ブログトップ

編集王子

newyochy.exblog.jp

Thank you !!!

一度持ちたい反射神経

 自分に運動神経というものが「ない」ということは、小学校高学年になっても自転車に乗れなくて、家族から不安な目で見られていたときから、あるいはスポーツテストのソフトボール投げで、ひとりだけ「おい、砲丸投げかよ」と突っ込まれるくらいの距離しか投げられなかった頃から分かっていることですが(苦笑)、この度、「ああ、オレには反射神経も備わっていないんだ」と、つくづく思い知らされた一件があったのでした。

 それは、先日の昼飯時、会社近所に新しくできた某チェーン店で食事をしたときのことでした。
 店は混雑のピークを越え、いくぶん余裕がある感じに見受けられましたが、それでも人気のチェーン店、この近辺には最近出来た新店ということもあり、店員さん達は威勢よく、きびきびとした感じで働いているようでした。

 その日の私は、朝から「きょうは牛あいがけカレー豚汁サラダセットを食うぞ!(店名言っちゃってるようなものだね)」と決めていましたので(まったく、飯のことしか考えてないな相変わらず)、カウンター席につくと同時に、メニューも見ずに、「牛あいがけカレー豚汁サラダセットね!」と、ニヒルに、かっちょよく決めてみせたのでした。

 しかし、そのときオーダーを取りに来た若い女性の店員さんが、「◯#%&※♫▲?」と私に問い正したのでした。
 そう、その女の子、威勢はものすごくいいのですが滑舌がものすごく悪く、顔を見ながら集中して聞いていないと、なにを言ってるのか全くわからないのです。
 私はたぶん、後に言った「豚汁セット」というところが彼女には聞き取れなかったのかと思い、
 「えっ、豚汁とサラダのセットで」ともう一度言い直しました。
 
 すると、彼女はまた滑舌の悪い言い方で「◆◎★@$ФЁё〓?」と私に問いかけて来るのです。
 「えーやだなあこの子。耳が遠いのかな。それに何言ってるのか全然わからん」と思い、ちょっと大きな声で「はい、豚汁とサラダのセットね」と、(なんでこんなにトン・トンと言わせるのかよ。プレイかよ)と思いながら言いかけたところ、「……セットね」という言葉を遮るかのように、くい気味に、ものすごく大きな怒鳴り声で、

 「サイズは小・並・大どれにしますか!!!!」
と、私を脅かしてくださったのです。

 しかし私はとっさに、(ああ、それが知りたかったんだ。そういうことね)と、「あ、ああ、並で」と彼女に告げ、牛生あいがけカレー「並」の到着を待ったのですが……。

 ちょっとずつちょっとずつ、なんかおかしいぞ、と鈍い私は思い始めたのでした。
「どうしてオレ、そんな怒鳴られ方しなくちゃならないんだろう」……。

 そうです。あんなに滑舌悪く、早口で何か言われても、こちらは昼休みのホッと一息という「オフモード」で席に座っているわけで、余計な頭を使いたくないんだよな……っていうか、もし百歩譲ってオレが悪かったとしても、怒鳴られる筋合いじゃないだろう。いままで、この手の店で店員に大声で怒鳴られたことなんかなかったよなあ。

 と考えていくうちに、ふつふつふつ、と怒りが込み上げて来たのでした。
 これは黙っていていいのだろうか。店員に言ってやるべきじゃないか。
 というか、「なんだその言い方は! 不愉快だ! 帰る!」と席を立って帰ってもいいんじゃないか。

 ……というような気持ちにまでなったときには、「はい牛あいがけカレー豚汁セットお待たせしました」と、ごはんが私の前に到着していたのでした。

 ……なんだかいやーな気持ちで、ぼそぼそとカレーを食べた私でした。
 こんなとき、反射神経のいい方なら、怒鳴られた瞬間に椅子を蹴って店出て来ることができるのになあ、ああ、オレの鈍さは致命的だよなあ、とつくづく思っているところであります。
 で、それからまたしばらく経ってから、イジイジとブログで書いている私も私、なのですがね(苦笑)。

c0135618_2211083.jpg で、今夜はやけ酒です。
 ……ウソです。悪い酒など絶対に飲みません。
 こちらは紀州、南高梅で作った「寿夢」という梅酒。いただきものです。
 濃厚な梅酒感が素晴らしい、ホッピーばかり飲んですっかり庶民に成り下がってしまった我が舌に、ガツンとカツを入れられたような美味。ゴチです。
[PR]
by yochy-1962 | 2012-03-18 22:56 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://newyochy.exblog.jp/tb/17685307
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。

by yochy-1962