2011年 12月 07日
カバーボーイズ
ですから、決して現在の歌がつまらないからカバー曲が売れるのではなく、いい歌は時代を超えて歌い継がれていくものだ、と解釈した方が正しいのかもしれません。
で、私の好きな「カバーガールズ」を紹介しましたので、「カバーボーイズ」も紹介しなくては不公平ではないかと思い(誰からもツッコミ及びリクエストはされておりませんが)、きょうもYouTubeサーフィンを敢行。こんな珠玉の三曲を集めさせていただきました。
まずは平井堅が歌う「Woman〜Wの悲劇〜」。彼がこの歌を歌っていたことは、正直私は知りませんでした。
この人も「大きな古時計」「見上げてごらん夜の星を」等、結構カバー曲を発表していますが、そのどれもがオリジナルとは違う、彼独特の世界を作り上げているのはさすがだと思います。歌、上手いよね〜。またコンサートに行きたくなっちゃった。
つぎは、これぞ私が「カバー曲キング」と推したい、井上陽水の「花の首飾り」。
ザ・タイガースの往年のヒット曲が、歌手が変わり、アレンジが変わるだけで、これほど素敵な、ドラマティックな曲になるとは驚きです。これはすでにカバー曲などではなく、陽水オリジナル曲と言ってしまっても過言ではないくらい素晴らしいと思います。
最後は、現在ドラマ主題歌として再び脚光を浴びている、スピッツによる「タイム・トラベル」。
オリジナルはご存知、原田真二です。しかし今の若い人は原田真二って誰? って感じなんでしょうね。この音源は99年頃のものだそうですが、本家よりも草野さんのハスキー声に合っていて、私はこちらのほうが好きです。
ああ、でもベスト・オブ・タイムトラベルは、もちろんこの私、王子版「タイム・トラベル」ございますよ〜。ピアノ弾き語りで歌っちゃいますよ〜(笑。でも最近全然弾いていないから指が鈍っちまっていますが)。
しかし、ユーチューブに見に行ったら、加橋かつみが歌っていたり、かつてのGSメンバーが出ているのもあったりして、そっち世代の私は懐かしく拝見できたのでした。
陽水さんのカバーももちろんよかったですけれど。