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編集王子

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オバちゃんたちによる、ランチタイム・ショータイム!

 ときどきランチとして使う、夜は居酒屋として営業しています的なお店があるのですが、これが、いつも行くたびに「トホホ」な気持ちになり、あーこりゃダメだ、もう行くのは止めよう、と決心してしまうくらいの凄いお店なのです。

 とか言いながら、つい、心に余裕があるときなど、なんだかニヤニヤした気持ちになって足を運んでしまい、そしてやっぱり、あーダメだ、他の店にすればよかったともれなく思わせてくれるのですから、そのトホホぶりは盤石なのです。
 ダメだと思いながら入ってしまう私の精神が、そうとう病んでいるとかそうとう荒んでいるとかの話は、また別にしておきますが(苦笑)。

 いや、そのお店のランチは「本日の定食」が750円で、まあ、このあたりのランチの価格としては良心的です。しかも、ご飯おかわり自由、サラダ大盛り可と、なかなかな太っ腹。
 そして、味噌汁は多少味は薄めですが、人参やら大根やらを入れた豚汁風で、野菜不足を解消するのにうってつけ。さらに、定食には必ずミニサイズの「おそば」がついていて、動脈硬化に怯える中高年サラリーマンにとっては、涙が出るほどうれしいことこの上もなし、なのでございます。
 まあ、別にそばが食いたけりゃ立ち食いそば屋にでも行けばいいし、第一、だいぶ前に茹で上げられて、すっかりのび切ってしまったそばなんか食いたくないがね、という本音は封印して、ありがたくその「まごころ」をいただいているのでありますが……。

 しかし問題は、そこで働く、平均年齢65歳以上はあろうかという3人ほどの「お運びシスターズ」なのです。
 いや、オバちゃんたちは、昼時の殺人的な忙しさに決して屈することなく、てきぱき、てきぱき、「◯◯さん、あちらにお茶を」「こちらにご飯をお願い!」「ああお会計! 少々お待ちくださ〜い」などの大きな声が飛び交い、常に動き回っています。とてもアクティブなのです。

 でも、威勢がいいのはかけ声だけで、よくよく見ると、オバちゃんたちはただ動き回っているだけで、そこを通り過ぎる間に、この食器片付けていけばいいのにとか、何回オーダーを言わせれば気が済むんだよプレイかよ、オーダー聞いたらすぐに伝票に書けばいいだろが……的なことが多過ぎるのです。
 そして、結局頼んだものと違うものが出て来るのは日常茶飯事です。先日は、私の前に「はい、チキンカツ定食、ご飯少なめ、おまたせしました」と、ドドーンと頼みもしない料理が運ばれ、「いえ、頼んでいませんが(特にご飯少なめなんて、口が裂けたって言いませんが)」と言ったところ、オバちゃんはフリーズ。「あっ、失礼しました」とすぐに下げればいいのに、「もう出しちゃったんだから、これでお願い。和子のお・ね・が・い」というような目で懇願してきます。
 結局、そのチキンカツ定食は隣りの席の方のものだったのですが、「ご飯少なめ」はずっと私のテーブルに置かれたままで、仕方がないからご飯少なめという屈辱(?)をいただくことになってしまったのでした。

 それだけでなく、おや、消費税増税とともに、おそばを出すのをやめちゃったのかなあと思いながら食事を終えそうになった頃、「おそば、来てます?」と後ろからいきなり抱きつくようにタッチされ、「いえ、まだ」と言ったとたん、「ちょっと◯◯さん、しっかりしてよ、おそば出してないじゃない!」とまるで私が叱られているような感じで他のオバちゃんを恫喝。まあ、なければないでいいんだけどなあおそば、と思いながら、すでに満腹になったお腹に押し込めるようにして食べたこともありました。

 この「お運びシスターズ」の「センター」であろう女性は、推定年齢60歳、クレオパトラ風の髪型(茶髪)と大阪のオバちゃん風のファッションセンス、浅丘ルリ子的な化粧で、通り過ぎるたびにちょっときつい香水の香りを(定食屋なのに)振りまいているのが特徴です。
 どう見ても70歳は越えているだろう、ミヤコ蝶々似のオバちゃんは、あまり自分でせっせせっせとものを運んだりするようなことはなく、突然姿が見えなくなったと思うと調理場から姿を現したり、レジに待機していたり、神出鬼没(背が低いんで、すぐに見失ってしまうのだと思います)。イリュージョンの世界に我々を誘ってくださいます。
 あとの1人ないし2人(このシスターズが何人構成なのかよく分からないのです)は、はっきりいって「オミソ」。AKBでいうと誰に相当するかは分かりませんが、ミスばかりしても「泣いちゃダメ、笑うのよ!」とばかりに、彼女達の心の中では「キャンディ・キャンディ」の主題歌がリフレインされているに違いありません。

 客席は40席ほどの店で、ランチ時はそれほど面倒なオーダーをする客もいないと思われるので、お運びさんは3〜4人いれば十分だと思われるのですが、とにかくそんな調子ですから、なかなか手際よく客を回転させることができません。「いらっしゃいませ」とかけ声ばかりは威勢がよくても、まだ片付けられていない食器だらけのテーブルに案内され、いつまでたってもその食器を片付けてくれないお店では、いくら無抵抗主義の、ガンジーのような客でも「だめだこりゃ」の捨て台詞を吐いてしまうこと、必至なのです。

 で、こうして、この店に入ったら「長期戦」になることを覚悟して、スマホをいじっている振りをしながら、少しずつ少しずつ「オバちゃんたちのショー」のレポートを書き溜めている私こそ、時間を無駄にしない、有意義なランチタイムの過ごし方の模範、なのかもしれません、って違うか(笑)。

 まあ、頑張って欲しいものです、オバちゃんたちには。
 「おそば」は、やめてもいいと思いますがね。
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by yochy-1962 | 2014-04-27 21:03 | ひとりごと | Trackback | Comments(4)
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Commented by こはる at 2014-04-28 00:10 x
そこってどこにあるの?
人形町?
そんな光景をみたことがあります(笑)
Commented by kurashiki-keiko at 2014-04-28 00:56
うーん、たぶん同世代に近い私といたしましては、他山の石と申しますか、ばたばた台所で忙しく献立を考えつつ立ち働いている割には終わってみると器具など片付いていなかったり、調理台に出しっぱなしの物が多数あったりと、すっきりした台所にはなかなかならないのが悩みです。料理が終わって食卓に出すと同時位に調理台のほうもすっきり片付いていればなあ、と思う今日この頃、無駄のない動き方は永遠の課題、お姉さま方も、振り向きざまに食べ終わった食器を片づけ、こちらでは注文をしっかり聞き、と無駄なく動ける日はなかなか来そうにないですね。お客のほうがストレスたまりそうですね。
Commented by yochy-1962 at 2014-04-28 13:23
こはるさま いえ、新宿のお店です(^o^)。
Commented by yochy-1962 at 2014-04-28 13:29
kurashikiさま ここのお運びシスターズは、とにかく頭使ってないのがトホホ、なのです。仕事している以上、それもランチ激戦区にあってこういう仕事ぶりはいかん、と思います。オバちゃんだから許して、は通用しないのですね。

by yochy-1962