2014年 04月 18日
錦糸町 立ち飲み処「酌(COO)」
にこけん(煮込み研究会)隊員のジンちゃんが店主を任された新店、錦糸町の「酌(COO)」に満を持して初潜入、立ち飲みの醍醐味を堪能させていただきました。
この店はいわゆるキャッシュオンデリバリー、最初に90円ごとに区切られた1000円分のチケットを購入し、そこからチケットをちぎってオーダー(ただしこれは消費税5%時の話なので、いまは違っているかもしれませんが)、という明朗会計方式を採用。飲むだけ飲んで会計を見て真っ青、を回避でき、大変良心的です。
まあ、おつまみの多くは180円と、ここで真っ青になるには、相当な長期戦で挑まなくてはならないと思いますがね(笑)。
とりあえずはビールで乾杯。サッポロのラガーというのが、なんだか新鮮です。
しかし、その後の焼酎でしたたかに酔っ払い(なんてったってやかんに入った焼酎を、ストップというまで注がれるんですからね。焼酎のお茶割り、じゃなくてお茶の焼酎割り、という状態を数杯。酔っぱらうわけだ)、この夜は、その後の行動の全てを把握していない状態になってしまうのですがね、でへへ。
煮込みはまずまず及第点(生意気にも評価しちゃってます)。しっかりと煮込まれ、柔らかくなったもつが美味です。しかしちょっと優等生的、かな。
もっとくったくったになった、昨今の石川さゆりみたいな煮込みが私は好みです。まあこれは、この店が5年後まで生き延びたあたりに堪能できることでしょう。楽しみにしています。
料理はすべておいしく、キッチュな雰囲気も、気取らず楽しむのにうってつけです。
お勧めはイカのガーリックバター焼き(だったかな。写真では奥にちょろっと見えてます)。同行の「さすらいの大衆酒場ハンター」S氏が絶賛。2皿もたいらげておりました。
錦糸町という街自体、私にとっては海外旅行に行くくらい、決心がないと行くことがない街なので、「でへへ、きょうも来ちゃった」的なユーザーになることができず、申し訳ないことこの上もなし、なのですが、ああ、こういう店が家の近くにあったらなあ、と思わずにはいられません。
そして、機会があったらこういうことをしてみたい、とか言い続けているわりには何にもできていない私にとって、着実に夢に向かって前進し続けるジンちゃんを尊敬、そしてこれからも応援したいと思っています。また行きますね〜。