお歳暮にいただいてお正月に3日がかりで一家で堪能というのが長年の習わしだった時期もありました。半斗缶で購入して3,000円くらい、かな。ざまーみろ、東京、といった感じ。(ざまーみろ東京―私としたことが下品で失礼)
それはもう、焼いたり蒸したり、何もつけずに貝のおつゆだけで十分です。
豊かな海産物をお召し上がりになって、生きてて良かった、と思われたことでしょう。
焼き牡蠣ってのは、あんまり自宅で食べる機会もないですし、ほかのものもたくさん食べたんで、5つあれば十分でしたよ。
それにしても一斗缶の牡蠣、ですか。来年のお正月にはそちらに伺います(笑)。